格安SIMでいくら安くなる?キャリアと料金比較【2年で平均5万円節約可】

多くの格安SIMを次検討している人の関心は以下の3点に集約されます。

◆1.3大キャリアから格安SIMに変えるといくら安くなるの?
◆2.格安SIMだと3大キャリア(DOCOMO au Softbank)に比べて何が悪くなるの?

そしてその次のステップに

◆格安SIMに切り替えの手順は難しいの?どうやるの?

となります。(僕がそうでした)

今回は
「2.格安SIMに切り替えるといくら安くなるのか
を徹底調査しました。

【3大キャリア VS 格安SIM】端末代も含めて2年で料金比較してみた

基本料金だけで比較しがちですが、実際には「本体代+基本料金」の実際にかかる金額の比較をするべきです。
なぜなら3大キャリアには本体代割引があるので、加味しないとフェアな比較とは言えないからです。

しかし!

3大キャリアで端末を購入した方が、本体代割引があって安く買えると錯覚しがちですが、
格安SIMと比較して基本料金が高い分で帳消しにするどころか、SIMフリー端末+格安SIMの方がかなり安いです。

以下は3大キャリアで本体代を24ヵ月分割購入した場合と、SIMフリー端末を購入+格安SIMを24ヵ月使用した場合の合計金額の比較です。
※iPhone7 5Gでの比較です。

キャリア契約の場合(au)

料金(1ヵ月分) 料金(24ヵ月)
端末代-本体割引 3,300円 79,200円
基本料金 4,400円 105,600円
2年の総費用 184,800円

DOCOMO au Softbankでは本体代も含めて2年間で平均184,800円の総費用

対して格安SIMの場合

格安SIMの場合(平均料金)

料金(1ヵ月分) 料金(24ヵ月)
端末代(初月購入) 78,000円 78,000円
基本料金 2,200円 52,800円
2年の総費用 130,800円

格安SIMの場合、本体代(初回購入)も含めて2年間で平均130,800円の総費用

かなり差が出ましたが、格安SIMにすることで2年間で5万円以上も差が出ます。
自分で計算してみて驚きです!

格安SIMの毎月の料金は高めに2200としましたが、より安いプランにすれば更に差がでることに。
これが塵も積もればってやつですね。

やはり基本料金の差が相当大きいと思います。
格安SIMというか、3大キャリアの基本料金が高すぎるって話ですよね。

【格安SIMと比較】月々の料金は実際にはどのくらい安くなるの?

格安SIMを検討している人は最も気になるところですよね。

月1000円以下で使えても、実際には使い物にならなくて
オプションを含めると結局キャリア時と同じになってしまったりするのでは?

そんなネガティブな意見も僕も初期はありましたし、
安かろう悪かろうな世の中なのでそう考えるのは自然です。

なので「キャリア契約者の月額料金の平均」と「格安SIM契約者の月額料金の平均」を比較してみました。

3大キャリア利用者と格安SIM利用者の月額料金の分布です。
全体を100%として、その料金帯のユーザーの割合を%で示しました。

月額料金帯 3大キャリア 格安SIM
~999円 1.1% 14.2%
1000~1999円 1.5% 47.2%
2000~2999円 3.0% 17.0%
3000~3999円 3.3% 11.3%
4000~4999円 6.2% 5.7%
5000~5999円 10.5% 0.9%
6000~6999円 15.2% 1.9%
7000~7999円 17.1% 0%
8000~8999円 16.0% 0%
9000~9999円 9.4% 0%
10000円~ 12.8% 0%
未回答or不明 3.9% 1.9%

※参考「MMD研究所の2016年スマートフォン利用料金に関する調査」

表からわかるように、格安SIMで5000円以上の月額料金を支払っている人はほとんどいません。

平均値をとると

3大キャリアの月額料金平均値:7433円
格安SIMの月額料金平均値:2067円

なので平均で月額5366円安くなっています。
なのでキャリアの更新期間である2年間(24ヵ月)で考えると

平均128784円も浮いています。
これはかなりの節約と言えますね。
(余談ですが格安SIMの縛りは1年か半年がメジャーで、縛りがない格安SIM会社もあります)

ちなみに私はSoftbank時代は8000円~9000円、現在格安SIMでは1000円~2000円の範囲に属しますが、
どちらも平均的な月額料金だったんですね。

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