
東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,000円で使える小中学生向け格安スマホ!
もくじ
小学生のスマホ所有率とスマホ利用の低年齢化
小学校入学~低学年までは子どもの防犯目的でドコモ,au,ソフトバンクのキッズ携帯を持たせている家庭が多いです。
しかし最近では早い段階でキッズスマホを持たせる家庭も増えてきています。
内閣府の青少年のインターネット利用環境実態調査によると
- 小学生の約8割が携帯端末を所持(キッズ携帯含む)
- 小学生の約3割がスマホを所有
と小学生でも3割がスマホを所有しているという結果に。
毎年5%ずつ所有率が増加していることからも今後小学生のスマホ所有率は上がっていくことが予想されます。
平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 | 政府統計
【小学校低学年向け】人気キッズ・ジュニアスマホランキング 2017年版
小学校低学年の子どもに持たせる人気キッズスマホ・ジュニアスマホを比較してランキングにしました。ランキングの評価は大まかに以下の3点で決定しています。
大手キャリアのキッズ・ジュニアスマホがメジャーですが、月額料金の相場は4,000円/月前後なので料金面も重要な要素です。
また通話料金はどうなるのかも考慮します。
スマホ自体の利用時間、子どもに害のあるサイトへのアクセス制限、アプリのダウンロード制限など多岐に渡ります。
またキッズ携帯のようにGPSで子どもに現在位置が把握できるなども必要です。
機能が多いものほど保護者が狙った通りにコントロールできるためキッズスマホ向きと言えます。
小学校までしか使えないようなデザインよりは中学生に進学しても利用できる方が経済的に助かります。
キッズスマホランキングNo1:TONEモバイルのm15
大手キャリアのジュニアスマホを抑えてのNo1は断トツで格安スマホのTONEモバイルとなりました。
TONEモバイルはTSUTAYAの子供向けの格安スマホです。
広告を使った宣伝をしておらず、口コミで広がっている実力派のキッズスマホです。
格安スマホでありながら子供向けに特化で設計された専用端末m15と、圧倒的な種類のフィルタリング機能を搭載しており、キッズスマホでこれ以上の機種はありません。

【安さ】:★★★
大手キャリアでは月額4,000円が相場ですが、TONEモバイルの基本料金は月額1,000円で利用できます。
セット購入する専用端末を分割した場合にも月額2,242円 + 通話料 で使用可能です。
通話料は小学校低学年なので保護者との通話がメインとすれば、通話料の高い通常の通話(18円/30秒)よりも家族間で無料で利用できるIP電話を利用する事で21円/分と安くなります。
LINEを許可する場合にはLINEの無料通話を連絡手段にするのも経済的です。
元が格安SIMスマホなので料金の安さは全キッズスマホ中で一番です。
【安全性】:★★★
TONEモバイルは子どものフィルタリング機能に特化した”TONEファミリー”というオプションが無料で利用できます。
“TONEファミリー”は以下の機能を含む多数の子供向け機能を搭載しており、安い上に大手キャリア以上の安全性があるので総合的にキッズスマホでNo1と言えます。
格安スマホで唯一「全国子ども会連合会」のお墨付きのスマホでもあります。
◆GPS居場所確認
◆アプリの使用制限
◆スマホ自体の利用制限
【長持ち】:★★★
TONEモバイルの専用端末m15は機能制限を調整することで高校生以上でも利用できる端末です。
大手キャリアのキッズスマホの場合、デザイン的にも機能的にも中学生以降で使っていくのは厳しく買い替える必要があるものが殆どなのに対し、TONEモバイルのm15は一度購入すれば長く使っていけるため経済的です。
キッズスマホランキングNo2:auのmiraie f(ミライエフォルテ)
キッズスマホでは最も有名なのがauのmiraie f(ミライエフォルテ)でしょう。
miraieの後継機のmiraie fは2017年1月に登場し、従来のmiraieのデメリットであるGooglePlayに接続できない点や、月0.5GBと小量のデータ容量が改善されました。

【安さ】:★☆☆
auのmiraiefは月額料金が4,713円/月となります。
auの場合には3年縛り(36ヵ月契約)なので契約の際には3年後まで見据えて選択する必要があります。
以下はmiarie fの料金内訳です↓
