近年子どものスマホなどの携帯端末の所有率が高くなってきていますが
その分子どものスマホへのセキュリティや防犯対策も普及してきているように思えます。
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,000円で使える小中学生向け格安スマホ!
スマホの低年齢化と保護者の責任
子どもがスマホを持ち始めるのが最も多いのが
小学生高学年 ~ 中学1年生(中学校入学時)と低年齢化が顕著です。
反面で小中学生ではネットリテラシーが低く(無く)ネット上の危険が分からない状態です。
しかしスマホなどの携帯端末では、知りたい情報に自由にアクセスできてしまいます。
スマホで自由に情報を得られるという事は、
当然出会い系やアダルト・有料会員登録や個人情報漏えいなどのあらゆるリスクも負うことになります。
以前では子どものスマホのセキュリティは無防備な事が多く
「スマホを子どもに持たせた翌月に高額請求が来た」
なんて日常茶飯事でしたが、
最近は保護者側の意識や、様々な喚起もあって以前より少なくなったように感じます。
参考「子どもにスマホを持たせる注意点! 【有料登録・課金】驚異の平均請求金額は?」
特に最近ではキャリアや格安SIM側で
子どものスマホのセキュリティ対策を導入してくれるのが大きいですね。
まだまだ子どものスマホ管理が十分ではない家庭も
しかし子どもにスマホを持たせたきり、全くセキュリティオプションや設定をしていない家庭も未だにあります。
2016年に中学生の保護者に聞いた
子どものスマートフォンや携帯端末のセキュリティ対策の調査結果です↓
セキュリティアプリを入れている | 26% |
キャリアの提供するセキュリティオプションに加入 | 20% |
スマホに付いている機能制限の設定を使っている | 19% |
フィルタリングアプリを入れている | 11% |
特に何もしていない | 27% |
分からない | 25% |
という結果になっています。(※複数回答可能なので合計値が100になりません)
多くの保護者が何かしらの、小中学生の子どもに害のあるコンテンツへのフィルタリングなどを実施しているようです。
しかし「何もしていない」と「分からない」と回答した保護者がそれぞれ4分の1ずつなので
子どものスマホへのセキュリティはまだまだ普及が必要な状態であると言えます。