キャリアから格安SIMに乗り換えるときの流れや、事前にチェックすること・準備することをまとめました。
STEP1:現在のキャリアのスマホの利用状況を確認する
スマホの使い方を人様々です。なので格安SIMの導入の仕方も人によって違ってきます。
まずは現在自分がどのくらいスマホを使っているのかを知るため、以下の項目を調査しましょう。
毎月の使用データ量を確認
自分が毎月どれくらいデータ通信量がかかるのかを知っておきましょう。
格安SIMのプランを選ぶ際に、データ通信量でプランを決めることになります。
キャリアでスマホを購入している場合、スマホのローンの残高は?
キャリアでスマホを購入する場合、本体代を分割24回払いで毎月のスマホ代と合算されているケースがあります。
その場合は解約後も本体代の請求だけ毎月キャリアからきますので注意が必要です。
詳しくは各種キャリアに問い合わせて確認しましょう。
現在の090か080の電話番号を引き継いで使う(MNP)かどうか
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)によってキャリアを乗り換えても、今の090や080の電話番号を使い続けることができます。
必ずキャリア解約前に、各キャリアで「MNP予約番号」を発行してもらいましょう。MNP予約番号を発行せずにキャリアを解約した場合、現在の番号は消滅してしまうので要注意!
キャリアの更新月はいつか
格安SIMに乗り換えると今のキャリアは解約され、更新月でない場合違約金が掛かります。
キャリアを解約する場合、通常キャリアのプランが2年縛りで契約されているので、2年に1ヵ月だけある”更新月”以外は違約金が掛かります。
違約金はキャリアの最終月のスマホ代に合算されて請求されます。
STEP2:契約する格安SIMを決める
各社プランは月の上限データ通信量で料金が変わり、3~5プラン程から選択する形になります。
→【データ専用プラン】
またほとんどの格安SIM会社はデータ通信と通話をセットのプランも用意しています。
→【音声通話付きプラン】※通話料金は20円/30秒
例として、格安SIM最大手のmineo(マイネオ)のプランを挙げます↓
【データ専用プラン】
プラン名 | 月額 | データ容量 | SMS付き | チャージ料 |
500MB | 700円 | 500BM / 月 | 820円 | 100MB / 150円 |
1GB | 800円 | 1GB / 月 | 920円 | 100MB / 150円 |
3GB | 900円 | 3GB / 月 | 1,020円 | 100MB / 150円 |
5GB | 1,580円 | 5GB / 月 | 1,700円 | 100MB / 150円 |
10GB | 2,520円 | 10GB / 月 | 2,640円 | 100MB / 150円 |
【音声通話付きプラン】
プラン名 | 月額 | データ容量 | 通話料金 | チャージ料 |
500MB | 1,400円 | 500BM / 月 | 20円/30秒 | 100MB / 150円 |
1GB | 1,500円 | 1GB / 月 | 20円/30秒 | 100MB / 150円 |
3GB | 1,600円 | 3GB / 月 | 20円/30秒 | 100MB / 150円 |
5GB | 2,280円 | 5GB / 月 | 20円/30秒 | 100MB / 150円 |
10GB | 3,220円 | 10GB / 月 | 20円/30秒 | 100MB / 150円 |
目安としては
- データ容量3GBで1000円/月くらい
- 大体SMSを付けるとデータ専用料金に+120円/月
- 音声通話を付けると+600円/月
正直格安SIMの料金の相場は、どの格安SIM会社を選んでも大差はありません。
違うのは料金ではなく、無制限のデータ通信量プランのある格安SIM会社もあれば、長時間の通話に強い、通信速度が安定している、サービス窓口が多いなどそれぞれに特色があります。
なのでそれぞれの強い部分と自分の優先させたいところの合う格安SIM会社を選択しましょう。
<【最強格安SIM比較ランキング】後悔しない選び方とオススメはコレ!>
STEP3:スマホを準備する
スマホを持ち込むか新規で準備するかも格安SIM乗り換え時に重要な項目になってきます。
スマホは買い替えるか、今のスマホを使うか
乗り換え先の格安SIMによってはシムフリー端末が必要な場合があります。
現在のスマホ端末を使用する場合はSIMロック解除が必要になる場合もあります。
STEP4:MVNO会社と契約する
格安SIM会社によって販路は様々ですが、大きく分けてWebでの申し込みと店頭での申し込みがあります。
注意としては、MNPによって電話番号を格安SIM会社で使えるようにすると、旧キャリアの契約は自動解約されます。
キャリアの契約が更新月出ない場合は、この時点で違約金が発生してしまいますので注意しましょう。
webで格安SIMを契約する
ネットは自体で手軽に乗り換えることができます。現在はMNPの切り替えをネット申し込み→SIMカード到着後に行うことで電話が使えない時間(MNP切り替え時に一時的に使えなくなる)を1~2時間で済むようになっています。
店頭で格安SIMを契約する
大手家電量販店ビッグカメラやヤマダ電機、イオンなどでも店頭で申し込みが可能な格安SIMも多いです。
分からないところは専門知識豊富な店員にすべて聞けるので安心ですし、即日乗り換えも可能です。
STEP5:SIMカードが届いたら、スマホにセットアップ
Webで申し込んだ場合は、申し込み完了から3日前後で格安SIMが自宅(申し込み時の住所)に送られてきます。
SIMカードのサイズをチェック
送られてきたSIMカードのサイズを確認して、スマホ端末に挿入しましょう。
電話番号の切り替え申請を行う
各種格安SIM会社のWEBから、電話番号切り替え申請をしましょう。
各キャリアで発行してもらった「MNP予約番号」を入力し、申請完了から最大2時間で切り替え完了通知が来ます。
申請した時点から、切り替え完了までの間は電話番号は一時的に使用できないので、電話番号を使う予定がある場合は申請タイミングには注意です。
STEP3:ネット接続のためにAPN設定を行う・IP電話や格安でんわを導入
ここまできたら、後は各格安SIM会社のサービスの格安電話や、IP電話などを導入しましょう。
スマホ端末に格安SIM毎のAPN設定をすることで、その格安SIMで通信が使えるようになります。
格安SIM乗り換えの基本的な流れ・手順まとめ
正直プランはどこの格安SIMでも大差ないですし、プランは後から変更可能なので使ってみてから変えるのもありです。
スマホ端末を持ち込む場合には、持ち込むスマホが使える格安SIMで制限が出て来ます。
またMNP(携帯電話番号引継ぎ制度)を利用する場合には事前にMNP予約番号を発行しておく必要があるので注意です。
以下のページで解説していますのでご参照下さい↓
関連ページ:MNP予約番号の全取得方法と注意点まとめ【ドコモ,au,ソフトバンク】
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