LTE NET:300円
miraie f 本体価格:900円(900円×36ヶ月)
毎月割の割引:-420円(420円×36ヶ月)
また料金が高い分、家族間通話が無料という特典があります。
【安全性】:★★★
miraiefのペアレンタルコントロールは「フィルタリング」の他にも「アプリ利用制限」「スマホ自体の利用時間の制限」「防犯ブザー」などの機能があります。
TONEモバイル程ではないものの、子どもの安全面に関する機能は網羅していると言えます。
【長持ち】:★☆☆
miraie fのジュニアスマートフォンプランは小学生以下でのみ契約できるプランです。
端末自体は中学生での使っていけるデザインですが、中学生で一般向けのプランになるため安く利用できるのは小学生までとなります。
キッズスマホランキングNo3:ドコモのSH-03F
ドコモのキッズスマホSH-03Fは2014年2月に発売された旧モデルです。(現在は生産中止)
GooglePlayに接続できず、保護者がドコモ利用時のパケットシェアを前提としています。
【安さ】:☆☆☆
料金はauのmiraiefと同程度の4,696円/月ですが、保護者とのパケットシェアを前提にしている為単独で契約した場合には一般向けの契約プランになるので更に料金が増します。
はっきり言ってキッズスマホの料金ではありません。
【安全性】:★★☆
大手キャリアのドコモという事も有り子ども向けのGPS位置情報機能「イマドコサーチ」や防犯ブザー機能、フィルタリングやアプリ制限も可能です。
【長持ち】:☆☆☆
端末のデザインとしても機能としても中学校で利用するのは厳しいので、ほとんどの場合には中学校進学時に別の端末に機種変更するか乗り換えが必要になります。
使えて小学生までという事で経済的にはTONEモバイルやauのmiraiefに劣ります。
【小学校低学年向け】人気キッズ・ジュニアスマホランキング【まとめ】
上記のようにキッズスマホをランキングで格付けしたものの、現状は格安キッズスマホのTONEモバイルが群を抜いて優秀です。
対して大手キャリアのキッズスマホ・ジュニアスマホはマイナーチェンジが間に合っておらず、2017年に登場したmiraie fが唯一TONEモバイルに対抗できている状態です。
料金面では圧倒的な差があるものの、子ども向けの機能としてはほぼ同じなので今後大手キャリアがキッズスマホを展開して来る可能性もあります。
また、他の格安スマホの端末にフィルタリングアプリを導入して利用するという方法も有ります。
確かに料金面ではTONEモバイルクラスまで安く利用できるものの、上記のキッズスマホほど管理機能がないためお勧め出来ません。
小学校低学年の子どもにキッズスマホを持たせる理由
小学校中~高学年からスマホを考えだす家庭が多い中、小学校低学年からスマホを持たせる理由はなんでしょうか。
・塾や習い事で一人で電車などで行動するから
・子どもに良い事と悪い事を経験させるから
一般的には小学校低学年であればキッズ携帯などを防犯目的で所有している子が多いですが、同じようにキッズスマホで防犯目的にもなります。
しかし学習能力が高いうちから良い事も悪い事も経験させるという狙いのある家庭が多いようです。
小学校低学年の子どもにキッズスマホを持たせるデメリットや注意点
- 個人情報の流出
- スマホ依存症
- 事件に巻き込まれないか
- ゲーム課金などの高額請求
はっきり言って小学校低学年の子どもがスマホですることと言えば「ゲーム」と「動画視聴」がメインです。
学年別インターネットの利用内容
学年 | コミュニケーション | 情報検索 | 動画視聴 | ゲーム |
小学生 | 46.5% | 42.7% | 60.5% | 79.0% |
中学生 | 84.1% | 63.5% | 75.6% | 71.9% |
高校生 | 92.3% | 71.0% | 82.7% | 71.4% |
何もせずに渡せば子どもがスマホ依存所になる可能性が高いので、しっかりと保護者側でコントロールしてあげるのが前提となります。
また最近では18歳以下の青少年にスマホを持たせる場合には
フィルタリングの導入が法律で義務付けられています。
青少年インターネット環境整備法・関連法令 | 内閣府
大手キャリアでジュニアスマホや一般向けスマホを契約して子どもに持たせている場合でも
フィルタリングを導入する義務が親にはあります。
特に小学生に持たせる場合には、通常の格安スマホでは十分なフィルタリングができない点には注意です。