スマホ&ガラケー2台持ちはホントに安い？楽天モバイルかけ放題と料金比較

現在ドコモauソフトバンクといった大手キャリアを使っている人の多くが月額料金を安くしたいと思っているのではないでしょうか。

最近では格安SIMで大幅に安くはなるのですが、格安SIMでは通話料金が20円/30秒と高いんですよね。

LINE無料通話ならパケット扱いなので通話料は掛かりませんが仕事などで携帯電話で発信する人にとっては死活問題です。なんせ1時間通話したら2400円も通話料が請求されるんですから…

そんな中数年前に「スマホを格安SIMで&ガラケーを大手キャリアで契約する通称”2台持ち”」という方法が編み出されました。

今回は以前流行した2台持ちについて、かけ放題オプションが格安SIMでも充実しだした2017年以降でも本当に安いのかを検証しました。

現在ガラケーとスマホの2台持ちを検討している人は是非参考にしてみて下さい。

格安SIMやスマホ代の見直しを検討している人な一度は”2台持ち”という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。

“2台持ち”とは通話をよく使う人に(以前は)勧められていた方法で、

という良いとこ取りの方法です(でした)。

これは当時は格安SIMでは無料通話が少なく、通話が多い人はドコモauソフトバンクの大手キャリアでしか使えなかった「完全かけ放題」を使うために最低料金で通話のみのガラケーを契約し、データ容量は格安SIMにスマホを持ち込んで使うという方法です。

つまり格安SIMでは当時不可能だった「完全かけ放題」を使いたいがためにハイブリッドで契約しているのです。

しかし時は流れ、2017年にはほとんどの格安SIMで「5分までかけ放題」が選択できるようになりました。

またワイモバイルと楽天モバイルの2社では大手キャリアの専売特許だった「完全かけ放題」まで使えるようになったのでヘビー通話ユーザーも格安SIMで充分使っていけるようになりました。

当時は画期的だった2台持ちも、2017年以降はわざわざ2台もつメリットが薄くなっています。

2台持ちは契約2倍、充電2倍、持ち物2倍と一見手間ですが、本当に格安SIMの完全かけ放題に取って代わられてしまったのでしょうか。

実は料金を比較すると2台持ちの方が結構安かったりするかもしれませんね。なんでも決めつけはよくありません。

なので今回は

で料金を比較して見ました↓

楽天モバイルで完全かけ放題オプション利用時の月額料金

楽天モバイルでの無制限完全かけ放題のオプションは月額2,380円と中々の料金です。
一般的な3GBプランと組み合わせた場合の月額料金は↓

トータルで月額3,980円となりました。

ドコモのガラケー完全かけ放題+楽天モバイルのデータ専用SIMスマホ2台持ち時の月額料金

対してドコモでガラケーを契約し、「完全かけ放題」だけ使える状態に加えて、楽天モバイルでデータ専用SIMの3,1GBを組み合わせた場合の月額料金は以下です↓

という事でトータルは3,720円と2台持ちにする方が高くなってしまいます。

という事で2017年以降は楽天モバイルなどの「完全無制限かけ放題」が登場し、スマホとガラケーの2台持ちにするメリットは料金面でも手間の面でもなくなっているようです。

もしかしたら家族割や長期割引などで一部スマホ&ガラケーの2台持ちの方が安くなるケースも無くはないのかもしれませんが、2台持ちは過去となってしまった感が否めませんね。

仕事などで携帯電話番号からの通話を頻繁にする人は、2台持ちよりも楽天モバイルやワイモバイルの完全かけ放題オプションを活用したほうがお得という事です↓

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