そろそろガラケーからスマホに挑戦してみようと思うんだけど、スマホは高いイメージがねぇ
遂にスマホデビューですか?
確かにドコモやau、ソフトバンクでガラケーからスマホに機種変更すると月額料金が4000円以上高くなりますね。
しかもスマホ本体も新規で買わなきゃいけないから結構な出費に…
やっぱりやめようかな。
端末代は高額なiPhoneにしなければある程度は抑えられますし、最近だと格安SIMでスマホデビューすれば月額2,000円くらいでスマホも使えますよ。
ガラケーと変わらんやんけ。
ちょっと詳しく教えてくれよ。
ガラケーからスマホへ機種変更は高いが、格安スマホなら安い
多くのガラケーユーザーがスマホに移行する際に「ガラケーからスマホは料金が高くなるんじゃないか」という不安があると思います。
ガラケーであれば、ほとんどの人がドコモauソフトバンクで契約して長期で利用しているのではないでしょうか。
以下は2017年のガラケーユーザー(ドコモauソフトバンク)、スマホユーザー(ドコモauソフトバンク)、格安スマホユーザーの月額料金の平均の調査結果です↓
- 大手キャリアユーザーのガラケー料金の月額平均:3,071円
- 大手キャリアユーザーのスマホ料金の月額平均:7,876円
- 格安SIMユーザーのスマホ料金の月額平均:2,957円
現在支払っているスマートフォンの平均月額料金、大手3キャリアユーザーは平均7,876円、格安SIMユーザーは平均2,957円、フィーチャーフォンユーザーは3,071円 | MMD研究所
予想以上に格安スマホの月額料金が安いのが分かると思います。実際には大手キャリアのガラケーの月額料金と、格安スマホの月額料金は同じくらいという統計結果が出ています。
同じキャリア内でガラケーからスマホへの機種変更は月額料金が倍以上に!
例えば現在ドコモでガラケーを利用している場合、そのままドコモのスマホへ機種変更する人は予想以上に多いです。
確かに街中のどこにでもあるキャリアショップへ赴き、「スマホに機種変更したいと」言えば簡単にガラケーからスマホに機種変更できるのは大手キャリアの長所でもあります。
しかし
「スマホも初めてなのに、格安スマホ・格安SIMは難しそう」
そんな理由で月額料金が倍以上高い同キャリアのガラケーに機種変更するのは正直非常に勿体無いと感じます。
なぜなら固定費は存外馬鹿にできないからです。
例えばそのまま前記のスマホ代の月額平均で考えれば、
スマホの契約会社 | 1年の支払総額 | 5年の支払総額 | 10年の支払総額 |
大手キャリア契約 | 94,512円 | 472,560円 | 945,120円 |
格安スマホ契約 | 35,484円 | 177,420円 | 354,840円 |
格安スマホにするのと大手キャリア内でスマホに機種変更するのは1年間で6万円の差が出ます。
5年で30万円、10年なら60万円もの差が選択によってつきます。
特にガラケーユーザーはスマホに移行してもライトユーザーが多い傾向にあります。
使った分だけの料金になる格安SIMであれば、月額1,000円代も十分可能なので実際にはそれ以上の差になる可能性も高いです。
【ガラケーからスマホへ】大手キャリアスマホと格安スマホの機能の差は無いの?
