そういえば2017年5月からドコモの通話プランに「シンプルプラン」が登場しましたね。
ドコモは無料通話ありの従来の通話プランだけでしたが、使った分だけ通話料がかかる分月額料金は控えめなプランが登場しました。
今回はドコモの通話プラン「シンプルプラン」について見ていきましょう。
ドコモのシンプルプランと従来のカケホーダイプラン
2017年5月24日にドコモは新たに「シンプルプラン」をスタートしました。
従来のドコモのプランは国内通話し放題の「カケホーダイプラン」と、5分までの通話を無料にする「カケホーダイライトプラン」の2種類でした。
しかし「カケホーダイ」は月額2,700円、「カケホーダイライト」は月額1,700円とかなり割高です。
格安SIMなどでは「カケホーダイライト」とほぼ同じ”5分かけ放題”のオプションが月額600~800円ほどで提供されている事を考えるとかなり割高な料金設定となります。
ドコモのシンプルプランはシェア専用プラン
2017年5月に新登場したシンプルプランは月額980円で利用可能な通話プランです。
その分シンプルプランは上記2種類の「カケホーダイ」「カケホーダイライト」に対して通話無料が一切ない従量制プランとなっており、通話はすべて20円/30秒(基本通話料金)と割高になるので注意です。
そしてシンプルプラン最大の特徴は「シェアパック専用プラン」だという事です。
実はシンプルプランは無料通話はありませんが、「家族間通話が無料」という最大のメリットがあります。
つまりシンプルプランは家族でドコモ利用&家族間通話しか使わない人向けの定額通話プラン
シェアパックは家族全員で大容量プランをシェアして使うプランです。
つまりシンプルプランは家族以外の人と090や080の携帯電話番号での通話はほとんどせず、家族でドコモのシェアプランを使っている向けのプランとなります。
ドコモは家族利用を推してきていますが、家族でドコモのシェアパックを利用していれば、家族間通話を使おうが使わなかろうが月額980円の通話プランを選択可能になるという事です。
現在家族でドコモのシェアパックを使っており、090や080の通話をほとんど使わない人で「カケホーダイ」や「カケホーダイライト」の通話プランで契約している人は「シンプルプラン」に変更することで月額料金を多少節約することができると思います。
ちなみにLINE通話やSkype通話はパケット通信として扱われるので、通話料金は一切かかりません。
参考:「LINE通話いくらかかってる? 意外と知らないデータ通信量」
今回登場した「シンプルプラン」を含むドコモの3プランを比較してみると以下のようになります↓
通話プラン | 月額料金 | 無料通話 |
カケホーダイ | 2,700円/月 | 国内通話は完全かけ放題 |
カケホーダイライト | 1,700円/月 | 国内通話は5分まで無料 (5分超過分は20円/30秒) |
シンプルプラン | 980円/月 | 20円/30秒 |
という事で現在ドコモを契約している人の中で、ほとんど090や080で通話をしない人はシンプルプランに切り替えると月額料金を安くすることが可能です。
★通話をほとんど使わない人に嬉しい「シンプルプラン」
また090や080などの携帯電話番号で通話する事がほとんどない人にとっては、必要のない通話無料オプションに毎月1,700円を支払っている事になりもったいないです。