今iPhone7を使っているんですが、2020年秋に発売したiPhone12とかに機種変更した方がいいんですかね?
iPhoneの寿命はApple公式でも3年程度を想定しているので、7やそれより古いモデルの人はそろそろ機種変更の時期になると思います。
もう3年くらいは使ってます。
バッテリーが直ぐ減って困る…
2020年秋に最新iPhone12シリーズの4種が登場しましたので、iPhone7や8から機種変更すると「料金&性能がどう変わるのかの比較」と、機種変更すべきなのかについて解説していきます。
【今iPhone7や8を使っている人】iPhone12へ機種変更するべき?
結論から述べると、現在iPhone7やiPhone8を使っている人は、
iPhone7(2016年発売):発売から4年経っているのでそろそろ機種変更する時期
iPhone8(2017年発売):あと1~2年は問題なさそうなのでどちらでも(最新iPhone12との性能差はそこそこあるので機種変更してもいいかも)
特に2020年は秋のiPhone12シリーズもありますが、最安&高性能でコストパフォーマンスが抜群に良い『iPhoneSE(第二世代)』が2020年春に発売しているので、性能重視以外の人であれば比較的安価にiPhoneを機種変更できます。
以下はApple公式のiPhoneモデルの本体価格一覧です↓
【AppleのiPhoneモデル価格表(2020秋時点)】
モデル | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
iPhone12 (2020.10発売) |
85,800 | 90,800 | 101,800 | – |
iPhone12 Mini (2020.11発売) |
74,800 | 79,800 | 90,800 | – |
iPhone12 Pro (2020.10発売) |
– | 106,800 | 117,800 | 139,800 |
iPhone12 ProMAX (2020.11発売) |
– | 117,800 | 128,800 | 150,800 |
iPhoneSE2 (2020.4発売) |
44,800 | 49,800 | 60,800 | – |
iPhone11 (2019.9発売) |
64,800 |
69,800 |
80,800 |
– |
iPhone11 Pro (2019.9発売) |
– |
– | – |
– |
iPhoneXR (2018.9発売) |
54,800 |
59,800 |
– | – |
ポイントは以下です↓
iPhone12シリーズの発売で旧モデルはiPhoneSE2以外は1万円値下がり
iPhone12シリーズの中では、iPhone12と12Miniはサイズ以外の性能はほぼ同じ&価格が11,000円Miniの方が安くなっている
iPhone12 Proシリーズ(Pro/ProMAX)は主に12のカメラ性能が強化された上位モデルでとなっている
なので、選び方はざっくりと
高くてもカメラ性能を求める人 ⇒ iPhone12 Proシリーズ
それ以外の人 ⇒ iPhone12か12Miniをサイズで選ぶ
価格を抑えたい人⇒ サイズ小さいiPhoneSE2
でいいと思います。
iPhone12シリーズ4種の詳しい比較は以下のページで解説しているのでそちらも参考にどうぞ↓
どれくらい性能差があるの?iPhone7,8とiPhone12の性能を項目別で比較
次にiPhone7とiPhone8、そして2020年10月発売のiPhone12、12 Miniのスペックにどれくらいの差があるのかを見ていきましょう。(iPhone12 Miniもサイズと価格以外はほぼ12と同じです)
流石に3~4年分の性能差なのでかなりの違いを体感できると思いますが、具体的にどの部分が大きく変わるのか気になりますよね。
まずは見た目とディスプレイ部分から比較していきます↓
3モデル比較 | iPhone7 | iPhone8 | iPhone12 |
見た目 | |||
発売日 | 2016年9月 | 2017年9月 | 2020年10月 |
ストレージ容量 | 32GB – 128GB – |
– 64GB 128GB – |
– 64GB 128GB 256GB |
本体サイズ(mm) (高×幅×厚) |
138.3×67.1×7.1 | 138.4×67.3×7.3 | 146.7×71.5×7.4 |
重さ(g) | 138 | 148 | 162 |
背面 | アルミニウム | ガラス&アルミニウム | アルミニウム Ceramic Shieldの前面(対落下性能4倍) |
画面サイズ | 4.7インチ (Retina HD) |
