2019年に最新iPhone11シリーズが発売された事で、1年前の2018年発売のiPhone10Rがドコモauソフトバンクと大元のAppleで2万円前後の割引になっていますね。
特にiPhoneXSの廉価版のiPhone10Rは2019年全体を通しても売れている機種みたいですね。
今機種変更ならiPhone10Rは今が狙い目の時期って事ですか…
そういう事です。
今回は2020年春時点の「Apple」「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の4社でのiPhone10Rの値下げ情報と本体価格と、より安く購入する方法を比較して解説していきますよ。
iPhone10Rを購入・機種変更しようか考えている人は一度目を通しておくことをお勧めします
2020年ドコモauソフトバンクでiPhone10Rの端末割引情報
2019年9月にiPhoneの新作『iPhone11シリーズ』が発売された事で、旧モデルのiPhoneの値下げが「Apple」「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の4社で行われました。
毎年新作iPhoneの発売後には、旧端末の在庫処分と値下げで機種変更チャンスだったりするので、特に今はiPhone10RとiPhone8への機種変更がとても人気です(在庫薄みたいですね)
まずは2020年春時点での、Appleと大手3キャリアでのiPhone10Rの値下げ情報についてまとめました↓
Appleの現在のiPhone10Rの値引き情報と端末価格
iPhone発売元のAppleでも2019年10月前後でiPhone10Rの値下げが行われ、全体で2万円ほど端末価格が安くなり、2020年現在も価格はそのまま維持しています↓
AppleのiPhone10R | 値下げ前 | 値下げ後(2019.9) | 2020春時点 |
iPhone10R(64GB) | 84,800円 | 64,800円 (20,000円 OFF) |
64,800円 |
iPhone10R(128GB) | 90,800円 | 69,800円 (21,000円 OFF) |
69,800円 |
SIMフリー版のiPhone10Rが6万円台から入手できるのでかなりお買い得ですね。
ちなみにAppleローンで24回分割までの手数料も0円になっているので、分割購入しやすくなっています。
個人的には今安くなったSIMフリーiPhoneXRをAppleで購入し、格安SIMに持ちこんで使うのが縛りや料金面からもかなりお勧めです。
ちなみにAppleではiPhone10Sと10S MAXは値引きされていないようですね。
ドコモの現在のiPhone10Rの値引き情報と端末価格
ドコモでもiPhone10Rの値下げが行われ、全体で2万5千円前後の端末価格の割引になりました。
ただし、2020年春現在はストレージ容量128GB以上の端末価格は値上がりしています↓
ドコモのiPhone10R | 値下げ前 | 値下げ後 (2019.9) |
2020春時点 | スマホお返しプログラム適用後 |
iPhone10R(64GB) | 99,144円 | 73,872円 (25,272円 OFF) |
75,240円 | 50,160円 (2,090円×24回) |
iPhone10R(128GB) | 104,976円 | 81,648円 (23,328円 OFF) |
106,920円 | 71,280円 (2,970円×24回) |
iPhone10R(256GB) | 116,640円 | 93,312円 (23,328円 OFF) |
取扱無し | – |
現在はドコモではiPhone10Rのストレージ容量256GBの取扱いは無くなっていますね。
ドコモは「スマホお返しプログラム」で返却すれば実質33%割引
また、2019年10月以降の法改正で今までの端末割引が規制された事で、ドコモは「スマホお返しプログラム」という端末割引の代わりのプログラムを実施しています。
「スマホお返しプログラム」に加入すると、36回分割して24回目まで払って返却する事で3分の2の端末代金の支払いで済むので、返却する事にはなりますが2年間で33%割引の価格(上記表の一番右の価格)で使う事も可能です。
【ドコモの「スマホお返しプログラム」対象iPhone機種】
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
iPhone XS / XS Max
iPhone XR
ドコモでiPhone10R(64GB)購入時の月額料金シミュレーション
という事でドコモで値下げ後のiPhone10R(64GB)を「スマホお返しプログラム」に加入して36回分購入時の月額料金をシミュレーションしました↓
iPhone10R(64GB)端末代金 | 2,550円/月×36ヶ月 |
端末購入割引 | 650円/月×36ヶ月 |
ギガホ(30GB定額プラン) | 6,980円/月 |
ギガホ割 | -1,000円/月×6ヶ月 |
(合計月額) | (1~6ヶ月目):7,880円/月 (7か月目~):8,880円/月 |
※全部税別表記
税込で月額9千円でiPhone10Rが持てるなら、大手キャリアではまずまずなのではないでしょうか。
auの現在のiPhone10Rの値引き情報と端末価格
auでは2019年9月30日までの期間限定となりますが、「iPhoneXRおトクに機種変更キャンペーン」を実施しており、auユーザーの機種変更に限ってiPhone10Rを以下の価格に値引きするキャンペーンを実施していました。(auは機種変更時&期間限定となりますが、iPhone10Rは2万円ほど値引きされました)
参考:iPhone XR おトクに機種変更キャンペーン | au公式
しかし2020年春現在では、ドコモ同様に128GB以上の端末価格が値上がりしており、64GBも端末サポートである「アップグレードプログラムNX」の対象外になるなど実質の値上げとなっていますね↓
auのiPhone10R | 値下げ前 | 値下げ後 (2019.9) |
2020春時点 | アップグレードプログラムNX適用後 |
iPhone10R(64GB) | 98,400円 | 76,800円 (21,600円 OFF) |
77,040円 | -(64GBは対象外に) |
iPhone10R(128GB) | 104,880円 | 83,280円 (21,600円 OFF) |
100,080円 | 66,720円 (2,780円×24回) |
iPhone10R(256GB) | 116,640円 | 95,040円 (21,600円 OFF) |
112,320円 | 74,880円 (3,120円×24回) |
auの「アップグレードプログラムDX」で返却すれば最大33%割引に!
