最近安くなると何かと話題の格安SIMですが、家族で乗り換えると相当家計が助かりますね。
家族4人で5,760円!ドコモから家族で格安SIMへMNPで大幅節約でも比較していますが、ドコモから全員格安SIMに乗り換えしたら月額料金が家族全体で1万円以上安くなる計算です。
しかし家族で同じ格安SIMにするには乗り換え前に名義の変更が必要なんですよね。
今回はドコモauソフトバンクで名銀変更する方法を解説していきます。
スムーズに格安SIMに移行して家計の毎月の出費を減らしましょう!
なんで家族で格安を使うには事前に名義変更が必要なのか
このページにたどり着いた人は把握している人も多いと思いますが一応解説を。
1つの格安SIMに家族で乗り換えると「全員でパケットシェア」が使えるのでバラバラに契約するよりも安くなる傾向にあります。なので家族全員でパケットシェアの可能な同じ格安SIMに乗り換えるのが一番の節約になるんですね。
しかし格安SIMでパケットシェアを利用する条件は「条件1:1名義人の複数枚のSIMカード間でのパケットのシェア」というシステムになっています。
つまり家族全員で使う場合でも、
名義人1人が契約
そこに名義人以外が利用者登録
名義人が全員分のSIMカードを発行してシェアする
という形式になります。
つまり
◇ドコモauソフトバンク=家族全員が自分名義で契約
から
◇格安SIMでシェア=1人名義で契約し、そこに全員が利用者登録する
になるって事ですか。
これの何が問題なんですか?
格安SIMではMNP乗り換え(電話番号を引き継いだ乗り換え)をする場合には、
「条件2:登録名義とMNP転入を行う名義が同じである必要がある」
という条件があります。
よくわからないので母と子が格安SIMに乗り換える例
説明が分かりにくいので例で説明します。
現在ドコモで母と子が契約しており、それぞれ自分名義で契約しています。
2人とも格安SIMに乗り換えて2人でパケットシェアを使いたいのですが以下の2つの条件をクリアしなければなりません。
- 条件1:1名義人の複数枚のSIMカード間でのパケットのシェアしかできない
- 条件2:登録名義とMNP転入を行う名義が同じである必要がある
条件1により格安SIMでクレジットカードを持つ母親の名義で契約した場合、一緒にパケットシェアを使う場合には子供も母親名義でMNPして利用者登録するしかありません。なぜなら条件2によって子供名義でMNPした場合には、格安SIMでも子供名義の契約になってしまうからです。(そもそもその場合は子供が自分名義のクレジットカードを持っていないと契約できません)
なので子供は格安SIMに乗り換える前にドコモで名義を母親に変更する必要があります。(ドコモauソフトバンクでの名義変更は後述しますが簡単にできます)
そうすることによってパケットシェアもできますし、支払は名義人の母親が一括で行うことができます。
説明長い…
つまり格安SIMの名義人以外はMNP乗り換え前にドコモやau、ソフトバンクで名義変更すればいいのね!
家族で格安SIMでパケットシェアしたいなら、乗り換え前にドコモauソフトバンクで名義変更を!
キャリア(ドコモ,au,ソフトバンク)での名義変更は簡単
という事で本題に入ります。
多くの人が家族で格安SIMを使う際に名義人で困って「キャリアでの名義変更の方法」を探しにこのページに辿り着いたんだと思いますが、名義変更は簡単ですのでキャリア別に名義変更方法をまとめました↓
ドコモでの契約名義変更方法
ドコモの携帯電話やスマホの名義変更は家族(3親等以内)に変更することが可能です。
変更手数料は2,000円掛かりますが、街中のドコモショップに来店する事で可能です。
名義変更する人(Aさん)と名義変更先の人(Bさん)のどちらがドコモショップに来店するかによって必要書類が以下のように異なります↓
AさんとBさん2人ともドコモショップに来店する場合
Aさんの本人確認書類とBさんの本人確認書類を持参していればOKです。
本人確認書類はその人の「名前」「生年月日」「現住所」が確認できる「運転免許証」や「マイナンバーカード」を準備しましょう。
また名義を譲り受ける側(Bさん)名義の「クレジットカード」か「キャッシュカード」(ない場合は「預金通帳」+「お届け印」)も持参しましょう。
Aさん(名義を譲り渡す側)だけドコモショップに来店する場合
ドコモショップの営業時間などもあるので両方が来店できない場合もあるでしょう。名義を譲り渡す側のAさんだけが来店できる場合には「Aさんの本人確認書類」と「Bさんの本人確認書類」に加えて「Bさんの委任状」の3点を持参する必要があります。
委任状に関しては以下のドコモのページでフォーマットがあるので印刷して各項目を記入しましょう。
また名義を譲り受ける側(Bさん)名義の「クレジットカード」か「キャッシュカード」(ない場合は「預金通帳」+「お届け印」)も持参しましょう。
Bさん(名義を譲り渡す側)だけドコモショップに来店する場合
反対に名義変更先のBさんだけがドコモショップに名義変更しに行く場合には、「Aさんの本人確認書類」と「Bさんの本人確認書類」に加えて「Aさんの委任状」の3点を持参する必要があります。
同じくBさんのクレジットカードやキャッシュカードも持参してください。
auでの契約名義変更方法
au携帯電話機を家族の名義に変更(譲渡)するには、どのような手続きが必要ですか?
auでも同じく街中のキャリアショップで可能です。
auの場合はAさん(名義を譲る側)とBさん(名義を譲り受ける側)の両方で来店する必要があります。
持参が必要なものはドコモと同じで以下となります↓
【Aさんが持参するもの】
- 印鑑(ゴム印以外)
- 本人確認書類:免許証 or パスポート or 個人番号カード or 健康保険証
【Bさんが持参するもの】
- 印鑑(ゴム印以外)
- 本人確認書類:免許証 or パスポート or 個人番号カード or 健康保険証
- Bさん名義のクレジットカード or キャッシュカード or 預金通帳(届印)
ソフトバンクでの契約名義変更方法
譲渡の手続き方法を|教えてください。| ソフトバンクサポート
ソフトバンクもauと同様に名義を譲る側と名義を譲り受ける側の2人でソフトバンクショップに来店する必要があります。
その際に持参が必要な書類は以下です↓
【Aさんが持参するもの】
- 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 申し込み印(またはAさんのサインでも可)
【Bさんが持参するもの】
- 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
- 口座名義、口座番号がわかるもの(通帳、キャッシュカードなど)+金融機関届出印 または クレジットカード
ドコモauソフトバンクの名義変更方法と必要書類【まとめ】
家族で格安SIMでパケットをシェアする場合には、ルール上乗り換え元のドコモauソフトバンクで事前に名義変更が必要になります。
3社とも街中のキャリアショップで2~3,000円の変更手数料を支払えば家族間でなら簡単に名義変更できます。
ドコモは委任状があれば1人でも名義変更できますが、auとソフトバンクは変更したい人と変更先の人の両者が来店する必要があります。
必要書類もキャリアによって異なるので事前に以下のページで確認してからショップに来店して、計画的な名義変更をしましょう。
また、名義変更後はパケットシェアのある家族向けの格安SIMを選びましょう。
おすすめは家族間無料通話や家族割が充実しているmineoかIIJmioですね。
以下のページで家族向け格安SIMを考察しているので参考にしてみてください↓