6.1インチ (Super Retina XDR) |
|
画面解像度 | 1,334×750ピクセル解像度(326ppi) | 2,532×1,170ピクセル解像度(460ppi) | |
True Toneディスプレイ | – | ◎(対応) |
画面も本体も7,8より12は結構大きく コンパクトがいいなら12Miniが◎
上記のようにiPhone12は7や8に比べて本体も画面サイズも結構大きくなる点が外観の一番の変化でしょう。
もし「本体大きい&重くなったら邪魔かも」という人は、本体サイズはiPhone7や8より小さくても画面サイズは大きいiPhone12 Miniの方がお勧めです↓
※画面サイズ(対角距離)はiPhone7や8は4.7インチなのに対して、小型サイズの小さいiPhone12 Miniは5.4インチ、iPhone12は6.1インチです。
ディスプレイがセラミックで頑丈に!対落下性能4倍で落としても割れにくい
個人的に魅力的だと思ったのが、iPhone12シリーズは4種全てディスプレイがセラミックシールドになっていて対落下性能が4倍に向上した点です。
というのもスマホの故障の原因No1である落下による画面割れですからね。カメラなどに比べると華のある性能向上ではないかもしれませんが、では現実的に見て修理コストなども考えるとかなりありがたい。
ちなみにiPhone12と12 Miniはカラーバリエーションはブルー/グリーン/レッド/ホワイト/ブラックの5色から選べます
7から12への機種変更ならTrueToneディスプレイで画面の明るさ自動調整が追加
iPhone7,8から12でディスプレイの解像度が大きく上がっています。
またiPhone7は「True Toneディスプレイ」に対応していないので、12に機種変更すると太陽や照明で明るくなった場合に画面の色温度を自動調節する機能も設定できるようになります。(効果を大きく実感できるようなものではありませんが)
カメラ性能は大きく向上!メイン&サブカメラでナイトモード&ポートレート対応に♪
3モデル比較 | iPhone7 | iPhone8 | iPhone12 |
レンズ | 広角 | 広角 超広角 |
|
画素数(メイン) | 12メガピクセルカメラ(広角) | デュアル12MPカメラシステム(超広角、広角) | |
画素数(イン) | 7メガピクセル | 12メガピクセル | |
ナイトモード | – | ◎(メイン,イン両方対応) | |
手振れ補正 | 〇(メインカメラ) | ◎(メイン,イン両方対応) | |
ポートレートモード | – | ◎(メイン,イン両方対応) |
iPhone12のメインカメラは広角レンズの他に超広角レンズも追加されて2つになった事で、ボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモードも可能となっています。
またメイン,インカメラ共に「ナイトモード」が利用可能なので、暗闇や夜間、暗い屋内での撮影でも被写体がしっかりと映るようになるのは写真を撮る人にとっては便利だと思います。
処理速度の核となるチップは最新A13♪ゲーミングもサクサクに
3モデル比較 | iPhone7 | iPhone8 | iPhone12 |
チップ | A10 | A11 | A14チップ 次世代のNeural Engine |
RAM(メモリ)容量 | 2GB | 2GB | 4GB |
人間の”脳”に当たる”チップ”はiPhoneの処理速度に関わる重要な部分ですが、iPhone12は最新A14チップを搭載しています。
対してiPhone7はA10チップ、iPhone8はA11チップと処理性能に3~4世代の差があるため、12に変えてサクサクさの違いをかなり感じられると思います。
特に高いスマホの処理速度が必要なゲームなどでは、この辺の差は大きいでしょう。
またRAMと呼ばれるメモリの容量も7や8の2倍の4GBあるので、複数のアプリなどの同時起動やバックグラウンド再生時にも余裕が感じられるかもしれません。
【まとめ】iPhone7なら12へ機種変更すべき!iPhone8なら性能は向上するがもう1年待つ事も
ここまで様々な視点からiPhone7、iPhone8と2020年秋発売のiPhone12を比較してきました。
特に発売から4年経っているiPhone7はそろそろ機種変更の時期なので、iPhone12か価格を抑えるなら2020年春発売の廉価版モデルiPhoneSE(第二世代)への機種変更がお勧めです。
iPhone8に関しては、あと1年待つという選択肢もありますが、iPhone12へ機種変更すれば様々な部分で性能が向上するので機種変更してもいいと思います。