大手キャリア3社の独占状態が長期間続きましたが、「実質0円廃止」「SIMロック解除の義務化」など総務省のお達しにより様々な面で(特に料金面で)選択の自由ができました。
特に2016年の2年縛りの廃止の影響は今後
格安SIM・格安スマホへ乗り換える流れを更に加速していきそうです。
有って無いような選択肢。半強制2年縛りにNO!
もちろんドコモauソフトバンクの大手キャリアは元から2年縛り以外の契約方法を設けていました。
しかし2年縛りでの契約との料金差が大きく、2年縛りでさえ8000円前後の月額スマホ代が掛かりますからね。
縛り無しでの契約をする人は正直少ないです。
以前の2年縛り無しの料金ってどんなもの?
例えば最大手のドコモで2年縛り無しで契約する場合、通常2年縛りで月額2,700円の基本料金(カケホーダイプラン)は2年縛り無しで契約すると4,200円にもなり、1500円ほど高くなります。
2年縛り無しでPhone7を購入したときの料金シミュレート結果を比較
例えば新規でドコモに契約しiPhone7(32GB)を購入する場合を考えてみましょう。
2年縛り有りで月額2,700円、2年縛り無しで月額4,200円
◆標準のデータMパック:
5GB/月で月額料金5,000円
◆SPモード:
月額300円
◆iPhone7(32GB)端末代:
24回分割で月額3,429円
◆端末代割引:
24回分割引で月額-2,781円
結果は2年縛りありで月額9288円、縛り無しで月額10,908円となりました。
スマホ代に毎月1万円以上はさすがに厳しい…
2年目の更新月から違約金がかからない「フリーコース」が登場【ドコモ】
ドコモの場合は総務省からのお達しによって、
or
◆長期利用者に様々な特典の付く「ずっとドコモコース」
から選択できるようになりました。
しかし更新月に「フリーコース」を申請しないと自動で「ずっとドコモコース」が適応されてしまうので注意です。
新設された2つのコースでどっちがお得かは以下のページでまとめました。
参考:「ドコモの長期割「ずっとドコモ割」と「フリーコース」どっちがお得?」
現在格安SIM・格安スマホへの乗り換えが頭にちらつく人は、無難に「フリーコース」を選択すべきでしょう。
「ずっとドコモ割」は長期割がメインなので、ドコモを10年以上継続利用してい無い限りメリットが弱いです。
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