【楽天モバイル VS Y!モバイル】格安SIMの完全かけ放題比較

格安SIMと言えば”通話料金が高額”というデメリットが挙げらた時代もすでに過去です。
最近では大体どこの格安SIMも「5分かけ放題」が当たり前についていたりと通話オプションが各社充実しています。

特に2017年の4月に最大手楽天モバイルが「完全かけ放題」のサービスをスタートしたことから、「完全かけ放題が使える」というアイデンティティも大手キャリアだけのものではなくなっています。

今回は格安SIMで完全かけ放題が利用できる「楽天モバイル」と「Y!モバイル」を比較していきます。

Y!モバイルと言えば”通話”に定評がある格安SIMで、「音声サービスの充実度」で2017年には全格安SIM会社中No1に選ばれています。
名前からYahoo!っぽい感じが出ていますが、実はY!モバイルはソフトバンクの100%子会社なので回線速度もかなり良いです。(自分もメイン端末でY!モバイルを使っています)

全プラン標準で「10分かけ放題」が付与されている為、090や080で長電話が多い人でなければ殆ど通話料を軽減してくれるのが嬉しいです。
そんなY!モバイルも実は月額+1,000円のオプションで大手キャリアと同じ「完全かけ放題」を利用することができます。

■Y!モバイルで完全かけ放題を利用した時の月額料金

Y!モバイルではS,M,Lの3種類のプランがあり、1年目は1,000円安くなります。
選択したプランに+1,000円の「完全かけ放題」オプションを付ける事で大手キャリアのように利用可能です↓

月2GBのSプランならば1年目で2,980円、2年目以降3,980円で利用可能です。

楽天モバイルの場合にも月額2,380円の「完全かけ放題オプション」に加入することで可能です。
オプション料金はY!モバイルの倍以上掛かるものの、元の基本料金が安いため以下のような月額料金になります↓

楽天モバイルのベーシックプランはデータ通信無制限ですが常時低速の200MbpsとメールやLINEくらいしか使えないのでオススメできませんが、3.1GBプラン+完全かけ放題で月額3,980円で利用可能です。

上記のように完全かけ放題の料金比較ではY!モバイルと楽天モバイルは大差ありません。
Y!モバイルが1年目は月額1,000円割引があり、3年目以降データ容量が半分になるため比較しにくいですが、1年目はY!モバイルで2年は同じくらい。3年目で楽天モバイルが優勢になります。

また楽天モバイルは専用の通話アプリを利用しての通話が必要になるので多少手間になりますが、Y!モバイルは大手キャリアと同じく2年縛りの契約が前提となるので一長一短です。

急速にサービスが進化している格安SIM業界なので1年後に方針変更できる楽天モバイルの方が良いと思います。
2年縛りは解約やＭＮＰで乗り換えるのがまた面倒ですからね。

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