格安SIM初心者

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このサイトは

格安SIMでスマホ代を安くしたい!
だけど何を調べればいいか分からん!

という人のためのサイトです。

最近では3大キャリア(DOCOMO au softbank)にSIMロック解除が義務付けられ、以前のように高額なスマホ代を支払う以外にも選択できるようになりました。
しかしまだまだ格安SIMに切り替えられず、毎月1万円近いスマホ代を支払っている人は多いと思います。

自分も2016年の夏にソフトバンクから格安SIMに切り替えた身ですが、
毎月2000円も掛からないようなスマホ代になり、正直良い選択ができたと思っています。
逆に切り替えた今だからハッキリ言えますが、

はっきり言って格安SIMにしていない人は損をしています!

自分の場合、月8000円台だった月々のスマホ代は現在2000円以下と5分の1程まで安くなった半面、
特にこれと言ってデメリットは感じません。

格安SIMに切り替えるには色々と準備が必要となるので
同じように足踏みしている人の参考になればと思い、ここにまとめました。

このページを上から読んで、調べてメモって行けば
格安SIM選びと手順が分かるようになっています。
また初心者でも分かるように、用語や基礎的な事は参考のページで解説していますのでご参照ください。



【格安SIM選び】現状調査編

格安SIMといっても、人によって毎月の通信量や通話時間が違うので全員が格安SIMにした方が安くなるとは限りません。
通話を毎月何時間もする人は、格安SIMにしても得をしないケースがあります。

まずは自分の今の状況を把握しましょう↓

【格安SIM選び】1.毎月のデータ通信量を調べてみる

現時点で毎月平均どれくらいのデータ通信量が掛かっているのかを知っておきましょう。

格安SIMは「月●GBまで使えて●円のコース」といったようにデータ通信量に応じて料金設定されているため、事前に自分が毎月どれくらい使用するのか知っておくべきです。

格安SIMに切り替える際に、同じくらいのデータ通信量のプランを選ぶ際の目安になります。

メモ事項1.月の平均データ通信量は何GB?

以下は各キャリア毎のデータ通信量の調べ方です↓

ドコモのデータ通信量を調べる方法

dmenuにアクセス後「お客様サポート」→「ご利用データ量確認(当月分)」から

(spモード接続中の場合)ネットワーク暗証番号入力
or
(spモード以外の場合)docomo IDでログイン

で確認できます。

auのデータ通信量を調べる方法

auスマートパスにアクセス後「お客さまサポート」→「昨日までの利用料金/データ通信料の確認」から

au IDでログインし「月間利用ギガバイト数の内訳」で確認できます。

ソフトバンクのデータ通信量を調べる方法

My SoftBankにアクセス→「契約内容の確認」→「データのご利用状況を確認する」で確認可能

基本的に

「動画をスマホでバンバン見る人」
「常時ゲームアプリで遊んでいる人」

はデータ通信量は多いので、格安SIMも容量多めのプランを選択した方が良いです。
(それでも月2000円程度です)

逆に「LINEやメールとかyahooニュース見るくらい」

という人は格安SIMで大幅に安く(月1000円以下も可能)できるケースがほとんどです。

格安SIM会社の大体のGB数と料金の目安

通話時間を考慮せずに、格安SIMのデータ通信量のプランの相場です↓

この他に自宅などにwi-fi環境がある場合には
活用することでプランを下げて月額を上記よりも安くすることができます。
 

チャージ料金は割高なので注意

月単位でデータ通信量がプランの上限に達してしまった場合は、
基本的には低速モードになります。
足りなくなったデータ通信量をオプションで購入(チャージ)することもできますが、
チャージの相場は割高なので、なるべくプランを多めに見積もって回避したいところです。

【格安SIM選び】2.毎月の通話時間を調べてみる

ここが格安SIMの弱点部分でもあります。
格安SIMでの通話は、基本的には通常の通話料金(20円/30秒)なので割高になります。

3大キャリアの場合、かけ放題など無料通話などのサービスがありましたが、
格安SIM会社の中には通話に関するサービスが無いところもあります。

まずは現在のあなたの月の平均通話時間を調べてみましょう。
メモ事項1.月の平均通話時間は何GB?

