大手3キャリアの新ブランドが遂に2021年3月からサービス開始になりますね!
そういえばソフトバンクの新ブランドの名前が正式にLINEMO(ラインモ)に決まったみたいですよ。
今までは『SoftBank on LINE(仮)』という仮称でしたからね。
LINEMO(ラインモ)ですか、無茶苦茶LINEを前面に押し出してますね。
LINEがソフトバンク関連会社であることを最大限活用して、私たちが毎日使っている「LINE」のアプリ内からLINEMOに申込やサポートなどが行えるとの事ですよ💡
他に今回のLINEMO発表時に発表された変更点などもまとめて解説してみようと思います。
正式名『LINEMO(ラインモ)』に決定!&500円値下げで3月17日サービス開始💡
2020年の菅政権の通信費削減の要請で、大手キャリアは通信量を値下げプランを急遽求められた形ですが、ソフトバンクは2020年12月に「SoftBank on LINE」という仮称で月額2980円のプランを発表していました。(以前別ページで解説)
そして2021年2月中旬に正式に『LINEMO(ラインモ)』という名称になる事が発表され、同時にプラン内容も仮称発表時よりも攻めた内容に変更される事が発表されました。
【SoftBank on LINE ⇒LINEMOの変更点まとめ】
以前発表との変更点 | 旧(SoftBank on LINE) | 新(LINEMO |
プラン月額 | 2,980円/月 | 2,480円/月 |
無料通話 | 5分以内の国内通話が何度でも無料 (5分までかけ放題) |
無料通話無し |
月データ容量 | 20GB/月 | 変更なし |
カウントフリー | LINEのサービス使い放題 | 変更なし |
データ超過時の速度制限 | 制限時でも最大1Mps (YouTubeがギリギリ見れるくらい) |
変更なし |
通信回線 | ソフトバンク回線 | 変更なし |
5G対応 | ◎(対応) | 変更なし |
eSIM対応 | ◎(対応) | 変更なし |
申込方法 | LINEアプリ内(オンライン)からのみ手続き&サポート可能 (店舗受付なし) |
変更なし |
申込開始日 | 2021年3月予定 | 2021年3月17日サービス開始 |
変更点は月額料金が500円安くなった代わりに無料通話がオプションになり、完全にauのpovoと同じになりました。
無料通話が必要な場合は適宜オプションで加入する形になり、「5分かけ放題」オプションを付けると変更前の月額2980円と同じ状態にできるため、実質「5分かけ放題が外せる」良変更と言えますね。
ドコモの「ahamo式」から後出しで評判の良かったauの「povo式」に変更した訳ですね。LINE通話メインなど携帯番号からほぼ発信しない人にとっては実質月額500円値下げなのでありがたい変更です🎵
LINEMOの変更を踏まえてのソフトバンクの3ブランドの料金と月容量の位置付けはこんな感じなりました↓
LINEMO(ラインモ)のメリット&デメリットあれこれ
正式に名称が決まったソフトバンクの新ブランド『LINEMO(ラインモ)』ですが、既存のソフトバンクと比較してのメリットとデメリットの両方があるので見ていこうと思います↓
LINEMOのデメリット1:オンライン専用なので店舗では契約できない
人によっては最も不安な点になり得るのが「店頭でのサポートがない」という点でしょう。
大手3キャリアが新たに立ち上げたブランド「ahamo」「povo」「LINEMO」はいずれも申込もサポートもオンライン専用のブランドとなっており、街中のショップに行っても申込やサポートを受ける事ができません。(人件費などを割いた分で安くしている為)
「LINENO」の場合はLINEアプリ内からの手続きの他、チャットでのサポートを受け付けるとの事ですが、チャットでのやり取りが不慣れな層にはハードルを感じるかもしれません。
また、LINEMOの発表時にもありましたが、店頭にLINEMOを聞きに行っても簡単な案内のみで具体的なサポートなどをする予定はないという事なので、もし必要なのであれば「店舗サポートが受けられるワイモバイルやソフトバンク」の方がいいでしょう。
LINEMOのデメリット2:ソフバンのキャリアメール利用不可&家族割もできない
また現在ソフトバンクを使っている人がLINEMOにMNPする場合には、ソフトバンクのキャリアメールはLINEMOでは使えないという点も留意です。
これはLINEMOに限らずの話ですが、ソフトバンクからMNP乗り換えや解約するとソフトバンクのキャリアメールは利用不可になりますのでご注意を。
また家族でソフトバンクの家族割を使っている場合にも、LINEMOに乗り換えてしまうと「ソフトバンク外」扱いになるので家族割も家族割カウントからも除外される点も把握しておきましょう。
ただ、LINEMOに乗り換える事でソフトバンクの半額以下くらいには月額料金が安くなるので、家族割がなくなっても充分な節約ができるので問題にはならなそうですが。
LINEMOのメリット1:何より安い!
