感染症対策で、急遽テレワーク・在宅ワークが主導にシフトしていますが、仕事の「リモート会議」やプライベートでも「Zoom飲み」など、ビデオ通話サービスを使う機会が以前よりも増えてきました。
しかし意外とあるあるなのが「Zoomなどのリモート会議で通信速度制限になった(# ゚Д゚)」というケースです。
特にビデオを伴う通信ってかなり通信量を消費するので、長時間使うと直ぐに通信制限になってしまうんですよね。
今回はビデオ通話サービスの定番『Zoom』『Skype』『LINE通話』について、通信量を実測で比較してみましたよ。果たしてどのサービスが最もスリムなのでしょうか。
【Zoom&Skype&LINE】人気のビデオ通話と利用率の推移
仕事でもプライベートでも「直接会う機会」が減少傾向ですが、反対に増加しているのが「ビデオ通話」の利用回数で、2月から急増しています。
例えば「LINEビデオ通話」の利用回数は以下のように2020年2月から5月で240%まで増加しており、現在ビデオ通話がどれだけ需要が増しているのかが分かります↓
LINEビデオ通話は最も人気だけど、通信量の消費も大きい
ちなみにZoomやSkype、LINEのビデオ通話機能など色々とビデオ通話サービスはありますが、2020年4月時点で利用率が最も高いビデオ通話サービスは『LINEビデオ通話』です↓
【人気のビデオ通話サービスTOP4】
No1 | LINE(ビデオ通話) |
No2 | Skype |
No3 | Zoom |
No4 | FaceTime |
LINEがスマホに入っている人の総数を考えれば当たり前と言えば当たり前の結果ではありますが。
結構消費してます!Zoon&Skype&LINEビデオ通話の通信量を実測比較してみた
しかし頻繁にビデオ通話をする人ならご存じだと思いますが、ビデオ通話って結構通信量を消費するんですよね…
「ここ数カ月頻繁にビデオ通話を使うようになって通信制限になった( ;∀;)」
という人も結構いるんじゃないでしょうか。
今回は人気TOP3である『LINEビデオ通話』『Skype』『Zoom』の3つのサービスを、実際にビデオ通話を使って通信量を測定&比較してみました↓
・画質等は初期設定のまま
・1対1で相手の顔が見える状態+声も聞こえる状態
・5分間ビデオ通話した時の通信量の変化で測定
上記の条件で実測した時に消費された通信量がこんな感じになりました↓
ビデオ通話サービス名 | 5分で消費した通信量 | 1分辺りの通信量 |
LINEビデオ通話 | 110 MB | 22 MB/分 |
Skype | 81 MB | 16 MB/分 |
Zoom | 48 MB | 10 MB/分 |
個人的にはSkypeが一番通信量がスリムだと思っていましたが、意外にもZoomが一番通信量が少ないという結果になりました💡
LINEビデオ通話 / Skype / Zoom で
初期設定のままビデオ通話をすると通信量が一番スリムなのはZoom!
長時間・画質変更・通話人数でまた結果は違ってくるのかもしれませんが、自分の今回の環境では上記のような結果になりました。
ちなみにそれぞれのサービスの推奨通信環境が公式ページに記載されていましたので、こちらが公式の数字という事で↓
参考:
Skype で必要となる帯域幅
Zoomで必要なネットワーク帯域
意外と多いビデオ通話の通信量⇒画面共有をメインに使えばかなり節約可能🎵
上記のようにビデオ通話&高画質だとかなりの通信量が消費されることが分かりますね。
一番人気のあるLINEビデオ通話も、このまま1時間使い続ければ1GBくらいは消費している計算になります。
「ビデオ通話」に対してZoomやSkypeの場合は「画面共有+音声」で使う事で、高画質ビデオ通話の10分の1程度の通信量で済む点もかなり重要です。
できれば会議は最初だけ顔合わせでビデオ通話⇒途中から画面共有+通話 で行う事ができればかなり通信量を抑えることができます。
特に現在は国内でギガ不足気味になっているので、通信量の節約は自分の為にもみんなの為にもなりますね。