【画像あり】国税庁を怪しい装う納付催促メール(SMS)に要注意!見分け方

国税庁を名乗るフィッシング詐欺のSMSの内容
ねこさん
なんか国税庁から支払催促メールが届きました💦期限今日までに支払わないと差し押さえるって💦どうしよどうしよ
かいり先生
それ、最近流行っている国税庁を装ったフィッシング詐欺ですよ?絶対に返信や送金しないでくださいね。
 
そもそも国税庁はメールでは送ってこないと発表(注意喚起)していますからね↓

国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信しておりません。
また、国税の納付を求める旨や、差押えの執行を予告する旨のショートメッセージやメールも送信しておりません。

かいり先生
実際に私のところにも「国税庁を名乗る謎のSMS(ショートメッセージ)」が送られて来たので、今回は注意喚起という形で画像付きで紹介したいと思います。
ねこさん
SMSってロクなメッセージ来ませんね💦

「【国税庁】重要なお知らせ」という怪しいSMS(ショートメッセージ)に注意!=フィッシング詐欺

最近ではスマホのSMSや怪しいページのフィッシング詐欺が横行していて、「iPhoneの当選者に選ばれました」や大手企業の名前を使ったパターンも多いです。

突然iPhoneXなどが当選したというポップが表示される

そして最近は「国税庁」を名乗った振り込め詐欺のショートメッセージが流行っており、私のところにも以下のようなメッセージがスマホに届きました↓

国税庁を名乗るフィッシング詐欺のSMSの内容

「【国税庁●月●日】重要なお知らせ、必ずお読みください。」

送信元は謎の電話番号で、短い文章のみなのですが、”国税庁”と書いてあるので気になってしまいます。

SMSのメッセージ内のリンクからページを開くと、こんな感じにいきなりポップアップが表示され焦らせてきます↓

国税庁を名乗るフィッシング詐欺_ページ遷移後

どうやら滞納金額は40,000円で、「納付しないと国税庁が私の財産を差し押さえる」というかなり物騒な内容で、送られてきた当日が納付期限になっていました。

「何だこれ!?」

身に覚えのない滞納どころか、具体的な内容や納税確認番号すら伏せられていますね。

一瞬焦りましたが、ページを下まで確認してみると…

国税庁を名乗るフィッシング詐欺_ページ遷移後_メールアドレスや電話番号は絶対に入力してはいけない

急に支払いフォームになりましたね 笑

国税庁がVプリカ納付なんてありえませんので、どうやら質の低いフィッシング詐欺のようです。

ただ国税庁のホームページと同じデザインのページに作っていて、焦ってその場でVプリカを買いに行く人も居そうですね。

国税庁が注意喚起!メールで偽ページへ誘導する詐欺が横行中との事

という事で確認してみたところ、本物の国税庁のホームページにしっかりこのフィッシング詐欺への注意喚起がありましたので引用しておきます↓

不審なショートメッセージやメールにご注意ください
 
現在、国税庁をかたるショートメッセージ及びメールから国税庁ホームページになりすました偽のホームページへ誘導する事例が見つかっています。
 
国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信しておりません。
 
また、国税の納付を求める旨や、差押えの執行を予告する旨のショートメッセージやメールも送信しておりません。
 
不審なショートメッセージやメールを受信した場合や、国税庁ホームページをかたるサイトを発見した場合には、アクセスすると被害を受けるおそれがありますので、アクセスしないようご注意ください。
 
国税庁ホームページアドレスは、https://www.nta.go.jp/です。国税庁ホームページを利用する際には、ブラウザのアドレス欄を必ずご確認ください。
 
なお、メールによる案内は、下記の場合に限って送信しています。
・ 国税庁ホームページ新着情報の配信サービスの登録をされている場合
・ 国税庁メールマガジン配信サービスの登録をされている場合
・ e-Tax の利用にあたり、メールアドレスを登録されている場合
 
詳細については、e-Tax ホームページをご確認ください。
 
(注)現在、e-Tax から送信される「税務署からのお知らせ」に類似したメールが送信されていることを確認しております。
「税務署からのお知らせ」は、メッセージボックスに情報が格納された場合などに送信していますが、心当たりのない方は、それらのメールに表示されたリンク先をクリックしないでください。また、心当たりのある方におかれましても、URL を確認してからクリックするなど、慎重に対応いただきますようお願いいたします。

国税庁でもこの件の問合せが多かったのか、しっかり注意喚起の1ページが存在しました。

ショートメッセージによる詐欺を見分けるポイントは以下です↓

偽ページはそもそもURLが違う (正しい国税庁ホームページのURLは”https://www.nta.go.jp/”なのでアクセスした時点で見分けられる)

国税庁は以下に登録した場合以外、メールによる案内を送っていない
・ 国税庁ホームページ新着情報の配信サービスの登録をされている場合
・ 国税庁メールマガジン配信サービスの登録をされている場合
・ e-Tax の利用にあたり、メールアドレスを登録されている場合

という事ですね💡

この偽ページにアクセスしてもページ下部のフォームに入力しなければ特に問題はなさそうですが、一応メールで国税庁から「重要なお知らせ」が来たらまず詐欺を疑って良さそうですね。

それにしてもSMSはろくなメッセージ来ないですね。

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