ソフトバンクユーザーにとって格安SIMに乗り換える最大の障害が”SIMロック問題”ですよね。
最近では総務省のお達しによりSIMロック解除が義務化されたものの、SIMロック解除機能を持つスマホは発売が2015年5月以降の端末だけです。
特にiPhone6や5sなどはSIMロック解除ができずソフトバンク回線の格安SIMもないため、Y!モバイルに乗り換える以外は新規で端末を購入するしか手段がありませんでしたが、遂にソフトバンク回線の格安SIM「b-mobile S」が登場しました!
ソフトバンク回線の格安SIMが登場した経緯
なぜ格安SIMはドコモ回線がほとんどでau回線は一部、ソフトバンク回線は皆無だったのでしょうか。
それは3キャリアの回線を貸し出す接続料が違うからです。
ドコモ回線は3キャリアの中で一番安く貸し出しているので多くの格安SIM会社はドコモ回線を利用しているという訳です。
次いでau回線、3キャリアで一番接続料が高いのがソフトババンクです。
接続料が高い=月額料金も高くなるので安さがアイデンティティの格安SIMではソフトバンク回線を借りる事が殆どありませんでした。
しかし接続料は年々安くなってきており、2017年の3月にソフトバンクの接続料が下がったことによって一部の格安SIMはソフトバンク回線を借りてサービスを始めだしたという経緯があります。
2017年3月現在では「b-mobile S」のみですが、今後ソフトバンク回線の接続料が更に安くなればソフトバンク回線の格安SIMが増えてくる可能性は十分にあります。
例外としてピコ太郎さんのCMでもお馴染みのY!モバイルもソフトバンク回線です。
Y!モバイルは名前がYahoo!っぽですがソフトバンクのサブブランドの会社です。
なので当然ソフトバンク回線を使っています。
初のソフトバンク回線の格安SIM「b-mobile S」はどう?
では初のソフトバンク回線を利用する-mobile Sのプランやサービス内容を見ていきましょう。
ソフトバンク回線の格安SIM「b-mobile S」のプランまとめ
b-mobile Sの料金プランは以下の4種類があります。
プラン名 | 月額料金(円) | データ通信容量(GB/月) |
開幕SIM 1GB | 880円 | 1GB/月 |
開幕SIM 3GB | 1,580円 | 2GB/月 |
開幕SIM 7GB | 2,980円 | 7GB/月 |
開幕SIM 30GB | 4,980円 | 30GB/月 |
一般的なスマホユーザーのデータ通信容量の平均値は3GBと言われているので月額1,580円のプランが標準プランと言えます。
プランの設定はライトユーザー、標準、ヘビーユーザー、実質無制限と上手く分かれています。
現状開幕SIMなので音声通話やSMSオプションが無く割高
2017年3月現在は「開幕SIM」というデータ通信専用SIMのみしかなく音声通話SIMやSNSオプションがありません。
上記の料金も音声通話無しのデータ通信容量のみなので他の格安SIMと比較すると割高です。
登場たばかりで「開幕SIM」という名前になっていることもあり今後は順次音声通話などのサービスを展開していくものと思われます。
iPhone5以降なら乗り換え可能!
人気のiPhoneも5以降のモデルなら使えます。
ソフトバンクでSIMロック解除対象機種になっていないiPhone5,iPhone5s,iPhone6は
ワイモバイルやU-mobile以外に乗り換え先がありませんでしたが、今回b-mobile Sが登場したことによって選択肢が増えました。
b-mobile S公式ページ
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