キャリアのかけ放題と料金比較

通話関連のサービスが無い格安SIM会社と契約した場合、通常通話料金(20円/30秒)掛かりますが、
その場合キャリアのかけ放題プランと比較してみました↓

格安SIM(通常通話料金) 1時間で2400円
3大キャリア(かけ放題) かけ放題2700円

なので毎月1時間以上の通話があるなら、キャリアのかけ放題の方が安くなります。
なので毎月の通話時間が1時間以上の人は、
かけ放題プランなど通話割引プランのある格安SIM会社を検討した方がお得です。

最近は格安SIM会社でも、オプションでかけ放題がある会社や、5分までなら何度でも無料のプランなどキャリア並みのサービスも打ち出しています。


「格安でんわ」で10円/30秒と通常の通話料金の半額で通話可能

【結論】
毎月1時間以上電話する人の場合、通話料金の割引サービスがある格安SIM会社を選択する

【その他通話料対策】IP電話を利用

050のIP電話を利用すれば、(8円/3分)と格安ですが、信憑性が薄いのでその辺が難しいところです。

LINE通話は通話時間にカウントされるの?

LINE通話はデータ通信量に含まれる

【格安SIM選び】SIMフリースマホを準備する

格安SIMはスマホに挿入して使えるようにする形になりますが、
SIMだけではなくスマホも事前準備が必要です。

なぜならスマホによっては、SIMロックが掛かっている場合は
契約後の格安SIM会社の回線は利用できないケースがあるからです。

大きく分けて2パターンに分かれます。
◆1.今のキャリアで購入したスマホを使いたい
◆2.SIMフリースマホを購入して使いたい

それぞれ説明します。

三大キャリアで購入したのスマホを使いたい=SIMロック解除が必要か確認する

3大キャリアのスマホには、他社の回線のSIMが使えないようにロックが掛かっているスマホがあるからです。(SIMロック)

SIMロックが掛かっていない=格安SIMが使えるスマホをSIMフリースマホと呼びます。
格安SIMを使うには、SIMフリーのスマホがセットで必要なので、以下のどれかの方法で準備しましょう。

3大キャリア(DOCOMO au softbank)で買った人は多いと思いますが、この場合スマホ端末は基本的にSIMロックが掛かっている事が多いです。

なので3大キャリアで購入したスマホで格安SIMを使いたい場合は、
以下の2点を調べる必要があります。

◆A.そもそもSIMロック解除が必要か
◆B.そのスマホはSIMロック解除できるのか

です。
それぞれ説明します。

そもそもSIMロックが必要なのか

SIMロック解除が必要かどうかは、契約する格安SIM会社の回線と、今のスマホの組み合わせによって異なります。
以下の表で確認してみましょう↓

スマホ端末 docomo回線 au回線 Y!mobile回線
docomo端末 そのまま 要解除 要解除
au端末 要解除 そのまま 要解除
SoftBank端末 要解除 要解除 要解除
Y!mobile端末 要解除 要解除 そのまま
SIMフリー端末 そのまま そのまま そのまま

基本的にDOCOMOのスマホであれば、ほとんどの格安SIM会社はDOCOMO回線を使っているのでSIMロック解除は不要です。
逆にソフトバンクはどこの格安SIM会社にするにしてもSIMロック解除は必須となります。
(自分も元SoftBankでSIMロック解除しました)

なぜSIMロックを掛けるのか

3大キャリア側としては、自分のキャリア(回線)以外のSIMが挿入されたら使えないようにロックを掛けてあるんです。
なのでDOCOMO au Softbankで購入したスマホはSIMロックを解除しないと格安SIMは使えません。

