楽天モバイルと言えば格安SIM市場への参入は後発組でしたが、2017年にはトップシェアとなった人気の格安SIMです。
特に端末が安く購入できるキャンペーンやアウトレットに定評がありますね。
人気のSIMフリー端末が新品でも中古並みの安さでキャンペーン割で買えるのがアツい!
そんな楽天モバイルですが回線速度に関しては正直微妙です。
正直料金面で大幅に安い格安SIMに回線速度を求めるのも無理がありますが、特に昼の魔の12時台の回線速度の不評が多いですね。
魔の12時台って何 笑
平日の昼の12時台は多くのユーザーが昼休みなので、回線の込み具合が凄まじいんです。
なのでほとんどの格安SIMでは動画どころかウェブの閲覧も厳しい事もあります。
今回は楽天モバイルの昼の時間帯の回線速度がどれくらい遅いのかを見ていきましょう。
楽天モバイルの平日昼12時台の通信速度は繋がらないくらい遅い?
「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、楽天モバイル昼の時間帯の回線速度の測定結果です↓
※楽天モバイルと同じドコモ回線を利用している格安SIM会社と比較
格安SIM名 | 通信速度 12時台平均 |
通信速度 12時台最低 |
楽天モバイル | 4.7 | 0.1 |
mineo Dプラン |
0.6 | 0.3 |
IIJmio Dプラン |
1.6 | 0.4 |
OCNモバイルONE | 2.1 | 0.4 |
FREETEL | 2.5 | 0.3 |
DMMモバイル | 0.6 | 0.3 |
BIGLOBE SIM | 0.4 | 0.2 |
数字が並んでいて分かりにくいと思いますが、回線速度の目安としては↓
通信速度(Mbps) | メール・LINE | ウェブ閲覧 | 動画視聴 |
1.0Mbps~ | 〇 | 〇 | 〇 |
0.5~1.0Mbps | 〇 | 〇 | 低画質なら |
0.2~0.5Mbps | 〇 | 画像少なら | × |
0.2Mbps | 〇 | 読込遅い | × |
0.1~0.2Mbps | 〇 | × | × |
正直通信速度は1.0Mbps以上あれば問題ないので、何十Mbpsあってもそんなに意味はありません。
つまり重要なのは最低速度が1.0Mbps(最低でも0.5Mbps)以上あるかどうかなんです。
以上を踏まえてもう一度楽天モバイルの昼12時台の通信速度を見てみると…
■12時台の平均通信速度:4.7Mbps
■12時台の最低通信速度:0.1Mbps
どれだけ遅いか伝わったでしょうか。
12時台は通信制限が掛かったくらいのスピードになることもあり、動画視聴は正直厳しいです。
もちろんユーザー状況や使用環境、今後の楽天モバイルの回線増強によっても変化しますが、楽天モバイルを含むドコモ回線の格安SIMに昼の最も混雑する時間帯での通信速度を求めてはいけません。
昼の時間帯以外はそこまで遅さは気にならない
昼の時間帯が最も回線が混雑し、次いで朝の通勤の時間帯、夜のゴールデンタイムです。
夜などは昼の時間帯に比べればある程度にスピードは出るので「全くつながらない」という事は少ないです。
そもそも格安SIMは安い分遅いのは当たり前
ネット上では「楽天モバイルは通信速度も速い」というような記載もありますが、はっきり言って遅いです。
そもそも格安SIMは回線速度を犠牲にして格安料金となっているので、一番混み合う時間帯で普通に使えると思う方が間違いです。
サニーでF1カーと同じスピードは出ないのです。
昼の時間帯でも回線速度が十分な格安SIMはY!モバイルとUQモバイルの大手キャリア傘下の2社のみです。
特にUQモバイルは2017年に全格安SIM中で回線速度No1に選ばれており、昼の時間帯でも問題ないのでどうしても格安SIMで昼の時間帯に使いたい場合にはUQモバイルをオススメします。