ここまで料金に差が出るならば、格安SIMは格安な分デメリットもあるのかと考えるのが普通だと思います。
以下のページで格安SIM・格安スマホのデメリットをまとめていますが、主に
- キャリアメール(~@docomo.ne.jpや~@softbank.ne.jp)が使えなくなる
- 通信回線が多少遅くなる場合がある
- 090や080の通話料金は20円/30秒になるので通話オプションを利用する
が格安SIMの大きなデメリットとして挙げられます。
2の通信速度は正直動画を出先でよく見るような使い方をする人以外はそんなに問題ないと思います。(自分も格安SIMを1年以上使っていますがほとんど気になりません)
3の通話料金は090などの携帯電話番号で通話が多い人は、「●分かけ放題」や「完全かけ放題」オプションのある格安SIMを選ぶことで解決できます。
ちなみに格安SIMは通話料金が高いと言われますが、大手キャリアでも基本的には20円/30秒の通常通話料金です。
そこに、
キャリア | 5分かけ放題 | 完全かけ放題 |
ドコモ | カケホーダイ (+月額2,700円) |
カケホーダイライト (+月額1,700円) |
au | カケホ (+月額2,700円) |
スーパーカケホ (+月額1,700円) |
ソフトバンク | スマ放題 (+月額2,700円) |
スマ放題ライト (+月額1,700円) |
格安SIM | ほとんどの格安SIMで可能 (+月額600円~800円) |
ワイモバイル、楽天モバイルで利用可能 (+月額2,000~2,380円) |
格安SIMには完全かけ放題(月にどれだけ通話しても定額)がオプション加入できるところが少ないですが、ほとんどの格安SIMではカケホーダイライトやスーパーカケホ、スマ放題ライトに当たる「5分かけ放題」のオプションが月額600円~800円で利用可能です。
毎月2時間程度の通話であれば「5分かけ放題」オプションで問題なく、それ以上通話を使う人であれば、完全かけ放題オプションのあるワイモバイルや楽天モバイルを選択すれば良いです。
最終的にはほとんどの人にとって「キャリアメールが使えなくなっても問題ないかどうか」との天秤になります。
年間6万円とキャリアメールをふるいにかける訳ですから、多くの人が格安SIMへ乗り換える理由にも納得がいくのでないでしょうか。
【ガラケーからスマホへ】長期割適用時との比較
ガラケーからスマホへ乗り換えを検討している人の多くが、ドコモやauソフトバンクを長期利用している傾向にあります。(特にドコモが多い印象です)
結果を述べてしまうと、ドコモの長期割引は10年以上利用している場合で10%程度の割引が適用される程度です。
詳しくは以下のページで解説していますが、大手キャリアの10年以上の長期割が適用されていても、格安SIMの料金には遥かに及ばないです。
参考:「ドコモの長期割「ずっとドコモ割」と「フリーコース」どっちがお得?」
ガラケーユーザーがスマホデビューするのにピッタリの格安SIMは?
数年前はガジェット系の玄人が利用している事が多かったので、「格安SIM = 難しい」というイメージが残っています。
自分も去年大手キャリアから格安SIMへ乗り換えたのですが、やはり色々とネットの情報を調べて難しそうな印象を持って乗り換えました。
しかし最近では格安SIM側がターゲットにしているユーザーが「スマホ初心者」や「スマホ関連のリテラシーの高くない人」をメインターゲットにしているところも多く、実際の乗り換え手順はかなりシンプルです。
↓
2.申し込む
↓
3.届いたSIMカードをスマホに差して、説明書通りに初期設定をする
の3ステップで完了します。
自分も去年格安SIMを契約した際には、こんな直ぐにできるものなのかと拍子抜けしたのを覚えています。
調べる時間が9:申し込みにかかった時間が1 くらいで、特に迷わずに契約できました。
数多くある格安SIMの中でもガラケーユーザーやスマホ初心者に特にお勧めできる格安SIMは以下です↓
ガラケーからスマホデビューにオススメ:mineo(マイネオ)
格安SIMの中でも契約したユーザーの満足度が最も高いことで有名なのがmineo(マイネオ)です。
特にスマホ初心者でも困らないサポート機能が充実しているので、スマホデビューで一番に名の挙がる格安SIMです。
ガラケーからスマホデビューにオススメ:TONEモバイル
月額1,000円という低価格と、独自開発されたスマホが特徴の格安SIMです。
ライトユーザーであれば特にお勧めできる格安SIMで、特にシニアの方向けの機能やサポートが充実しています。
ガラケーからスマホデビューにオススメ:BIGLOBE SIM
天下の楽天の名を冠した格安SIMだけあって、必要なサービスや機能が一通り揃っています。
初心者向けでお勧めする理由としては、スマホデビューの際にスマホ本体の購入が必須になりますが楽天モバイルは人気のAndroid機種をキャンペーン中は大幅割引でセット購入だからです。
格安SIMは多くの会社が期間限定のキャンペーンを実施しており、特に端末とセット購入する場合に大幅な割引やキャッシュバックがあるケースが多いです。
スマホデビューの際に端末購入が必要になるので、キャンペーン特典が大きい格安SIMを選ぶというのも賢い選択方法です。
以下のページで毎月の主要格安SIMのキャンペーン状況をまとめているので、興味があればご確認下さい↓
参考:「主要格安SIMのキャンペーンまとめ | 割引&キャッシュバック」