2019年10月以降の法改正で今までの端末割引が規制された事で、auは2019年11月より「アップグレードプログラムNX」という端末割引の代わりのプログラムを実施しています。
「アップグレードプログラムDX」もドコモの「スマホお返しプログラム」とほぼ同じシステムになっており、対象機種を36回分割で購入時に加入する事ができ、36回分割して24回目まで払った時点でスマホを返却する事で、残り3分の1(12回分)の端末代金の支払いが免除されるため、実質3分の1の割引を受ける事が出来ます。
しかしながら、
「端末は返却するので残らない」
「返却時にauの査定を満たさないとペナルティで最大2万円」
「プログラム料金がトータル9千円以上かかる」
など、レンタルのような条件になっているので単純な割引とは異なるので注意が必要です。
auでiPhone10R(64GB)購入時の月額料金シミュレーション
という事でauで機種変更時に「iPhone XRおトクに機種変更キャンペーン」で値下げ後のiPhone10R(64GB)を48回分割で購入し、「アップグレードプログラムDX」に加入した場合の月額料金をシミュレーションしました↓
iPhone10R(64GB)端末代金 | 1,990円/月×48ヶ月 |
通話無料オプション無し | 0 |
auフラットプラン7プラス(7GB) | 5,480円/月 |
アップグレードプログラムDX | 390円/月×48ヶ月 |
(合計月額) | 7,860円/月 |
※全部税別表記
という事でauはアップグレードプログラムDXでiPhone10R(64GB)を48回分割時の月額料金は、税込みで8千円ほどとなります。
ソフトバンクの現在のiPhone10Rの値引き情報と端末価格
ソフトバンクでも2019年のiPhone11シリーズ発売に際して、旧iPhoneモデルの値下げを実施しました。ソフトバンクはiPhone10Rの全ストレージ容量とも12,480円の値下げとなっており、Appleやドコモ、uaと比べても割引額は控えめとなっています。
そして2020年春現在も各ストレージ容量とも値上げ無しで同価格で販売しています↓
ソフトバンクのiPhone10R | 値下げ前 | 値下げ後 | 値下げ額 | トクするサポート適用後 |
iPhone10R(64GB) | 106,560円 | 93,600円 (12,960円 OFF) |
93,600円 | 46,800円 (1,950円×24回) |
iPhone10R(128GB) | 112,800円 | 100,320円 (12,480円 OFF) |
100,320円 | 50,160円 (2,090円×24回) |
iPhone10R(256GB) | 124,800円 | 112,320円 (12,480円 OFF) |
112,320円 | 56,160円 (2,340円×24回) |
ソフトバンクの「トクするサポート」で返却すれば最大半額だが…
2019年10月以降の法改正で今までの端末割引が規制された事で、ソフトバンクもau同様に「トクするサポート」という端末割引の代わりのプログラムを実施しています。
この「トクするサポート」もauの「アップグレードプログラムNX」やドコモの「スマホお返しプログラム」に似ており、対象機種を48回分割で購入時に加入する事で、48回分割して24回目まで払った時点でスマホを返却する事で、もう半分(24回分)の端末代金の支払いが免除されるため、最大半額の割引を受ける事が出来ます。
しかしながら、
「端末は返却するので残らない」
「返却時にauの査定を満たさないとペナルティで最大2万円」
「次の機種変更が半額条件(機種変の強制)」
「プログラム料金がトータル9千円以上かかる」
など実質iPhoneをレンタルしている状況になるのと、赤字の部分の次の対象機種への機種変更を強制されるので、かなり縛りの条件が厳しく3社の中でも一番お勧めできません。(機種変の強制に関してはauは改善、ドコモは最初からありません)
ソフトバンクでiPhone10R(64GB)購入時の月額料金シミュレーション
という事でソフトバンクで機種変更時に、値下げ後のiPhone10R(64GB)を48回分割で購入し、「半額サポート+」に加入した場合の月額料金をシミュレーションしました↓
基本プラン(音声) | 980円/月 |
ウルトラギガモンスター+(50GB) | 6,500円/月 |
通話無料オプション無し | 0 |
1年おトク割 | -1,000円/月 |
iPhone10R(64GB)端末代金 | 1,806円/月×48ヶ月 |
半額サポート+利用料 | 390円/月×48ヶ月 |
(合計月額) | (1年目):8,676円/月 (2年目以降):9,676円/月 |
※全部税別表記
という事でソフトバンクでiPhone10R(64GB)を「半額サポート+」で48回分割購時の月額料金は、税込みで9千円~1万円ほどとなります。
『まとめ』ドコモauソフトバンクでiPhone10Rへ機種変更時のスマホ料金
という事でここまでのAppleと大手3キャリアのiPhone10Rの端末価格の割引・変動についてを以下にまとめます↓
値下げ前 | 値下げ後(2019.9) | 2020春時点 | – | |
