格安SIMと言えば「月に●GBで月額●円」という料金プランが一般的です。
料金プラン的には各格安SIMとも横並びの状態ですが、NUROモバイルには「時間プラン」という新しい切り口のプランが登場しましたので解説していきたいと思います。
そもそもNUROモバイルってどんな格安SIMなの?
NUROモバイルは2017年の全格安SIM中で「コストパフォーマンス部門」でNo1に選ばれており、需要のある9段階のプランとタイトルにもある「時間プラン」の合計10プランから細かく選択可能です↓
NUROモバイルの9段階+1つのプラン一覧
プラン | 月額料金 | 対象者 |
2GB | 700円/月 | 電話があれば問題ない |
3GB | 900円/月 | チャットつまみに一杯 |
4GB | 1,100円/月 | SNSが止めらえない |
5GB | 1,300円/月 | パズルゲームが息抜き |
6GB | 1,500円/月 | 今夜も動画で晩酌 |
7GB | 1,700円/月 | カフェでテザリング |
8GB | 1,900円/月 | 音楽はストリーミング |
9GB | 2,100円/月 | 動画もSNSもゲームも |
10GB | 2,300円/月 | 通信制限さらば |
5時間/日 | 2,500円/月 | 毎日5時間まで使い放題 |
「対象者」の項目は「大体こんな人向け」という目安です。
料金が1GB刻みで200円ずつ上がっていくのが特徴的ですね。
これらに加算にして
- +SMSで月額+150円
- +SMS+音声通話で月額700円(通話料20円/30秒)
という料金体系です。
もちろん後からのデータプランの変更も可能なので、使ってみて自分の使用量を把握してから翌月丁度良いプランに変更することで無駄な料金を支払わずに済みます。
そして表の一番下に記載されているのが、今回のタイトルにある斬新な「時間プラン」です。
NUROモバイルの5時間プランとは?
ここからがタイトルの内容になります。
格安SIMは「月に●GBまで使える」というプランが一般的ですが、NUROモバイルの時間プランは「1日5時間まで無制限で使用可能」という斬新なプランです。
時間単位なのでその時間内であればガンガン動画を見ようが重いファイルをダウンロードしようが問題なしという、従来のスマホユーザーには抵抗のある使い方もできます。
この5時間プランの詳細な条件は以下です↓
NUROモバイル「5時間プラン」は24時にリセット
1日5時間間までの高速通信時間ですが、1日の区切りは24時の日付が変わった時点となります。
5時間を使い切ってしまいリセットを待っている場合には24時にまた5時間に戻ります。
ちなみにNUROモバイルのマイページから1日の高速通信の残り時間を確認する事が出来ます。
NUROモバイル「5時間プラン」の5時間はホントに高速通信可能
大体の格安SIMで”使い放題”とあればデータ通信速度は”中速”だったりして動画閲覧が厳しかったりします。
NUROモバイルの「5時間」は高速通信で回線速度は最大375Mbpsと非常に優秀で動画閲覧も余裕です。
また一時制限も有りません。
高速通信時間中の通信総量制限はありません。
NUROモバイル「5時間プラン」は使い切ると200Kbpsの低速通信
5時間の高速通信できる時間を使い切った場合には、通常のデータ容量を使い切った場合と同じ回線速度(200kbps)の低速通信となります。
全く利用できなくなる訳ではないですが、ウェブ閲覧は読み込みが遅く動画は品質を最低まで下げても再生は難しいレベルです。LINEのトークなど軽いテキストデータの読み込みは問題なく行えます。
NUROモバイル「5時間プラン」日に残った時間は繰り越し不可
例えば「今日はほとんどスマホを触ってないから1時間分しか消費せず、4時間分余った」といった場合には、翌日に余った4時間分は繰り越されず消失します。
勿体ないのでできれば目一杯使い切ってしまいたいですね。
NUROモバイル「5時間プラン」チャージ不可
データ容量という概念が無いので低速時に「●円で●GB購入」という事が出来ません。
1日5時間の高速通信可能な時間を使い切った場合にはWi-Fiなどを利用するしか有りません。
NUROモバイル「5時間プラン」切り替えは自動でnuroモバイル側が判断
個人的には一番重要なのがここです。
高速通信可能な時間は自分でON/OFF出来る訳ではなく、
弊社のシステムで一定時間内に高速通信に切り替えるべき通信量を検知次第、5分高速時間をユーザへ自動付与します
ということで「高速通信に切り替えるべき通信量」以上になると自動で高速通信の時間が消費されます。
この通信量の閾値が低く、ネットを利用しているならば大体高速通信の時間が消費されます。
5時間プランは使えるの?こんな人向け
平日は学生であれば学校の授業、社会人であれば仕事をしているので5時間の高速通信でも意外と十分です。
個人はあると思いますが家に帰って動画をゆっくり3時間くらい見て丁度良いと思います。
しかし休日にダラダラしていると足りなくなるのでWi-Fi環境と上手く組み合わせるといいと感じました。
生活スタイルに大きく左右されるプランだと思いますが、多くの人にとって平日ならば十分足りるでしょう。
時間制=容量は無制限なので動画をガンガン見ても問題ないですし、この先「時間制」が流行ってもおかしくはないです。