続いてLINEMOに乗り換えるメリットについても。
まずソフトバンクなどのキャリアから乗り換える場合の最大のメリットですが、なんといっても圧倒的に月額料金が安くなることに尽きます!
当たり前だと思うかもしれませんが、格安SIMに乗り換えた事がある人なら感じたであろう「今まで何にこんなにスマホ代を払ってたんだ」というくらい乗り換え後のスマホ代の請求が安いです。
大手キャリアのスマホ代の平均が月額8,000円前後な事を考えれば、LINEMOの月額2,480円は破格ですよね。税込でも3千円以下ですから毎月5,000円ずつ貯金が増えるのと同じです。
ほぼ何も失わずに年間6万円余分に貯まると考えると下手な投資商品よりも確実で効果的だと思います。
LINEMOのメリット2:LINEアプリから申込&eSIM対応なので最短1時間で手続き完了も可能
2つ目のLINEMOのメリットは、LINEというアプリ内から申込手続きや管理ができる点です。
今までの格安SIMはどれも申込ページを探したりPCから身分証などをアップロードしたりと結構面倒だったのですが、LINEアプリ内で手続きが完結するようになります。
ここも従来の格安SIMでは実現できないところで、利用者が多くアクティブ利用者も多いLINEアプリ内からできるのは画期的だと思います。
具体的には物理SIMではなくeSIMで申し込んだ場合に、「eKYC」と呼ばれるオンライン本人認証システムを使う事で、本人確認は顔写真と本人確認書類の写メを送るだけで完了可能なようです↓
“ラインモ”は、オンライン上で契約手続きができるため、シンプルで簡単です。eKYC(electronic Know Your Customerの略、オンライン本人確認システム)を導入しているため、eSIM(embedded Subscriber Identity Moduleの略、組み込み式SIM)の契約を希望される場合は、ご自身の顔写真と本人確認書類の写真をアップロードするだけで本人確認が完了します。
本人確認が完了すると、登録したメールアドレスにプロファイルを発行するリンクが届きます。指示に従って手続きを進めることで、eSIMが開通します。eSIMの場合はオンライン上での申し込み手続きが完了すれば開通するため、その場ですぐにサービスを利用できます。なお、今後契約手続きを、LINEのチャット画面からもできるようにする予定です。
LINE=スマホだけで手続きが可能な点や、通常の物理SIMの他にeSIMにも対応しているので、eSIMを契約する場合には物理SIMが届くまで待つ必要もなく、LINEアプリから顔写真を撮って送るなどで「最短で1時間くらいで使えるようになる」らしいです。
今までの「SIMカードが届くまで何日か待って初期設定をしていた時代」ももう過去なんですね…
ちなみに「LINEアプリ内からの申込や管理ができる」=「LINEアプリが入っているスマホが故障したらサポートが受けられないのでは?」と不安になりましたが、そこは現在議論中との事です。
LINEMOで取扱うスマホ機種は今のところ未定=LINEモバイルの端末が有力か
LINEMOで取り扱う(セット購入できる)スマホの機種については現在未定との事です。
個人的にはLINEMOの元々の「LINEモバイル」の取り扱い機種を踏襲するのでは?と思っていますが、ソフトバンクグループなのでワイモバイルのようにiPhoneシリーズもLINEMOに並ぶ可能性はありますね。
ちなみにソフトバンクや他社で購入したiPhoneはLINEMOで使えるのかは気になるところですが、今のところ情報はありませんね。
LINEモバイル時代やグループ会社のワイモバイルの例を考えると、SIMロックさえ解除すればiPhone6s以上なら使える可能性が高いです。
参考:ワイモバイルで手持ちiPhoneを使う方法♪ドコモauSoftBankのSIMロック版
なので手持ちiPhoneをLINEMOに乗り換えて使う事は出来ると思われます。
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