iPhone10R(64GB) | 84,800円 | 64,800円 (20,000円 OFF) |
64,800円 | – |
iPhone10R(128GB) | 90,800円 | 69,800円 (21,000円 OFF) |
69,800円 | – |
値下げ前 | 値下げ後 (2019.9) |
2020春時点 | スマホお返しプログラム適用後 | |
iPhone10R(64GB) | 99,144円 | 73,872円 (25,272円 OFF) |
75,240円 | 50,160円 (2,090円×24回) |
iPhone10R(128GB) | 104,976円 | 81,648円 (23,328円 OFF) |
106,920円 | 71,280円 (2,970円×24回) |
iPhone10R(256GB) | 116,640円 | 93,312円 (23,328円 OFF) |
取扱無し | – |
値下げ前 | 値下げ後 (2019.9) |
2020春時点 | アップグレードプログラムNX適用後 | |
iPhone10R(64GB) | 98,400円 | 76,800円 (21,600円 OFF) |
77,040円 | -(64GBは対象外に) |
iPhone10R(128GB) | 104,880円 | 83,280円 (21,600円 OFF) |
100,080円 | 66,720円 (2,780円×24回) |
iPhone10R(256GB) | 116,640円 | 95,040円 (21,600円 OFF) |
112,320円 | 74,880円 (3,120円×24回) |
値下げ前 | 値下げ後 | 値下げ額 | トクするサポート適用後 | |
iPhone10R(64GB) | 106,560円 | 93,600円 (12,960円 OFF) |
93,600円 | 46,800円 (1,950円×24回) |
iPhone10R(128GB) | 112,800円 | 100,320円 (12,480円 OFF) |
100,320円 | 50,160円 (2,090円×24回) |
iPhone10R(256GB) | 124,800円 | 112,320円 (12,480円 OFF) |
112,320円 | 56,160円 (2,340円×24回) |
Appleドコモauソフトバンク共iPhone10Rを1~2万円ほど値引きしているのですが、割引後の端末価格を見ても7万円以上はかかります。(Appleが端末価格は一番安い)
大手3キャリアは更に月額料金の負担を下げるために制限された「端末割引」の代わりに返却必須&縛りの厳しい分割払いのプログラムを推し進めており、お世辞にもお勧めとは言えません。
ここまで読んでくれた方ならお分かりの通り、
「大手3キャリアは端末価格以上に月額料金が高い!端末サポートでリースのような長期分割にして他への乗り換えを制限している」
という事ですね。
特に端末サポートの利用条件に「次の指定機種への機種変更」を強制しているソフトバンクの「トクするサポート」はかなり縛りの厳しいプログラムで正直お勧めできません…
割高な大手キャリアを使い続ける理由とは… AppleでSIMフリー買って安い格安SIM差して使えば月3,000円程に
個人的には格安SIMも豊富に選べる時代に、わざわざ複雑で高いキャリアで使い続けるメリットは殆どないと思っています。
もちろん最もお勧めなのは「AppleでSIMフリーiPhone10Rを購入し、格安SIMでSIMカードだけ契約して差して使うパターン」です。
特に一括で購入できない層向けにAppleは期間限定で「Appleローンの24回までの分割手数料無料キャンペーン」を実施していたり、2019年10月以降ドコモauソフトバンクで「のりかえや解約時の違約金が1,000円になる」など、追い風があります。
なので、キャリアで機種変更よりも「縛りなし」で「低価格」な格安SIMなどに乗り換えて、AppleでSIMフリーiPhoneを買って持ち込んで使うのが一番楽ですし総合的な負担も少ないと思います。
2019年10月を機に大手3キャリアの縛りから逃れやすくなるので、これを機に携帯会社の縛りから解放されてみるというのもいいと思いますよ。
格安SIMの品質に不安があるのであれば、auユーザーならサブブランドの「UQモバイル」、ソフトバンクユーザーならグループ会社の「ワイモバイル」なら爆速ですし、ショップでのサポートもあるので無難化と思います↓
どうしてもキャリアでiPhone10Rに機種変更したいなら、キャリア間ののりかえ特典を利用した方がいい
また、格安SIMに抵抗がある人や、乗換えなどの変化や面倒 > 節約 な人も勿論いると思います。
「どうしてもキャリアがいい」と言う場合であれば、現ドコモauユーザー限定ですが、「代理店経由の高額現金キャッシュバックで端末代を相殺するパターン」が唯一お勧めですね。
↑問合せから「特別キャンペーン希望」と聞けば、高額キャッシュバックの提案もらえます!(確認済)
iPhoneX発売時に自分もキャッシュバック狙いでやってみたので、興味があればその時のページを参考にしてみて下さい↓