![iPhone12ProシリーズのLiDARが未来過ぎる!アプリ「3D-Scanner」で遊んでみた](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/fc420cc0a6f162740d602bb275d47399.jpg)
![かいり](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2018/03/kai_60_60.png)
前回のページでiPhone12Proを購入して色々実機レビューしてみましたが、主に暗いシチュエーションでのカメラ性能が向上して、誰でもカメラマンになれそうです。
![ねこ](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2018/03/bfb05bc4c3009af9e11599785935047f.png)
他にもiPhone12Proって新機能ありますよね。
特に「LiDAR」って何なんですか?
![かいり](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2018/03/kai_60_60.png)
12Proシリーズからの新機能で確かにありましたね。LiDARsスキャン機能。
距離測定して3Dマッピングできるとか。
今回はiPhone12Proから搭載された新機能「LIDAR」を試してみましたよ。
そもそもLiDARってどんな機能=距離をスキャンして”深度マップ”を作成する機能
iPhone12Proや12ProMAXで注目を集めた「LiDAR」機能ですが、そもそもどんな機能なのでしょうか。(実は12Proの前にiPadProで搭載されています)
Apple公式ページのLiDAR機能の説明をみてみましょう↓
【Apple公式の「LiDAR」の説明】
iPhone 12 ProのLiDARスキャナは、光が物体に反射して戻ってくる間の時間を計測。
あなたがどんな空間にいても、その場所の深度マップを作成できます。超高速なうえに正確。
だからARアプリの体験がつぎのレベルに。部屋の中をリアルな熱帯雨林に変えるのも、新しいスニーカーを画面上で試着するのも思いのままです。
ざっくりLiDARを解釈すると、iPhoneから光を飛ばして反射するタイミングから距離を算出し「その場所の深度マップを作成するスキャン機能」という事っぽいです。
![ねこ](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2018/03/bfb05bc4c3009af9e11599785935047f.png)
なるほどLiDARは3Dスキャナなんですね
![LiDARスキャナ](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/82193a3c766194569bcae2bad599382f-1.jpg)
↑こんな感じでただの平面画像ではなく、まるでミニチュアの部屋のように視点を変えてクルクル動かせたり、物体間の距離も測定できます。
また距離が測定できている=物体の複雑な曲面なども把握できているので、ARにも活用しやすいですね。
例えばこのソファーだけ冬用に模様替えしたいときのシミュレーションを仮想空間で簡単にできたりするのでしょう。他にもアイデアの数だけサービスが登場してきそうな機能ですね。
ちなみにこの「LiDAR」スキャナ機能はiPhone12や12Miniには搭載されておらず、Proモデル以上(12Pro/12ProMAX)でのみ利用可能となっています↓
![LiDAR機能はiPhone12Proシリーズから利用可能](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/52d7148b09ce3c36bdd5ad03ca147801.png)
iPhone12ProシリーズでLiDARスキャナ機能が使えるアプリ「3D Scanner」アプリで遊んでみたよ🎵
そんなLiDARスキャナ機能を使う方法を調べてみたところ、「3d scannner」というiOSアプリが面白そうなので、さっそくiPhoneにインストールして遊んでみましたよ。
![Appストアで「3d scanner」をインストール](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/af68044fa84969066a2a22ec9de0d1d6.jpg)
まずはニトリでベッドをLiDAR機能を使って3Dスキャンしてみた
アプリを起動するとカメラ撮影モードになり、3Dスキャンしたい物体を色んな角度から眺める事でテクスチャが形成されていきます。
部屋にベッドを買い替えようか検討中だったので、試しにニトリでベッドをLiDAR機能を使って3Dスキャンしてみました↓
![ニトリでベッドを3Dスキャン中](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/174cd1df2c7bf3cee6791d35d477fcc7.jpg)
スキャンした3Dデータはこんな感じでOBJデータとして保存できるので、PCで編集したり他のサービスで利用したりできるみたいです↓
![3Dスキャンしたニトリのベッド](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/2ad9b60cb8e76105ed95e71e943b7e81.jpg)
また距離データとしても保存されているので、以下の画像のように任意の2点の距離もアプリ上で計測できるのがかなり便利ですね。
![スキャンしたベッドはiPhoneアプリ上で距離の測定も可能](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/6bbef74c89fecb6421cc3ae188cd01a6.jpg)
今回の例だと、ベッドの高さは44cmなのがアプリ上で確認できるので、家に帰ってからも確認できるのが便利🎵 巻き尺で測る時代は終わりましたか。
保存した3DデータをARに組み込む=可能性は無限大
そしてこのLiDARスキャナで取り込んだ3Dデータの真骨頂は間違いなく「AR」でしょう。
別の場所でカメラ越しに、先程3Dスキャンしたベッドを好きな角度・倍率で置けます↓
![ニトリのテーブルコーナー](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/e9b1016b8ba76290cc7b0d82fc83b239.jpg)
ここにベッドの3Dデータを置くと…
![](https://blog.daletto.net/wp-content/uploads/2020/11/177c872747832e2c3cadebdb830156f7.jpg)
もうどれが3Dデータでどれが現物なのか分からなくなってくるくらい”リアル”ですよね。
今回はニトリのスペースで試してみましたが、もちろん自宅の部屋でも倍率100%のベッドの3Dデータを色んな角度で配置して入るかなどの確認もしてみました。
逆に自分の部屋をLiDARスキャンしておけば、スマホ上から部屋のあらゆる距離が計測できるため、家具を買う時に部屋に入るかなどが確認できそうですね。
取り合えず大掃除に向けて自分の部屋をLiDARでスキャンしておきました。
またこの3Dデータは様々な形式で保存する事ができるので、もしかしたら部屋のレイアウトソフトなどへ移して使うこともできたりするかもしれませんね。
「部屋と家具」以外にも「車と駐車場」など、サイズを確認するのにベストですね。
今後も他にも様々なアイデアが出てくると思います。
うーん未来! これは楽しい🎵
ちなみに時期iPhoneから搭載されるみたいですね。こちらは今後様々なサービスで活用されて主流になっていきそうな機能ですね。
これぞ最先端&最新って感じの機能で、個人的には「5G」が注目されていますが「LiDARスキャナ」がiPhone12Proで最も進化したポイントかなと感じました。