WiMAXって2年契約より短いプランはないんですか?
1年契約くらいがいいなー
WiMAXはどのプロバイダでも基本的には2年契約以上が主流です。
中には期間条件無しのプランもありますが月額料金が割高なんですよね。
うーん。
じゃあ1年なら期間条件無しプランを1年間使うしかないですか
他にも2年契約で1年で違約金を支払って解約するのもアリですね。
それだと違約金分損になりませんか?
年契約以上でもらえるキャッシュバック特典を違約金に充てれば相殺できる可能性があります。
なるほど!裏技っぽいですね。
では今回はWiMAXを1年使う場合には、「期間条件無し」と「2年契約の途中解約」どちらが安くなるかを比較してみましょう。
これは楽しみ♪
WiMAXの2年契約を途中解約 VS 期間無し契約1年
WiMAXと言えばスマホのように2年以上の契約が基本となっています。
しかし2年間もWiMAXを使わない人も多いかもしれません。人によってシチュエーションは異なるものの、大体1年くらい経ったらWiMAXが不要になるといったケースも結構多いです。
しかし1年だけWiMAXを使いたい場合には、「2年契約を違約金を支払って1年で途中解約する」のと「月額料金が割高だけど、いつでも解約できる”期間無し契約”で1年使う」のは、果たしてどちらが安いのでしょうか。
それぞれを計算してみました↓
1.UQ Flatツープラス(期間条件無し)で1年利用時の合計出費を計算
まずは契約期間なしのプランを1年間使った場合の料金を考えていきましょう。
契約期間なしプランの特徴は以下です↓
- 月額料金が2年契約より40%ほど割高
- 契約期間がなくいつでも違約金なしで解約可能
つまり月額は高いけど、いつでもやめていいよというプランです。
これをWiMAXで契約する最大のメリットである”無制限データ通信”が使える『ギガ放題』で比較していきます。
ちなみに期間なし契約の場合には、WiMAXの大元である『UQ WIMAX』のUQ Flatツープラス ギガ放題(期間条件無し)で契約すると月額料金は5,880円&2年契約以上でしかキャッシュバック特典は得られないのでキャッシュバックはありません。
記載されていないがWIMAXルーター代が別途20,000円掛かる
ここはかなり重要です。
通常2年契約では、2万円するWiMAXのモバイルルーターの端末代は無料にしてもらえますが、期間条件無しの場合にはWiMAXモバイルルーター代の2万円は全額負担する必要があります。
WiMAXモバイルルーターは別途中古のものを準備して端末代の負担を抑えるなどの手もありますが、ここはかなり重要な点なのに記載がされていないという…
UQ Flatツープラス(期間条件無し)で13ヶ月利用時の合計出費
という事でWiMAXのギガ放題を期間なし契約で13ヶ月使った場合の合計出費は以下です↓
UQ Flatツープラスギガ放題(期間条件無し)で13ヶ月分 | 76,440円(5,880円×13ヶ月) |
キャッシュバック特典 | 0円(無し) |
WIMAXルーター端末代 | 20,000円 |
契約事務手数料 | 3,000円(無し) |
合計金額 | 99,440円 |
※後述する違約金の関係で1年ではなく14ヶ月目の解約で計算します。14ヶ月目の月額はUQ Flatツープラスギガ放題(期間条件無し)は日割りになるので月の1日に解約したとして無視して計算しています。
という事で、期間契約無しの場合には13ヶ月で合計99,440円の出費になります。
2.2年契約でキャッシュバックのあるWiMAXプロバイダで契約&1年解約時の合計出費を計算
続いて2年契約時のトータル料金が安く、キャッシュバック額の大きいWiMAXプロバイダはいくつかありますが、今回はその中でも最大手のBIGLOBEで計算していきます。(キャッシュバックが大きい+月額料金が安いので)
『BIGLOBEのFlat ツープラス ギガ放題(2年)』の詳細
WiMAXの最大手プロバイダのBIGLOBEですが、皆さん一度は名前を聞いたことがあると思います。
2年契約&ギガ放題のプランは月額料金が以下のように変動します↓
- 1~2ヶ月目:月額2,595円
- 3~24ヶ月目:月額3,880円
2年契約の場合にはキャッシュバック額が15,000円となっています。
違約金(契約解除料)は変動するので14ヶ月目に解約を!
2年契約中の1年目で解約する場合には違約金が利用期間によって変化する点に注意です。
以下のようにどのWiMAXプロバイダでも、WiMAXの契約開始の月を1ヶ月目として13ヶ月目までは19,000円の違約金がかかりますが、14ヶ月目以降は違約金が5,000円安くなっているのが分かると思います↓
【WiMAXの違約金】
- 1~13か月目に解約:19,000円
- 14~25か月目に解約:14,000円
なので1月にWiMAXを契約した場合、翌年の1月までに解約すると違約金が19,000円ですが、翌年の2月以降に解約すると違約金は14,000円に抑えることができます。
なので正確には1年(12ヶ月)で解約するよりも14ヶ月目に解約する方が遥かにお得ですね。
解約月の基本料金はプロバイダによっては日割り
そして細かいですが、2年契約の場合の解約月の基本料金は、WiMAXプロバイダによって日割りで計算される会社と全額請求になる会社があります。
契約したプロバイダが日割りの場合には、14ヶ月目の1日に解約すれば安くなりますが、日割りにならないプバイダの場合の場合には14ヶ月目のどこで解約しても全額請求になるという違いがあります。
という事で前期のWiMAXプロバイダを
+
違約金14,000円
ー
キャッシュバック額
で計算した結果が以下になります↓
BIGLOBE「Flat ツープラス ギガ放題」で13ヶ月分 | 47,870円(2,595円×2ヶ月+3,880円×11ヶ月) |
キャッシュバック特典 | -15,000円 |
WIMAXルーター端末代 | 0円(無料) |
違約金 | 14,000円 |
契約事務手数料 | 3,000円(無し) |
合計金額 | 49,870円 |
という事で2年契約を14ヶ月目で途中解約した場合にはトータルで49,870円の出費となりました。
同じ期間WiMAXを使っているのにここまでトータルの料金に差が出るんだ!
『まとめ』WiMAXの2年契約を途中解約 VS 期間無し契約1年
13ヶ月のWiMAX利用で掛かった合計の料金を比較すると
- 期間契約無しの場合には13ヶ月で合計99,440円の出費
- 2年契約を14ヶ月目で途中解約した場合にはトータルで49,870円の出費
「期間条件無し」と「2年契約を途中解約」では倍近い差になりました。
個人的にはここまで差が出るとは思っていなかったので意外な結果ですね。
という事で、WiMAXを1年前後利用したい場合には、BIGLOBEなどのキャッシュバック額の大きいプロバイダで2年契約して14ヶ月目に解約したほうが半額くらいで済むことが分かりました。
「WiMAXを2年も使わないかも」という人はお試しあれ♪