Yahooモバイルって知ってますが?
Y!mobileと違うんですか?
とても紛らわしいのですが、Yahoo!モバイルはサービスも回線もY!mobileです。
現在はY!mobileのyahooの窓口ページが「Yahoo!モバイル」となっています。
なぜY!mobileには通常版とYahooの窓口があるんですか?
実はYahooはY!mobileと業務提携関係にあるんですよ。その名残で名前にYahoo!の「Y!」が入っているという経緯があるんです。
なんか複雑ですね…
一時期は「yahooのスマホ」としてもCMやってましたからね。今もyahooモバイルで検索するとY!mobileのページが表示されているので益々分かりにくいですが、中身は全てY!mobileの格安SIMサービスの事を指しているんです。
混同するので簡単に「Y!mobile」と「Yahooモバイル」について説明しましょう。またY!mobileがどんなスマホなのかも解説していきますよ。
似ているけど違うの?Yahoo!とY!mobileがある背景
「Yahoo!モバイル」と「Y!mobie」、そしてカタカナ表記の「ワイモバイル」はかなり似ていますよね。そもそも「Y!mobileとワイモバイルって同じじゃないの?」と思った人もいるかもしれません。
実はY!mobileの元は数年前にモバイルルーターで有名だった「イーモバイル」なんです。当時はCMでもバンバンやってて自分もイーモバイル使ってました。
そして2014年にその「イーモバイル」と「ウィルコム」が合併して「ワイモバイル株式会社」となりました。(Y!mobileとは別なので注意)
しかし実は「ワイモバイル」は、リリースする前までは「Y!のスマホ」としてYahooが買収する予定だったんです。一時期CMで「yahooのスマホ」で打ち出していたので見たことがある人もいるかもしれません。
しかし直前になってyahooが買収を取りやめ業務提携という形をとる事になり、「Y!のスマホ」ではなくブランド名には「Y!」を付けて今の「Y!mobile」となったんですね。
その後「Y!mobile」はソフトバンクに買収され、「ソフトバンクモバイル」「ソフトバンクBB」「ソフトバンクテレコム」と「Y!mobile」の4つの会社が合併して今のソフトバンクグループとなっています。
なので現在のY!mobileはソフトバンクグループであり、yahooとの業務提携関係にもある訳です。
なので「yahooモバイル」で検索するとY!mobileのページが表示されますが、このページは提携しているyahoo窓口からY!mobileの格安SIMを販売しているページという事です。中身は同じですね。
Y!mobileはソフトバンクグループの格安SIM⇒数少ないソフトバンク回線の利用が可能
という事でYahoo!モバイルもY!mobileも同じものだという事が分かりました。
ここからは人気格安SIM『Y!mobile』についてどんな格安SIMなのかを解説していきましょう。
前記の通りソフトバンクグループのY!mobileは、数少ないソフトバンク回線が利用できる格安SIMとなっています。
他の格安SIMと異なってこの「Y!mobile」とauのサブブランドの「UQモバイル」の2社は、格安SIMと大手キャリアの間の存在と言えます。
Y!mobileメリット&デメリット
Y!mobileは通常の格安SIMと違い、ソフトバンクグループなのでサービス面でもソフトバンクのサポートが大きく、以下のメリットとデメリットがあります↓
デメリット:2年縛りがある
Y!mobileやUQモバイルはキャリアと同じく2年契約&自動更新システムを採用しており、2年に2か月の更新月以外の解約や乗り換えで違約金が発生します。
他の格安SIMが”縛り”を極力なくす方向に進んでいる中、”2年縛り”を導入しているので今後別の格安SIMに移りたい場合には障害となるかもしれません。
デメリット:料金は格安SIM平均より高い
多くの格安SIMでは月額2,000~3,000の範囲で利用できるのに対して、Y!mobileやUQモバイルは1,000円ほど月額料金が高くなりがちです。
その分通話無料サービスがオプションではなく全プランに付与されていたり、後述の通信品質がが高い為ですが、これを払拭するために割引などで1年目の料金を安く見せています。1年目の月額だけでなく2年目、3年目の月額料金も考慮しておきましょう。
メリット:通信品質が高い
Y!mobileはソフトバンク、UQモバイルはauのソフトバンクのサブブランドなので、優先的に通信回線を提供されているようで通信速度は格安SIM平均を大きく上回り大手キャリアと遜色ないレベルに高いです。
- 「動画やゲームをサクサク楽しみたい」
- 「混雑するお昼の時間帯も通信速度に悩まされたくない」
という人には月1,000円多く支払う価値があるかもしれません。
メリット:格安スマホでiPhoneがセット購入できる
大手キャリアユーザーの過半数がiPhoneを利用している反面、格安SIMユーザーの過半数がAndroid端末を利用しています。
これは「格安SIMでiPhoneを使うと割高になりがち」だからとも言えますが、Y!mobileやUQモバイルでは格安SIMで数少ないiPhoneがセット購入できる格安SIMです。
2017年4月からはiPhoneSEもラインナップに加わり、iPhoneSEであれば2年契約で実質0円で利用可能になりました。
「格安SIM平均よりちょっとくらい高くてもキャリアより安くiPhoneを使いたい」というユーザーにはうってつけの格安SIMです。
メリット:格安SIMで「完全かけ放題」が可能
ソフトバンクでは無制限に電話の通話料が無料になる「スマ放題」がありますが、格安SIMで無制限に発信の通話料が無料になる通話オプションがあるのはY!mobileだけしかありません。(楽天モバイルは2018年前半にサービス終了した為)
なので格安SIMでスマホ代を安くしたいけど、「仕事などで長電話が多くて通話料が心配」という人に唯一オススメできる格安SIMだったりします。
ソフトバンクのiPhoneをY!mobileで使えるか
多くのY!mobile検討ユーザーがソフトバンクユーザーだったりするのですが、「ソフトバンクで購入したiPhoneがY!mobileで利用できるのか」は重要な検討項目だと思います。
以下のページで「ソフトバンク購入のiPhoneがY!mobileで利用可能か」を徹底解説しているのでご参照下さいませ↓
参考:Y!mobileで手持ちiPhoneは使える?【ソフトバンク購入iPhoneで乗換編】
【まとめ】話題のyahooモバイルはどんな格安SIM?
Y!mobileはロゴがyahooっぽいのでyahooの関連会社と思われがちですが、実際にはソフトバンクブランドの格安SIMです。
格安SIMとしてのY!mobileの特徴は、料金的には格安SIMとキャリアの中間、品質的にはキャリア並み、契約の縛りもキャリア並みとなっています。
自分も乗り換えた今だから言えますが、「現在ソフトバンクを使っている人は料金だけ安くなった使い心地」なので乗り換えを強くオススメします。
参考:Y!mobileで手持ちiPhoneは使える?【ソフトバンク購入iPhoneで乗換編】