現在家族でバラバラに大手キャリアで契約している家庭では、家族みんなで格安SIMに乗り換えようと検討している家庭も多いと思います。
1人でも乗り換えれば月額平均4,000~5,000円は安くなるから、家族全員で乗り換えたらウフフ
全員大手キャリアを利用している場合、全員が格安SIMに乗り換えることで月数万円規模の節約が見込めます。
ここまで家計で固定費を削減できるものもそうないでしょう。
しかし格安SIMの利用にはクレジットカード支払いが基本です。
家族全員が自分名義のクレジットカードを持っていて、全員がそれぞれ契約できるなら問題はありませんが、家族の中でクレジットカードを持っていない人がいる場合には注意が必要です。
どういう事です?
具体的な例を挙げると子供がキャリアから保護者と同じ格安SIMに乗り換える場合の注意点ですね。
以下より詳しく説明していきます。
子供も保護者と同じ格安SIMにMNP乗り換えする場合
具体的な例として一番多い子供の例を挙げて説明します。
例えばクレジットカードを持てない子供でも大手キャリアではキャッシュカードなどで本人契約可能です。
しかしそのまま格安SIMにMNP乗り換えする場合には、本人名義のクレジットカードが必要なので契約できないですよね。
確かに子供は大手キャリアには口座振替で契約できても、クレジット払いが基本の格安SIMには契約できないですね。
なので子供を格安SIMにMNP乗り換えさせる場合には、クレジットカードのある保護者名義の契約に利用者として追加するしかありません。(口座振替可能やデビット支払いが可能な格安SIMを利用する場合は別)
ここまではOKです。
要は自分名義のクレジットがない子供は保護者名義の格安SIM契約に利用者登録するってことですよね。
MNP時の名義ルールに注意!家族でも名義一致しないと申し込めない!
本題はここからです。
格安SIMには申し込み時のルールがあり、「MNP予約番号の名義=格安SIM申し込み時の名義じゃないと契約できない」という決まりがあります。
何が困るかというと、クレジットカードを持たない子供は格安SIMに親の名義で申し込むしかないのですが、キャリア利用時には自分の名義で契約しているのでMNP予約番号の名義は子供の名義です。
つまり「MNP予約番号の名義:子供名義」≠「格安SIM申し込み名義:親名義」となってしまうので格安SIMでは契約できません。
何このルール!クレジットカードを持たない子供は格安SIM使えないってことですか!?
まあまあ落ち着いて。
簡単な方法で解決できますので。
事前にキャリア側で子供の契約の名義変更をすれば問題なし!
実は簡単にこの問題を解決できます。
格安SIMのMNPのルールである、「MNP予約番号の名義=格安SIM申し込み時の名義じゃないと契約できない」という事で、MNP前に大手キャリアで子供の契約の名義を保護者名義に変更するだけで解決できます。
大手キャリアで本人確認書類があればショップで契約名義の変更が可能です。
事前にキャリアで契約する子供の名義を、格安SIMで契約する保護者の名義に変更してからMNP予約番号を取得すれば問題なしです。
大手キャリアでの名義変更の方法
ではMNP前の名義変更は簡単にできるのでしょうか。
ドコモauソフトバンクともキャリアショップに現在の名義の人と名義変更後の人が揃って来店する必要があります。その際には本人確認書類を持参しましょう。
揃ってキャリアショップへの来店が難しい場合には、以下の書類を持参していれば名義変更手続きが可能です。
- 家族の本人確認書類(免許証や保険証)
- 苗字や住所が違う場合には戸籍謄本などの家族関係が確認できる公の書類
上記の書類があれば揃ってキャリアショップに来店しなくても名義変更手続きが可能です。
名義変更の手続き後は翌日以降に名義変更が反映されるので、MNP予約番号の取得等、MNP乗り換えの準備に進みましょう。
また家族で格安SIMにMNP乗り換えを検討しているならば、以下のページで家族割のある格安SIMを比較しているのでご参照下さいませ♪
参考:【家族割のある格安SIM】家族で利用すると安くなる格安SIMはどこ?