そのスマホはSIMロック解除できるのか

2015年5月以降、SIMロック解除が義務化されており、機種や購入時期によってできる場合とできない場合があります。
2015年5月以降に購入したスマホであれば、基本的に購入から180日経過していればキャリアに頼めばSIMロック解除してくれます
この場合キャリアショップでSIMロック解除してもらうと手数料で3000円掛かりますが、
ウェブからオンラインでSIMロック解除すれば無料で出来ます。

その他のSIMロック解除サービスを利用する

高額ですがキャリアではなく、SIMロック解除業者によるサービスもあります。
このサービスは2015年5月のキャリアの義務化以前に流行っていましたが、
料金もサポートも無いようですので現在はキャリアでSIMロック解除してもらう方がオススメです。

以前は自分でツールを買ってSIMロック解除するか、業者に頼むかしか選択肢が無かったんですね。

SIMフリースマホを購入して使う

既に持っているスマホを使うのに対して、
新しく自分でSIMロックの掛かっていないスマホを用意してしまう方法です。

SIMフリースマホを別に購入する

実はここが格安SIM運用のメリットだったりします。
つまり好きなスマホを選んで使えるのです。

以前はSIMフリースマホ=型落ちで低スペックというイメージがありましたが、
最近のSIMフリースマホは高性能で価格も良心的です。

3大キャリアの本体割が無いので高いのでは?
とも思われますが、実は3大キャリアの本体割込みで同価格というケースもあります。

格安SIMとのセット販売で購入

最近ではこのような悩みに格安SIM会社がフォーカスして、
格安SIMの契約とSIMフリースマホをセットで販売しているケースも多いです。

格安SIM会社を選ぶ

自分に毎月必要なデータ通信量・通話時間と使用するスマホによって格安SIM会社とプランを選びましょう。

他の格安SIM会社選定基準:回線速度と安定性で選ぶ

格安SIM会社は基本的にdocomoの回線を利用しているので、docomoの圏内であれば使用できます。
しかし基本的には3大キャリアの通信速度と比べると遅くなります。

格安SIM乗り換え後の実際の月額をシミュレートしてみる

格安SIM利用者の平均の月額料金は2067円との事です。(2016年調べ)
3大キャリア利用者の平均の月額料金が7433円なので5000円以上は安くなることが期待できます。
詳しくは以下をご参照下さい↓
格安SIMでいくら安くなる?キャリアと比較【2年で平均5万円以上】

【格安SIM選び】キャリアメールは引き継ぎ不可能

格安SIMに契約する=3大キャリアを解約ですが、同時に3大キャリア契約時に利用していたキャリアメールは使用できなくなります。(これはキャリアと契約している時だけ使用できるメールなので)

キャリアメールとは
◆docomoのキャリアメール:
◆auのキャリアメール
◆SoftBankのキャリアメール:

なので、Gmailなどの各種フリーメールや、格安SIMで提供されるメールサービスを利用するのが一般的です。
(メールサービスの有無は格安SIM会社によります)
また、現在使用しているキャリアメールで登録しているサービスや、知人などにも変更の連絡をしておきましょう。

Gmailなどのフリーメール

格安SIMのメールサービス

注意点としては、キャリアメール宛にメールを送信するときはブロックされる可能性があります。
(キャリアメール以外をブロックする人が多い為です)

【格安SIM選び】キャリア電話番号の引継ぎ

キャリア電話番号とは090や080から始まる電話番号の事です。
MNPによって格安SIM会社に乗り換えても同じ電話番号を使えるようにします。
(キャリア番号が不要ならばしなくていい)

MNP予約番号(電話or ネットで可能)を事前に取得する

MNPとはモバイルナンバーポータビリティの略で、聞いたことのある人も多いかもしれません。
MNPはスマホや携帯の090(080)から始まる番号を変更することなくそのまま、キャリアを乗り換えることのできる制度です。

