auとSoftBankの”4年縛り”に騙されるな!3つのデメリットと注意点

auとソフトバンクの4年縛りでiPhoneが半額で使える?デメリットはないのか?
かいり
かいり

最近では2年縛りだけじゃなく”4年縛り”なんてものも登場しましたね。

ねこ
節約ねこ

4年縛り!?
2年縛りでも問題視されているのに、更に面倒なのが出てきましたね。

かいり
かいり

ドコモは今のところ有りませんが、auの『アップグレードプログラム』やソフトバンクの『半額サポートfor iPhone』って名前のプログラムです。
 
端末代を2年(24回払い)から4年(48回払い)にするので”4年縛り”なんて呼ばれているんですが、実はかなり面倒なシステムになっています。契約を検討している人は一読してみる事をお勧めします。

大手3キャリアの中でもauとソフトバンクが2017年からスタートした『アップグレードプログラムEX』『半額サポート for iPhone』は、”4年縛り”と呼ばれており、今までのスマホの一般的な”2年契約”とは別に登場しました。

キャリア名 4年縛りのプログラム名
ドコモ
au アップグレードプログラムEX
ソフトバンク 半額サポート for iPhone

ドコモは4年縛りはありませんが、似たようなプログラム『機種変更応援プログラムプラス』を2017年9月にスタートしています。

4年縛りはiPhoneの端末価格が引き金か

今までの2年縛りとは異なり、4年縛りはプランの契約期間ではなく端末代の分割期間が48ヶ月に分割されています。

これは2017年に発売されたiPhone8やiPhoneXの端末代が10万円前後と高額なので、従来の24回分割だと1ヶ月当たりの料金が高くなり格安SIMの料金に対抗できなくなった為だと思われます。

なので倍の48回分割にする事で1ヶ月当たりの端末代の返済額が少なく済み、価格表示で安く優位に見せることができます。

4年縛りでは支払合計金額は同じ

一方でiPhoneのデバイスとしての寿命は3~4年と言われており、故障なども含めると端末代のローンを返済し終わる前にiPhoneが使えなくなって次のスマホへ機種変更している可能性の方が高いでしょう。

次のスマホも分割支払を選択したならば、2台分のローンを同時返済する事になるかもしれません。

4年縛りのメリット?2年経過後は対象機種へ機種変更すれば残ローンが免除になる

auの「アップグレードプログラムEX」とソフトバンクの「半額サポートfor iPhone」最大のメリットとして、「2年経過後(3年目以降)であれば、対象機種へ機種変更する事で残ローンを免除する」というシステムになっています。

auのアップグレードプログラムEX2

ここも分かりずらいシステムなのですが、48回分割で購入して25ヶ月目以降に機種変更する事で、残ローンが無くなるため実質24ヶ月分割で購入できるような状態になります。

auのアップグレードプログラムEX3

つまり「2年後に対象機種への機種変更を約束すれば、iPhoneが半額で購入できる」というかなり太っ腹なプログラムになっているように思えます。

auとソフトバンクの4年縛りの★つの注意点!

しかしそんな都合のいいには当然裏があります。(大手3キャリアの場合”裏”というよりは”但し書き”ですが)

auとソフトバンクの4年縛りプログラムの詳細の下の細かい文字をよく確認してみると以下の問題がある事が分かります。

4年縛りのデメリット➀:機種変更時には購入した端末を返却が必須=レンタル状態

そもそも25ヶ月目以降に機種変更して残ローンを免除するためには、機種変更時に今まで使っていた端末を返却する必要があります。

分割購入したはずなのに”返却”です。返却という表現に違和感を感じます。

つまり4年縛りはレンタルしている状態と同じですね。なので機種変更時に高額なiPhoneは手元に残らず回収されます。

更に…

4年縛りのデメリット➁:回収時に壊れているとペナルティで2万円掛かる

更に返却時に回収端末の査定が行われ、壊れている場合にはペナルティとして2万円+消費税のペナルティが掛かります。

回収した機種が査定条件を満たさなかった場合、20,000円(不課税)のお支払いが必要です。割賦債務が完済済みである場合及び回収機種が査定条件を満たしていないときにお客さまの割賦残債務が20,000円以下の場合は、本特典は利用できません。

あんしん保証パック with AppleCare Services加入時は2,000円となります。

一応「あんしん保証パックオプション」に加入していれば、2万円のペナルティが2千円で済むシステムになっています。

しかしこの「あんしん保証パック」オプション自体が月額500円もかかるため、最短で機種変更しても24ヶ月で12,000円は支払っている状態なので意味がありません。

こんな状態でも2万円のペナルティが掛かる

ちなみに、具体的にどんな状態がNGなのかというと

  • 電源が入らない
  • 充電できない
  • 電話機本体や液晶に破損や割れがある
  • メーカ指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある
  • ◎以下の場合は特典をご利用いただけません。
  • 暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない
  • 製造番号が確認できない、改造などメーカの保証外となるような場合

と、バキバキに壊れていなくても2年間使っていれば発生しそうなトラブルでも2万円が請求されます。また下の2つの場合はペナルティどころか残ローン免除自体が利用できなくなります。

4年縛りのデメリット➂:2年毎の対象機種への機種変更が義務となり無限ループする

更にauとソフトバンクの4年縛りプログラムの但し書きには

機種変更後も「半額サポート for iPhone」、「半額サポート for Android」、「機種変更先取りプログラム」のいずれかに加入すること

機種変更後も「アップグレードプログラムEX/EX(a)」に再加入

と、機種変更後も再度同じプログラムへ加入する事が特典の適用条件に記載されている事が分かります。

これってつまり「残ローンを免除したい!次もこのプログラムに加入するから!」を無限に繰り返す必要があるという事です。

他にもauの場合はプログラム料が毎月掛かったり、端末割引が効かなかったりと色々とデメリットはあるようですが、主にこの3点は4年縛りを考える上で考慮必須なポイントだと思います。

【まとめ】2年毎に高額スマホへの機種変更を約束して、半額でレンタルしている状態

ここまでのauとソフトバンクの4年縛りプログラムを見てもかなり条件が複雑になっており、パッと見で良いのか悪いのかが分かりにくくなっています。

各社但し書きも分かりにくく、auショップやソフトバンクショップの店頭でここまで細かく説明し、ユーザーの理解を得てから契約しているのかが本当に疑問なほど複雑です。

しかしここまでauとソフトバンクの4年縛りの適用条件をまとめると、

  • “購入”ではなく返却必須な”レンタル”に近い状態である事
  • 返却時に査定があり、状態が悪いとペナルティ2万円が掛かる事
  • 残ローン免除の為には再度4年縛りに加入必須なので、2年毎に高額スマホへ機種変更が必須な事

と2年縛りよりも面倒な縛りになっているのが分かります。

総じて表現するならば、

4年縛りは「2年毎の高額スマホへの機種変更を約束する事で、半額でレンタルできるプログラム」という事になります。

ねこ
節約ねこ

最新iPhoneなどが半額!!
の裏にはここまで厳しい縛りがあったんですね。
 
契約者でちゃんと内容を理解している人って何割いるんでしょうか。

auとソフトバンクの各プランの詳細は以下のページで解説しています↓

高額12万円のiPhoneXを安く!auのアップグレードプログラムは安くなるか

2017.11.04

iPhone8半額でも縛りに注意!ソフトバンクの"半額サポート for iPhone"の罠

2017.09.26

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