格安スマホフィーバーな流れはありますが、実はフィーチャーフォン(通称ガラケー)もまだまだ現役です。
そんなに使わない人にとっては料金が安くて最低限通話ができるガラケーで充分ですよね。
確かに必要ないなら無駄に高額な携帯料金を払う必要もないでしょう。
2017年時点でスマホ:ガラケーは8:2くらいなので、5人に1人はガラケーを使っているという統計もあります。
最近ではガラケーから同料金で使える格安スマホに乗り換える人がかなり多いみたいですが、実はガラケーが使える格安スマホも何社かあるんですよ。
え?
格安スマホでもガラケーが使えるんですか?
という事で今回はガラケーが使える携帯電話会社の料金を比較してみましたよ。
ドコモでガラケーの最低維持料金は1,944円!
ドコモのガラケーの場合、5分までかけ放題の「カケホーダイライト(ケータイ)」と完全無制限かけ放題「カケホーダイ(ケータイ)」によって月額携帯代金が異なり、以下のようになります↓
『ドコモで5分かけ放題+月2GBパケットの月額携帯代金内訳』
カケホーダイライトプラン(ケータイ) 5分までかけ放題(超過分は通話料20円/30秒) |
月額1,200円 |
ケータイパック(月2GB上限) | 月額300円 |
SPモード | 月額300円 |
トータル月額携帯代金 | 月額1,800円 |
ドコモの場合ガラケー端末代金が実質0円の機種だったとして、維持料金が税込みで月額1,944円となります。
『ドコモで5分かけ放題+月2GBパケットの月額携帯代金内訳』
また5分までかけ放題ではなく、国内通話完全無制限かけ放題の場合には以下の月額携帯料金で利用可能です↓
カケホーダイプラン(ケータイ) 無制限の完全かけ放題 |
月額2,200円 |
ケータイパック(月2GB上限) | 月額300円 |
SPモード | 月額300円 |
トータル月額携帯代金 | 月額2,800円 |
ドコモでガラケーで完全かけ放題を使う場合には税込みで3,024円になります。
という事でドコモでガラケーを使う場合の最低維持料金は月額1,944円となります。
ドコモでガラケープランでも、5分かけ放題+2GBで2千円以内だと格安スマホと同じくらいの料金なんですね。
ワイモバイルでガラケーの最低維持料金は★円!
ガラケーと言えばドコモやau,ソフトバンクが有名ですが、実はワイモバイルでもガラケーを取り扱っていたりガラケー向けのプランがあるのをご存じないガラケーユーザーも多いかもしれませんね。
ワイモバイルで販売されているガラケーは「AQUOSケータイ」「AQUOSケータイ2」「Simply」「DIGNO」「」と言った人気機種です。
ワイモバイルのガラケー用プランは以下の2種類があります↓
ワイモバイルのガラケープランSSは月額934円+α!
ワイモバイルで最も安いガラケー用のプランが「ガラケープランSS」で月額料金は934円(税抜)+ベーシックパック(月額300円)から利用できます。
ガラケープランSSの特徴と料金
ガラケープランSSは最安プランである分、ほとんど使わない人向けのプランとなっており、以下のように使った分だけ基本料金に加算されていくプランになっています↓
ガラケープランSS料金 | 月額934円 |
ベーシックパック料金 | 月額300円 |
通話料金 | 発信は30秒につき20円(受信は無料) |
無料通話 | 無し(ワイモバイル同士は無料) |
データ容量 | パケット定額制(後述のようにデータ通信を使わなければ月額+0円、2.5GBで月額+4,500円、それ以上は低速制限) |
メール送受信量 | 0.005円/パケット(パケットカウント) |
SMS | 送信は1通につき3円&受信は無料 |
なので上記を使った分だけプラン料金+ベーシックパックに加算された金額が請求されることになります。
特に注意が必要なのがパケット定額制で、全く使わなければ0円なので最安で使えるのですが、たった110MBとかっただけで+4,500円が掛かり全く安くないプランとなります↓(料金は大手キャリアのスマホ代くらいに…)
という事で、ワイモバイルの『ケータイプランSS』は通話機能しか使わない+通話(発信)も月に10分以内くらいの人向けの最安プランと言えます。
ワイモバイルの完全かけ放題も可能
ワイモバイルにはスマホでもガラケーでも付けられるオプション『スーパーだれとでも定額』に加入する事で、ドコモの「カケホーダイ」と同じ完全かけ放題が可能になります↓
また「スーパーだれとでも定額」オプションを付けることで、通話だけでなくパケットも無制限で利用可能になるという特典もあるので、通話もパケットも気にせず使えるようになるのが嬉しいオプションです。
スーパーだれとでも定額オプションは、ガラケープランだと月額+1,500円で利用可能なので、先程のケータイプランSSにつけると以下の料金で完全かけ放題にする事も可能です↓
ガラケープランSS料金 | 月額934円 | |||
ベーシックパック料金 | 月額300円 | |||
スーパーだれとでも定額 完全かけ放題 |
月額+1.500円 | |||
トータル月額携帯料金 | 月額2,734円 |
プラン | 月額料金 | 通話料金 | 無料通話 | データ容量 |
ドコモ カケホーダイライト (5分までかけ放題) |
1,800円/月 | 5分超過分20円/30秒 | 1回5分までが無料 | 2GB上限 |
ドコモ カケホーダイ 完全無料通話 |
2,800円/月 | 国内通話無料 | 無制限 | 2GB |
ワイモバイル ケータイプランSS |
1,234円/月 | 20円/30秒 | 無し(Yモバイル同士は無料) | 使った分だけパケット定額(0円~4500円)がかかる |
ワイモバイル ケータイプランSSにスーパーだれとでも定額オプション加入 |
2,734円/月 | 国内通話無料 | 無制限 | 無制限 |
ガラケーの利用料金最安はワイモバイルの『ケータイプランSS』ですが、少しでも(110MB)データ通信を行うと高額なパケット料金になってしまうので、「通話専用ガラケーとして使う場合」や「全くデータ通信を行わない人」で発信がほとんどない人の節約プランと言った位置づけです。
逆にデータ通信を良く使うガラケーユーザーにオススメなのが、ワイモバイルの『ケータイプランSS』に『スーパーだれとでも定額オプション』を付けたプランです。
この場合通話もデータ通信も無制限で使えるので、ドコモの完全かけ放題の料金と同額で使えるのでヘビーガラケーユーザーにお勧めのプランと言えます。
スマホでも料金変わらないからスマホデビューもお勧め♪
ここまででガラケーの大体の料金が分かったと思いますが、実は途中にも書いたようにガラケーの料金って格安スマホの月額料金とそんなに変わりません。
前記のワイモバイルでもほとんど同じ額のスマホプランもありますので、格安スマホの登場でガラケー=節約という構図でも無くなっています。
ワイモバイルではないですが、以下のページでiPhoneが実質0円で購入でき、月額1,980円で5分かけ放題+月2GBプランが利用できるので、ガラケーより安いiPhoneというケースもありそうですね。