2019年発売のiPhoneは『iPhone11』『iPhone11 Pro』『iPhone11 Pro Max』の3種類ですか。
うーん、今年iPhoneを新規や機種変更で買うなら3つのモデルのどれがいいんでしょうか?
迷ってしまいます。
前年のXRとXSのように、今年発売された廉価版のiPhone11とPro仕様の2モデルではっきりしていますね。
どれを買えばいいか迷った人も多いと思いますので、価格と性能を比較してみましたよ。
2019年発売『iPhone11』『Pro』『Pro Max』どれを買うのが正解?
2019年の9月発売のiPhoneモデルはご存じの通り『iPhone11』と『iPhone11 Pro』そして『iPhone11 Pro Max』の3モデルとなりました。
2018年発売のiPhoneモデルも「iPhoneXR」「iPhoneXS」「iPhoneXS Max」の3モデルだったのですが、それぞれ
iPhone11 ⇒ iPhone XR
iPhone11 Pro ⇒ iPhoneXS
iPhone11 Pro Max ⇒ iPhoneXS Max
という位置付けになっており、ここ数年のAppleの松竹梅戦略は今年も続いています。
なのでまずはザックリと2019年発売のiPhone11系の3モデルのスペックを一覧比較してみました↓
iPhone11 3モデルの比較 |
iPhone11 | iPhone11 Pro | iPhone11 Pro Max | |
予約開始日 | 2019年9月13日(金)21:00解禁 | |||
発売開始日 | 2019年9月20日(金) | |||
Apple定価 | 64GB | 74,800円 | 106,800円 | 119,800円 |
128GB | 79,800円 | – | – | |
256GB | 90,800円 | 122,800円 | 135,800円 | |
512GB | – | 144,800円 | 157,800円 | |
カラーバリエーション | ホワイト/ブラック/グリーン/イエロー/パープル/レッド(PRODUCT) | スペースグレー/シルバー/ミッドナイトグリーン/ゴールド | ||
ディスプレイサイズ (対角距離) |
6.1インチ | 5.8インチ | 6.5インチ | |
ディスプレイ仕様 | ・Liquid Retina HDディスプレイ ・IPSテクノロジー搭載6.1インチ(対角)オールスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ ・1,792 x 828ピクセル解像度、326ppi ・1,400:1コントラスト比(標準) |
・Super Retina XDRディスプレイ ・5.8インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi-Touchディスプレイ ・HDRディスプレイ ・2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi ・2,000,000:1コントラスト比(標準) |
・Super Retina XDRディスプレイ ・6.5インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi-Touchディスプレイ ・HDRディスプレイ ・2,688 x 1,242ピクセル解像度、458ppi ・2,000,000:1コントラスト比(標準) |
|
チップ | A13 Bionicチップ 第3世代のNeural Engine |
|||
カメラ性能 | デュアル12MPカメラ(超広角と広角) ・超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 ・広角:ƒ/1.8絞り値 ・2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム |
トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠) ・超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 ・広角:ƒ/1.8絞り値 ・望遠:ƒ/2.0絞り値 ・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大10倍のデジタルズーム |
||
バッテリー | iPhone XRより最大1時間長い (ビデオ再生なら最大17時間) |
iPhone XSより最大4時間長い (ビデオ再生なら最大18時間) |
iPhone XS Maxより最大5時間長い (ビデオ再生なら最大20時間) |
|
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
ごちゃごちゃしてて読む気にならないんですけど…
ですよね。
注目順にiPhone11とProそしてProMaxのポイントを比較して解説していきましょう↓
➀大きさの違いを比較:「iPhone 11 Pro」よりも「iPhone 11」の方が大きい
一瞬「iPhone11」が小さそうに思えますが、大きさは以下の画像のように
「iPhone11 Pro Max」>「iPhone11」>「iPhone11 pro」
の順番になっています。
iPhone3モデルの端末サイズ(11pro/11/11ProMaxの順)
サイズ比較 | iPhone11 Pro | iPhone11 | iPhone11 Pro Max |
幅 | 71.4 mm | 75.7 mm | 77.8 mm |
高さ | 144.0 mm | 150.9 mm | 158.0 mm |
厚さ | 8.1 mm | 8.3 mm | 8.1 mm |
重さ | 188 g | 194 g | 226 g |
ほとんどの人の場合、片手で操作できるのは「iPhone11 pro」までで、「iPhone11 Pro Max」はもちろんですが、「iPhone11」も電車内など片手での操作はほぼ不可能な端末のサイズとなっています。
いずれのモデルも10万円前後の高額&高級な端末ですし、auやソフトバンクとも「半額プラス」のような48回分割のリース契約をする人が多いので、片手操作で落として壊すリスクはかなり考えた方がいいと思います。
特に女性の場合はiPhone11 Proがいいと思います。
➁カラーバリエーションの違いを比較:色が多いのはiPhone11
多くの人が耐衝撃の為にもスマホケースを使うとは思いますが、カラーバリエーションもiPhone11の3モデルで異なります。
前記の画像の通り、
ブラック、グリーン、イエロー、パープル、 (PRODUCT)RED、ホワイト
