【家族乗換必見】格安SIMの支払いにクレカ以外の家族カードを使う方法

家族で格安SIMを使いたいんだけど、格安SIMって自分名義のクレジットカードを持っている人しか使えないんですか？

格安SIMによってはデビットカードや銀行口座振替に対応しているところもありますが、基本はクレジットカード払いですね。

ドコモでは家族で1人のクレジットカードで支払えたのに…
家族で格安SIMにして節約したいんです。他に方法は無いのですか？

“家族で格安SIMを利用する場合”であればこの問題を解決する方法が2つあるので紹介しましょう。

おお！神よ！

多くの格安SIMでは支払い方法は本人名義のクレジットカードが基本となります。
例えば大手格安SIMのmineo(マイネオ)では支払い方法に関して公式ページに以下の記載があります↓

Q:mineoで取り扱い可能なクレジットカードについて教えてください。

A:mineoでは、Visa／MasterCard／JCB／Diners Club／American Expressおよび、それぞれの提携会社が発行するクレジットカードをご利用いただけます。

• ご登録いただくクレジットカードは、お申し込み者の氏名と同一名義のものに限ります。
• デビットカードやプリペイドカードはご登録いただけない場合があります。クレジットカードをご登録ください。
• カード会社の認証結果により、お取り扱いできない場合があります。

申し込みに関するよくあるご質問 | mineoユーザーサポート

格安SIMによっては一部のデビットカードや一部ですが銀行口座振替に対応しているところもあります。

そもそもの話になりますが、どうして多くの格安SIMではクレジットカード払いが基本なのでしょうか。

これは集金性の観点からクレカ払いとなってると思われます。
店舗申し込みが基本の大手キャリアと異なり、格安SIMはネット申込が基本なので「しっかり支払えるかどうか」の審査をする際に「事前にしっかり審査されているクレジットカードを持っているか」で判断するのが手っ取り早いからでしょう。

つまり、「クレジットカード払いを選択できる」＝「クレジットカード会社の審査で支払いに問題ないと判断された」と見ているんですね。

クレジットやデビット払いが利用できない場合はその格安SIMを利用できないのでしょうか。
実は家族利用の場合に限りますが、クレジットカード無しで格安SIMに契約する方法が2つあります。

1つ目の方法は家族で同じ格安SIMに乗り換える場合に、回線の名義を1つにまとめてしまう方法です。
多くの格安SIMでは、1人で複数端末を使う人向けに1契約で複数回線(つまり複数のSIMカード)が利用できます。この複数回線を家族で分け合う方法です。

要は夫妻子で同じ格安SIMを利用する場合に、夫(もしくは妻)の名義で契約し、他の2人は名義人の2本目以降の回線として利用する方法です。

例：
夫が格安SIMに夫名義(夫名義のクレジットカード)で契約し、複数のSIMカードを発行してもらい家族に渡す方法です。

参考：クレジットカード無しの家族(子供)が格安SIMを利用するためのMNP方法

詳しくは上記のページで解説していますが、この1契約複数回線のデメリットは、家族全員が名義人の契約になること、全員分の請求が夫のクレジットカードに行くことです。また事前にキャリアで名義変更する必要もあります。

対してメリットとしては全員で一定量のパケットを分け合えたり、複数回線割引を受けられる格安SIMもある点です。

上記の家族で1契約複数回線でも1人のクレジットカードで全員が格安SIMを利用できますが、自分の名義で利用する事ができません。(家族全員が契約者名義での使用になる)
またキャリアで名義変更する前に解約して乗り換えてしまった場合にも使えない方法です。

そんな時にはクレジットカードの中には「家族カード」というもので契約する方法があります。

家族カードとは

家族カードとは家族の中に安定収入のある本会員(クレジットカード利用者)がいれば、その家族もクレジットカードを無審査で発行できるというものです。
“家族”の範囲はクレジットカードごとに差がありますが、本会員と生計が同一の配偶者や親、18歳以上の子供(高校生は除く)なら発行可能な場合がほとんどです。
名義もそれぞれの名義のクレジットカードになるので、各自が自分の名義のクレジットカードで格安SIMに契約できるという訳です。

セゾンカードやイオンカード、楽天カードなどでは年会費無料で2,3枚目の家族カードを発行することができるので、格安SIM申込前に作っておきましょう。