

2017年の調査では小学生のスマホ所持率は60%を超えましたね。

もう小学生でもスマホが当たり前の時代ですね…

最近ではキッズ携帯から格安SIM(格安スマホ)へ移行する家庭も多く、18歳以下の子供にスマホを持たせる場合に義務となっているフィルタリングのある格安SIMが注目されています。
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,000円で使える小中学生向け格安スマホ!
もくじ
小学生でスマホは当たり前!特に格安スマホが定番化
2017年の調査では小学生のスマホ所持率は60.2%と、去年の37.9%から一気に22.3%も増えました。
1年間で22.3%も小学生のスマホ所有率が増えるのは異常事態ですが、来年には更に小学生のスマホ所持率は上昇するでしょう。
「スマホは中学生になったら持たせる」では遅いのかもしれません。
2017年時点でも過半数の小学生がスマホを所持していることになります。
うちの子の友達を見てもスマホを持っている子は多いですね。
小学生のスマホ普及の背景には格安スマホの台頭がある
特に小学生のスマホ所有率が大きく上昇した背景には”格安スマホ”が認知され出したことがあります。
以下は小中高校生のスマホ所有者の中でも”格安スマホ所有率”です↓
学年 | スマホ所有率 | 格安スマホ所有率 |
小学生 | 60% | 21% |
中学生 | 82% | 13% |
高校生 | 99% | 9% |
全学年で小学生の格安スマホ所有率が20%を超えているのが分かります。
小学生のキッズ携帯からのスマホデビューが変化
小学校低学年では防犯目的でキッズ携帯やスマオートウォッチが定番ですが、小学校の中高学年でのスマホデビューのパターンがここ最近で変わってきています。
以前では
■キッズ携帯(Docomo/au/SoftBank) ⇒ ■一般スマホ(Docomo/au/SoftBank)
とキャリア内機種変更するのが定番でした。
しかしキャリアのジュニアスマホでも月額料金が5,000円近く掛かるため家計を圧迫します。
格安スマホで安く使えることが認知され始めた2016年~2017年には
と小学生に格安スマホを持たせて月額2,000円前後で利用する家庭が急増しています。
月額2,000円前後で利用できる格安スマホであれば、家計を大きく圧迫しないので子どもにスマホを持たせやすいため小学生のスマホデビューに格安スマホが定番化していると思われます。
今後も料金が大幅に安い格安スマホが普及してくると思われ、わざわざ月額5,000円以上の大手3キャリアを利用する家庭は減ってくるでしょう。
18歳以下の子供スマホにフィルタリングは法律で義務化している
知らない保護者の方も多いようなので解説します。
2009年より「青少年インターネット環境整備法」が施行され、18歳以下の子供にスマホを持たせる場合にはフィルタリングを導入する事が義務付けられています。
フィルタリングとは、子どもに有害な出会い系サイトやアダルトサイト、違法サイトなどの情報を表示させないようにする機能です。学年に応じて子供に適切な情報は変化しますが、ネットリテラシーの低い小学生のうちは特にフィルタリングは重要な役割を果たします。
Q3 保護者として、しなければならないことは?(青少年インターネット環境整備法第6条、第17条第2項)
- 子どもがインターネット上の有害情報の悪影響を受けないように、フィルタリングソフトやサービスなどの活用を検討しましょう。
- 18歳未満の子どものために携帯電話やPHS端末を購入、使用させる場合は、保護者はその旨を事業者に申し出ることが必要です。
できたばかりの法律なのでまだまだ知らない保護者の方もいるかもしれませんが、法律で決まっているので子供に持たせるスマホには確実にフィルタリングを導入しましょう。
子どもの格安スマホはフィルタリングがある会社を選ぶべき
大手3キャリアであればフィルタリングアプリがしっかりと導入するようになっていますが、登場したばかりの格安スマホの中にはフィルタリングオプションが完備されてない会社もあります。(その場合は保護者側でフィルタリングアプリなどを導入する必要があります)
フィルタリングの導入は違法にならない事もありますが、犯罪に巻き込まれない・巻き込む側にならない等子どもの安全を守る上では重要な役割を果たします。
フィルタリング機能が十分な格安スマホ一覧
以下はフィルタリングオプションが使える格安スマホ(格安SIM)一覧です↓
格安スマホ | フィルタリング名 | オプション利用料金 | オススメ度 |
TONEモバイル | TONEファミリー | 無料 | ![]() ![]() ![]() |
LINEモバイル | i-フィルター | 無料 | ![]() ![]() ![]() |
mineo | i-フィルター | 月額350円 | ![]() ![]() ![]() |
IIJmio | i-フィルター | 月額360円 | ![]() ![]() ![]() |
BIGLOBE SIM | i-フィルター | 月額200円 | ![]() ![]() ![]() |
つまり子ども向け格安スマホはどれがいいのか
子供向けの格安スマホとして定番なのがTSUTAYAのTONEモバイルです。

ここは他の格安スマホと異なり、独自開発した専用のスマホと「TONEファミリー」と呼ばれる子ども向けに特化したフィルタリング機能を無料で利用できます。
とにかく子供に必要な機能が全て搭載されていて基本料金は月額1,000円で利用できるとあって子ども向け格安スマホでは圧倒的No1の会社です。(我が家でも使っていますがTONEは文句なしの一押しです)
なんでも格安スマホで唯一「全国子ども会連合会」に推奨されている格安スマホだそうです。
他の格安スマホはi-フィルターと呼ばれる高性能なフィルタリングサービスがあるのですが、それをオプションセットで販売しています。
利用料金は各社バラバラです。
i-フィルター自体も「TONEファミリー」に負けず劣らずな高性能なフィルタリングサービスなので、それらが利用できる格安スマホも子ども向けとしては充分評価できます。
以下のページでTONEファミリーとi-フィルターをのフィルタリング機能を比較しています。
参考:ドコモ,auは不十分!? キッズスマホに必須のフィルタリング機能一覧