WiMAXは他のモバイルルーターと違って唯一無制限で使える「ギガ放題プラン」が利用可能です。
使い放題なのでガンガン動画を見続けても大丈夫なんですね?
だたしWiMAXには3日間制限という速度制限が存在することを忘れないでください。
3日間制限って何ですか?
3日間で一定量以上のデータ通信を行うと通信制限になる制限です。
では今回はWIMAXの3日間制限についてみていきましょう。
WiMAXは使い放題でも3日間制限はあるので注意
WiMAXと言えば”使い放題”が最大の長所でしょう。
もちろん月7GBまでのベーシックプランも存在しますが、月額数百円の差で無制限の「ギガ放題プラン」が使えるので、多くの人が無制限を使います。
しかし月に使えるデータ容量が無制限でも「3日間制限」は別で存在します。
3日間制限とは?何のためにあるの?
3日間制限とは、「直近3日間で使用したデータ通信量が10GBを超えると、翌日以降速度制限が掛かる」というWIMAXの制限システムです。
これは一部の人が過剰にWiMAXの電波を使う事を防止するために作られた対策で、auの回線ではWiMAXに限らずLTEでも存在します。
上記のように以前は3日間で3GBという厳しめの速度制限だったのですが、2017年の2月2日より3日間10GBまで緩和されました。
3日間速度制限時は通信はどれくらい遅い?
通常の速度制限と聞くと、yahooのトップページですら中々表示されないほど遅い速度を想像するかもしれません。
しかしWiMAXの3日間の速度制限が掛かった場合、通信速度は1Mbpsとかなりの速度が出ます。
1Mbpsあればyoutubeが標準画質で視聴可能ですし、相当大きいデータのものをダウンロードでもしない限りは気にならない速度です。
また、速度規制される時間帯も以前は終日でしたが、緩和後からは混雑する18:00~26:00の時間帯のみに変更されたため、実質ほとんど3日間の速度制限の影響を受けないといっても良いでしょう。
7GB制限は激遅なので混同しないように
ちなみに7GBベーシックプランで7GBを使い切った場合や、無制限でもハイスピードプラスエリア(au4GLTE)で7GBを使い切った場合の速度制限は激遅(送受信最大128kbps)まで下がるので混同しないように注意です。(あくまで3日間制限時の通信速度の話です)
WiMAXの3日間速度制限が緩和された背景
2017年の2月2日に3日間の速度制限が緩和されたと前記しましたが、その背景について。
緩和以前はそもそもWiMAXの公式ページにも3日間制限について記載されておらず、「無制限で使い放題」みたいな売り出し方をしていたため苦情が多かったようです。
確かに完全使い放題」で契約したはずなのに動画を数時間「3GB分」みると3日間使えなくなるんですからそれはそうですよね。
そんな経緯もあって、2017年2月2日より3日間で3GB⇒3日間で10GBに変更され、制限時の速度も1Mbpsと実用的な数字になりました。
また終日ではなく混雑する夕方の18:00~26:00までの間だけ速度制限するように変更されたため、WiMAXの実用性が一気に増しより人気が出たようですね。
WiMAXの3日間速度制限のシステムと解除条件
結構勘違いが多いのが、3日制限のカウントの話です。
WiMAXプロバイダの公式ページには以下のように記載されています↓
速度制限は、3日間のデータ量が10GBを超えた日の翌日18時頃から翌々日2時頃まで適用となります。
つまり正確には「直近3日間のデータ通信量の合計が10GBを超えていた場合、翌日の18:00~26:00に速度制限がかかる」という事です。
なので制限は1ヶ月間続くことはなく、解除するためには直近3日間のデータ使用量の合計が10GBを下回っていれば翌日から解除されます。
つまり1日で10GB以上使ってしまった場合には翌日と翌々日は夕方に速度制限が掛かります。
WIMAXのデータ使用量の確認方法
過去3日間分の通信量照会はUQ WIMAXであればMy UQから確認することが可能です。
他のWiMAXプロバイダでもマイページから確認することができます。
大体1日3GB平均で使っていれば3日間の速度制限にはかからない計算ですね。
【まとめ】WIMAXの3日間速度制限
上記のように以前はかなり非難の的だった”3日間の速度制限”ですが、2017年2月の以降でかなり緩和されました。
直近3日間のデータ使用量の合計が10GB以上とあまめですし、そもそも3日間の速度制限に掛かってもYOUTUBEが見れるくらいの通信速度がでるのでそんなに気になりませんね。