2016年に総務省のお達しで大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)遂に2年縛りが廃止されました。
そもそも元から2年縛り以外の契約も可能でしたが、2年縛りと比べると月額料金が高く「キャリア=2年縛り」というのが一般的な利用方法でした。
今回大手キャリア各社が打ち出した「2年縛り無し無しプラン」のうち、au,ソフトバンクのプランが色々とアレなので見ていきます。
一応基本をおさらい:2年縛りと違約金
まだまだキャリアユーザーの中には更新月と違約金を把握できない人も多いのが現状です。
現在大手キャリアで2年更新(2年縛り)の契約をしている場合、2年に1ヵ月だけ、次の2年分の契約更新を変更できるタイミングがあります↓
逆に言うと、この1ヵ月で乗り換えや解約の手続きをしないと
次の2年分が自動で契約更新されてしまいます。
つまりこの1ヵ月以外の解約・乗り換えを行うと違約金9,500円が請求されてしまいます。
このシステムがユーザーの選択の自由を制限しているのもあり、2015~2016年に総務省が乗り出して廃止となったわけです。
ドコモの「違約金無しプラン」はまだ良心的
ドコモの違約金無しプランは「フリーコース」と呼ばれ、2年の更新月に「フリーコース」に変更を申請することで「今まで通りの月額料金」 + 「解約時に違約金無し」で利用することができます。
ユーザーにデメリットが無いので格安SIMを検討しているキャリアユーザーには嬉しい変更になりました。
参考:「ドコモの長期割「ずっとドコモ割」と「フリーコース」どっちがお得?」
auの違約金無しプランが…
対してauとソフトバンクの違約金無しプランは同じく2年後の更新月以降に選択可能ですが…
現在の月額料金+300円で違約金無しに変更できるプラン
えっ!? 300円高くなるの!?
300円増しのオプションみたいなもので、選択することで月額+300円の代わりにいつ解約しても違約金9500円が掛からないというプランです。
考え方にもよるのかもしれませんがこれって実質違約金の分割前払いですよね!?
わざわざこのプランを選択するくらいならさっさと格安スマホに乗り換えます。
au、ソフトバンクユーザーの選択・結論
現在au、ソフトバンクで契約中で「まだ格安SIM検討中」という人にとっては非常に歯がゆい選択になりそうです。
確実なのは、格安SIMに乗り換える事で毎月のスマホ代が大幅に安くなる=「とにかく早く乗り換えるほど得」だという事です。
参考:「更新月まで待つ必要無し!違約金払ってもキャリアから格安SIM乗換えが安い!」
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