電話番号はプライベートだけでなくビジネスでも頻繁に使われることが多いので、
「キャリア乗り換えたいけど電話番号変わるなら止めるわ」
とならないように、どこに乗り換えても同じ電話番号を使い続けられるようになっています。
勿論格安SIMに乗り換える場合でも例外なく、MNPによって使い続けることができます。

MNP予約番号の発行には手数料がかかります。
キャリアによりますが、2000円~~3000円程度で、その月のスマホ代に合算して請求されます。

【MNP予約番号の発行方法:docomo】

◆ドコモショップ

◆ドコモインフォメーションセンター
ドコモの電話からなら「151」
一般の電話からなら「0120-800-000」

◆My docomo
ログイン後、「ドコモオンライン手続き」よりMNP予約番号を発行

【MNP予約番号の発行方法:au】

◆auショップ

◆NMP受付窓口
電話:共通で「0077-75470」

【MNP予約番号の発行方法:SoftBank】

◆ソフトバンクショップ

◆お問合せ窓口
ソフトバンク電話からなら「*5533」
一般電話からなら「0800-100-5533」

◆My SoftBank
ケータイからのみ利用可能

【要注意!】MNP予約番号は絶対解約前に取得を!

ここで最も注意しなければいけないのは、MNPは利用者の意思で選択するという事です。
何が言いたいかというと、知らないでMNP予約番号を取得せずに解約してしまった場合、
元の番号は使えなくなってしまうという事です。

有りそうな最悪ケースとしては、
知らずにMNP予約番号を取得せずに3大キャリアを解約してしまい、
格安SIM会社と契約するときに「3大キャリア時の電話番号が使いたいんですけど」
となると「もう無理です」となってしまいます。

なので必ずキャリア解約前にMNP予約番号を取得しておきましょう!

NMP予約番号の有効期限に注意

MNP予約番号には15日という有効期限が設けられています。
なので格安SIM契約のギリギリでキャリアなどでMNP予約番号を発行してもらいましょう。

キャリアは解約手続き必要無し!MNP転移時に自動解約される

格安SIM会社との契約はWebや大手家電量販店などで契約しますが、
MNP予約番号を使って契約が完了した時点で、旧キャリアは解約されます。
本体代のローンなどがあれば、次月からもその分の請求は来ます。

【格安SIM選び】格安SIM契約前に準備しておく事

NMP予約番号の取得を済ませておく

事前にキャリアなどでMNP予約番号を発行してもらいます。
(2000~3000円の手数料が掛かります)
MNP予約番号は有効期限が15日間なので、早く発行しすぎに注意しましょう。

MNP手続きの手数料と違約金の注意

キャリアなどでMNP番号を発行してもらうのにも手数料が掛かりましたが、
格安SIM会社でMNPの手続きをする際にも手数料が掛かります。
「契約事務手数料」として3000円程度、どこの格安SIM会社でも掛かります。

また先程も説明した通り、NMP手続き後は、旧キャリアは解約されるわけですが、
2年契約で更新月でない場合は、違約金が請求されます。(解約金は大体万円)
なるべく更新月に格安SIM会社に乗り換えるようにしたいものです。

逆に更新月が近い人の多くが、違約金の掛からないこの機に乗り換えを検討する傾向にあります。
各キャリアの更新月は、ショップでも聞けますし、各キャリアページの「マイページ」で確認することができます。

格安SIM会社との契約に必要になる本人確認書類(免許証やパスポート)の準備

<事前に契約する格安SIM会社のホームページから調べておきましょう。

クレジットカードの準備

クレジットカードに関しては原則どの格安SIM会社でも必須です。学生さんなどクレジットカードを持っていない人には以下の格安SIM会社の選択肢があります↓

◆楽天モバイル:デビットカード対応可能
◆OCNモバイルONE:口座振替対応可能 ※ウェブからの申し込み限定で電話確認有り

キャリアのポイントを使い切る

キャリアの各種ポイントが溜まっているのであれば
解約によって消滅してしまう場合は、もったいないので使い切っておきましょう。