子どもにスマホを持たせる時に必須の機能制限ですが、
格安SIM・格安スマホを持たせた場合は大手キャリアと違って保護者が自分で機能を導入・設定する必要があります。
無料のフィルタリング・防犯アプリを導入する方法もありますが、
子どもの勝手な課金を制限する場合はプレイストアが絡むので、iPhoneやAndroidの標準設定で制限可能です。
・アプリやゲーム内での課金
・有料アプリやサービスのダウンロード
など子どもの勝手な課金を事前に制限する事ができます。
近年子どものスマホ所有の低年齢化が進むむに連れて高額請求のトラブルも増加しています。
Androidの課金制限の設定方法は「子どもがスマホでアプリ・ゲーム課金を防止する方法【Android】」にまとめてあります。
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子どもがiPhoneの場合の課金設定の方法:ファミリー共有機能
iPhoneなどのiOS(iPadやiPod touch)の場合はファミリー共有機能を使う事で子どものアプリの把握・管理や課金制限をすることが可能になります。
iOSのファミリー共有機能について詳しく説明します↓
iOSのファミリー共有機能とは
ファミリー共有機能とは、家族間でそれぞれが購入したアプリなどのコンテンツを共有できる機能です。
家族最大6人まででグループを作り、保護者1人が管理者(ファミリーオーガナイザー)になります。(管理者が家族をグループに招待するLINE形式です。)
ファミリーグループのメンバーが購入した曲、アルバム、映画、テレビ番組、ブック、アプリは、ファミリー共有の設定をすることでメンバー全員が利用可能になります。(他のメンバーが購入したものも購入済みになる)
もちろん知られたくないものは共有非表示にできます。
ファミリー共有機能を使った子どものアプリ課金の制限方法
今回の子供のアプリなどの把握と課金防止に使えるポイントは以下です↓
◆家族メンバーが購入したコンテンツの代金はすべて
ファミリー共有の管理者のアカウントに請求される
◆子どもに対して「承認と購入のリクエスト」を有効にしておきます。
そうすることで支払いの決定権は管理者にあるので、子どもが何かを購入をしようとすると、
管理者にアラートが送信されるので把握可能です。
◆その後管理者は自分のデバイスで子どもの購入アイテムを確認してから、購入を承認または拒否できます。
これは有料と無料のどちらのダウンロードにも適用されます。
(正確には「承認と購入のリクエストが有効になっているアカウント」)
お分かりいただけたでしょうか。
つまり保護者が管理者となって子どもをファミリー共有に招待してメンバーにした後に
子どものアカウントに「承認と購入のリクエスト」を有効にすることで
全ダウンロードやアプリ内課金を把握し、購入をこちらで承認・拒否できる訳です。
購入は全て保護者側でチェックし、問題ないものだけ承認すれば高額請求のトラブルを軽減できますよね。
また単純に家族でアルバムを共有したりもできるので
保護者と子どもがiPhoneなどのiOSを使っている場合はファミリー共有でしっかり把握・制限できる状態を作っておきましょう。
ちなみに子どもはiPhoneだけど、自分(保護者)がiOS以外の場合、
パソコンにiTUnesをインストールすれば問題なくファミリー共有の設定が可能です。
詳しくはAppleの公式ページをご参照下さい。
最初から設定が使える格安SIMも存在する
最初から課金等のフィルタリングオプションが使える格安SIMも少なからず存在します。
格安SIM最大のメリットである「低価格」と子どもの「安全性・管理」を両立できるとあって
2017年に入って口コミを中心に保護者に人気が出てきています。
詳しくは「【安さ】と【安全性】を両立! 子ども用キッズスマホ&ジュニアスマホ最強はこれ!【完全版】」にまとめてあるので是非ご参照下さい♪