多くの格安SIMやキャリアで採用されている”3日間制限”
月に契約したプランである●BGを超えると低速制限モードになってしまうのはご存じの方が殆どだと思います。
しかしそれ以外にも「3日間で●GBを超えると低速制限モード」になってしまうという仕様がある格安SIMも多いです。
3日間の低速モードの場合、制限期間は”翌日まで低速”だったり”直近3日間の消費量が●GBを下回ったら解除される”ところも多いよね。
詳しいですね。
中には公表していない会社もあるため、動画や多いなデータの送受信など短期間で大量のデータ容量の消費には注意が必要です。
今回は楽天モバイルの3日制限や規制・低速にならない対策を解説していきます。
楽天モバイルの3日間制限は2017年に撤廃!
以前は3日間の速度制限があった楽天モバイルですが、2017年3月より3日間制限が撤廃されています。
楽天モバイルでは、2017年3月1日より、3.1GB/5GB/10GB/コミコミプランで過去3日間のデータ使用量の合計が既定量を超えた際に設定されていた、3日間の通信速度制限を撤廃いたします。
また、高速通信容量オプション (リチャージ)のメニューを改定いたします。
という事で楽天モバイルの全プランで3日間の速度制限が無くなりました。
また後述しますがリチャージ料金も改善されています。
楽天モバイル2017年2月以前の3日間の速度制限
“3日間の速度制限”が撤廃される前の楽天モバイルでは、プランにより決まった容量以上を3日間で使うと速度制限が掛かっていました。
大体プランの月データ容量の5~6分の1のデータ通信を行うと制限が掛かっていました。
■3.1GBプラン ⇒ 540MB/3日間で制限
■5GBプラン ⇒ 1GB/3日間で制限
■10GBプラン ⇒ 1.7GB/3日間で制限
■コミコミプラン(プランS&プランM:2GB) ⇒ 400MB/3日間で制限
■コミコミプラン(プランL&LL:4GB) ⇒ 800MB/3日間で制限
楽天モバイルの3日間制限の変更前と変更後
現在と2017年2月以前の楽天モバイルの”3日間制限”を比較すると以下のようになります↓
データプラン | 変更前 2017年3月~ |
変更後 2017年3月~ |
3.1GBプラン | 540MB/3日間 | 制限なし |
5GBプラン | 1GB/3日間 | 制限なし |
10GBプラン | 1.7GB | 制限なし |
20GBプラン | 制限なし | 制限なし |
30GBプラン | 制限なし | 制限なし |
コミコミプラン(S & M) | 400MB | 制限なし |
コミコミプラン(L & LL) | 800MB | 制限なし |
楽天モバイルの3日間制限がなくなった事による注意点
ユーザー視点で考えると3日間の縛りが無くなったことはメリットしかないですが、楽天モバイルとしてはユーザーが同時に一気に大量のデータ通信を行った場合にも制限できなくなるというデメリットがあります。
3日間の通信速度制限がなくなるため、これまでデータ容量を使い切っていなかった方も、月の途中でデータ容量が枯渇し、低速(200Kbps)の速度制限がかかることがございます。
年末年始など混み合う期間にユーザーが同時に大量のデータ通信を行った場合には、回線が混在して速度が落ちるリスクもあるという事です。
3日間制限時の低速の速度と何ができるか
速度制限時には通常の月のデータ容量を使い切った時と同じ”200kbps”という回線速度になります。
楽天モバイルには公表はされていませんがバースト機能(低速でも読込の開始数秒だけ高速通信をする機能)があるため、画像の少ないページやLINE・TwitterなどのSNS程度であれば低速制限中でも問題なく利用できます。
ちなみに3日間制限が撤廃されたとき同時に改定されたリチャージ料金は以下の3タイプです↓
※リチャージは追加のデータ容量を購入できるシステムです
リチャージ追加容量 | リチャージ分の有効期限 | 価格 |
500MBパック | 30日後まで有効 | 1,500円 |
1GBパック | 60日後まで有効 | 2,000円 |
2GBパック | 90日後まで有効 | 3,000円 |
リチャージは低速制限中には利用できない&元々割高な価格設定のシステムなのでできれば利用したくありません。
【まとめ】楽天モバイルの3日制限はある?
現在は楽天モバイルには3日間の速度制限はありませんが、月のデータ容量を超えないようにスイッチアプリなどを活用していきましょう。
動画など大量のデータ通信をする場合には以下のブラウザで軽減するという方法もデータ容量節約にオススメです。
参考:「データ通信量節約ブラウザアプリ | YOUTUBEがOpera miniでここまで軽く!」