「iPhone11Pro」「iPhone11 Pro Max」は4色:
ゴールド、スペースグレイ、シルバー、ミッドナイトグリーン
今年はミッドナイトグリーンが新色ですし、毎年ゴールドなどの稀少色は在庫が少ないので中々入荷しなかったりなのでご留意を。
➂ボディの素材の違いを比較:ガラスの割れにくさは圧倒的に”iPhone11 Proシリーズ”
カメラなどの性能にも触れたいところですが、個人的に最近のiPhoneで重要視しているのが「丈夫さ」です。
というのもご存じの通り毎年発売されるiPhoneのスペックと共に端末価格も高くなっており、10万円オーバーもザラになっています。
日本では人気ですが、そもそも世界的にみればiPhone自体高級端末なので壊れた時の被害も大きいですし、ここ最近のドコモauソフトバンクの販売が4年縛りのリース契約なので、最短2年後に返却する際に壊れていると…修理費などが余計にかかってしまうためです。(以前のように「壊れたから機種変更」とはいかない)
なので頑丈さは以前以上に重要なファクターと言えると思います。
そして、多くの場合iPhoneの故障原因は「落としたらiPhoneのディスプレイのガラスが割れた」か「トイレ水没」が圧倒的に多いトラブルです。
なので、スマートフォンの中で最も頑丈な”テクスチャードマットガラスを採用した「iPhone Pro」と「iPhone11 Pro Max」の”Proシリーズ”は丈夫さの面でも優秀と言えます。
iPhone11 素材比較 |
iPhone11 | iPhone11 Pro | iPhone11 Pro Max | |
ガラスの素材 | ガラス | テクスチャードマットガラス | ||
本体素材 | アルミ | ステンレススチール |
なので、長く使う意味でも通常のガラスを採用したiPhone11よりも、丈夫さを極限まで重視したiPhone11 ProやPro Maxの方がコスパはいいのではないかと思います。
ちなみに防水性能はどちらも充分に備わっているのでトイレボットン程度では大丈夫です↓
➃ディスプレイ比較:美しさは圧倒的に”Pro”!さすがプロ!
ディスプレイはiPhone11がiPhoneXRと同じ「Liquid Retina HD」の液晶ディスプレイなのに対して、iPhone11ProとiPhone11 Pro Maxは「iPhone史上最高」を謳っている「Super Retina XDR」ディスプレイを採用しています。
iPhone11 ディスプレイ比較 |
iPhone11 | iPhone11 Pro | iPhone11 Pro Max | |
ディスプレイ | Liquid Retina HD(液晶) | Super Retina HD(有機EL) | ||
解像度 | 1,792 x 828ピクセル (326ppi) |
2,436 x 1,125ピクセル (458ppi) |
2,688 x 1,242ピクセル (458ppi) |
|
コントラスト比 | 1,400:1コントラスト比(標準) | 2,000,000:1コントラスト比(標準) | ||
ディスプレイサイズ (対角距離) |
6.1インチ | 5.8インチ | 6.5インチ |
ちなみに画面の大きさは単純に前記のiPhoneのサイズと同じ順番に大きくなっています。
コントラスト比もProシリーズの方が大幅に良く、くっきりと見栄えがよく映りますし、解像度が11と11Proでは全然違うのが分かります。(ちなみにProとProMaxは画面の大きさが違うだけで密度は同じ)
画面の見栄え美しさはiPhone11Pro(Pro Max)の方が優れている
➄カメラ性能も初のトリプルカメラを搭載したProシリーズが圧勝
特に今回のiPhone11Proの注目点として挙げられるのが、iPhoneシリーズ初となる「トリプルレンズ」を搭載している事です。
iPhone11は通常のデュアルレンズ(カメラ部分が2つ)ですが、iPhone11ProとiPhone11Pro Maxはデュアルレンズに加えて「望遠レンズ」が追加されてレンズが3つになっているのが分かりますね↓
ズームで撮影時に画質が下がるのは経験したことがあると思いますが、ズーム時の画質の劣化を軽減されるので、遠くのものを撮影する際には重宝しそうですね。
iPhone11 カメラ性能比較 |
iPhone11 | iPhone11 Pro | iPhone11 Pro Max | |
カメラ性能 | デュアル12MPカメラ(超広角と広角) ・超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 ・広角:ƒ/1.8絞り値 ・2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム |
トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠) ・超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角 ・広角:ƒ/1.8絞り値 ・望遠:ƒ/2.0絞り値 ・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大10倍のデジタルズーム |
【iPhone11シリーズ比較】性能面は圧倒的にProシリーズ!価格面は三万円差をどうみるか
比較してみるとProシリーズの方が「丈夫さ、バッテリー、画面の美しさ、カメラ」などスマホに求められる機能面で優秀なのがよく分かりました。
「せっかくなら廉価版iPhone11よりも頑張ってiPhone11 Pro買いたい!」というのが本音ですが、端末の価格は数万円は違ってきます。
以下はApple公式でのiPhone11の3モデルの端末価格(税抜)です↓
iPhone11 3モデルの比較 |
iPhone11 | iPhone11 Pro | iPhone11 Pro Max | |
予約開始日 | 2019年9月13日(金) | |||
発売開始日 | 2019年9月20日(金) | |||
Apple定価 | 64GB | 74,800円 | 106,800円 | 119,800円 |
128GB | 79,800円 | – | – | |
256GB | 90,800円 | 122,800円 | 135,800円 | |
512GB | – | 144,800円 | 157,800円 |
上記の表のようにストレージ容量で端末価格が変わってくるものの、最小で最安の64GBで比較しても「iPhone11」と「iPhone11 Pro」では約3万円の価格差がある事が分かります。
うーん悩ましい。でも時代の最先端を毎日手元で味わえるのは魅力的ですよね♪