子どもにスマホを持たせたら導入必須のフィルタリング。
現在は「青少年インターネット環境整備法」によって、18歳以下の子どもにスマホを持たせる際には導入が義務付けられてます。
フィルタリングのタイプには2種類ある
大きく分けてフィルタリングには2種類あるのをご存じでしょうか。
主にガラケーに使われているネットワーク型フィルタリングと、現在スマホに使われている主流のブラウザ型フィルタリングです。
ネットワーク型フィルタリング
1つ目はネットワーク型フィルタリングです。
携帯電話回線(3G,LTE)でのネット接続時だけフィルターが掛かるタイプのフィルタリングです。
画面の左上のアンテナのところに(docomo,au,softbank)と出ている時のみ機能するフィルタリングなので、Wi-Fiなどそれ以外の方法でネットに接続した場合には機能しないので注意です。
現在このネットワーク型フィルタリングはガラケーに使われているいますが、現在主流のスマホはもう片方のブラウザ型フィルタリングを利用しています。
キャリアでは以下のフィルタリングが
ネットワーク型フィルタリングアプリになります↓
キャリア | フィルタリング名 |
ドコモ | SPモードフィルタ |
au | 安心アクセスサービス |
ソフトバンク | ウェブ安心サービス |
携帯電話回線(3G,TLE)でのネット接続だけフィルタリングするので、Wi-Fiなどの携帯電話回線以外の方法でのネットアクセスはフィルタリング出来ないという欠点があります。
ブラウザ型フィルタリング
ブラウザ型フィルタリングは現在主流のスマホに使われているフィルタリング方式です。
大手キャリアで提供している以下のメジャーなフィルタリングアプリがこのブラウザ型フィルタリングに当たります↓
キャリア | Android端末用 | iPhone(iOS)端末用 |
ドコモ | あんしんフィルター for docomo(旧あんしんモード) | あんしんフィルター for docomo(旧あんしんモード) |
au | あんしんフィルター for au(Android) | あんしんフィルター for au(iOS) |
ソフトバンク | あんしんフィルター(旧スマホ安心サービス) | あんしんフィルター(旧Yahooあんしんねっと) |
上記のようにスマホにはiPhoneやiPadなどのiOS端末用とAndroid端末用で以前までは異なりましたが、2017年4月現在では上記の名称で統一されています。
上記のブラウザ型フィルタリングアプリの場合は、Wi-Fiなどの携帯電話回線以外でのネット接続時にもフィルタリングが機能します。
アプリのフィルタリングについて
スマホ向けのブラウザ型フィルタリングはiPhoneなどのiOS向けのアプリとAndroid向けのアプリでは機能が異なります。
Android端末の場合はフィルタリングアプリでウェブにもアプリにもフィルタリングが機能しますが、iOS端末の場合はウェブのみしかフィルタリングアプリで制限することができません。
これはOSによる差異なのでユーザーやキャリア側で対処できる問題ではないので、iPhoneやiPadなどのiOSユーザーの場合はiOSの機能でアプリ制限をかける必要があります。
参考:「子どものスマホにアプリインストール制限&課金防止の設定をする方法【iPhone編】」