
現在auを利用している人にとって、毎月のスマホ代が半額以下になる格安SIM・格安スマホは魅力的ですよね。
今回はauで購入したiPhone5sを格安SIMに持ち込んで使う方法を調査しました。
auで機種変更してからiPhone5sが机の中に眠っているという人も必見です。
もくじ
- 1 auのiPhone5sの動作が確認されている格安SIMはmineoしかない
- 2 2018年現在はau版iPhone5sはSIMロック解除は完全に不可能に!
- 3 ではauで買ったiPhone5sを格安SIMで使うには?
- 4 3.格安SIMで新たにiPhoneSEを購入して格安SIMで使う+下取り
- 5 【結論】au購入のiPhone5sを格安SIMで使うベストな方法:mineoかワイモバイル
- 6 auのiPhone5sはキャリアでSIMロック解除できるか?
- 7 auのiPhone5sはSIMロックの解除ができない=使える格安SIMはau回線のみ
- 8 ではauで買ったiPhone5sが使える格安SIMは?
- 9 1.非公式な方法でiPhone5sをSIMロック解除して格安SIMを使う
- 10 2.au回線の格安SIMでiPhone5sを持ち込んで使う
- 11 3.格安スマホでiPhoneSEを購入して格安SIMで使う+下取り
auのiPhone5sの動作が確認されている格安SIMはmineoしかない
結論から言うと、auで購入したiPhone5sが持込で使える格安SIMはmineo(マイネオ)のAプランしかありません。
なぜかというとiPhone5sは古いモデルなのでSIMロック解除が出来ないので、SIMロックの掛かったまま使えるau回線の格安SIM3社が選択肢になります。
その中でもau版iPhone5sの動作確認が取れているのはmineoの1社のみしかないからです↓
au回線の格安SIM一覧 | iPhone5sの動作確認 | テザリング可否 |
mineo(Aプラン) 動作確認端末一覧 |
◎動作確認済 | × |
UQモバイル 動作確認端末一覧 |
×(未確認) | × |
IIJmio(Aプラン) 動作確認端末一覧 |
×(未確認) | 未確認 |
au回線の格安SIMと言えばauグループのUQモバイルが有名ですが、UQモバイルはau版iPhone5sの動作確認が取れていませんね。残念。
mineoは公式のスタッフブログ(マイネ王)でも以下のように動作確認している事を報告していますね↓
iOS 10.3.3のmineo動作確認結果 | マイネ王
という事で、auで購入したiPhone5sで格安SIMに乗り換えたい人や、機種変更で使ってないiphone5sを安く格安SIMで使いたいときはmineoに乗り換え安定です↓
mineoはAプランで申込を!au版iPhone5sはDプランでは使えません
ちなみにmineoはドコモ回線のDプランと、au回線のAプランの2種類の回線プランを持つ珍しい格安SIMです。au版iPhone5sが持ち込み利用できるのはau回線を使うAプランなので申し込み時にはDプランで申し込まないように留意を。

またiPhone5sではテザリング機能が使えない点に注意です。(基本的にau回線の格安SIMではテザリングは使えません。)
2018年現在はau版iPhone5sはSIMロック解除は完全に不可能に!
auを含む大手3キャリアではユーザーの意向があればSIMロックを解除する事が2015年より義務化されましたが、SIMロック解除対象機種は2015年5月以降にauで発売されたモデルのみです。
auでのiPhone5sの発売日は2013年9月なのでauでSIMロックを解除してもらう事が出来ません。
解除アダプターなど非公式解除は2018年現在は不可
ネットではau版iPhone5sのSIMロックを『解除アダプター』や『ファクトリーアンロック』など非公式な方法で解除する方法が見つかりますが、2018年現在はAppleの対策によっていずれの方法も不可能になっているため、現在ではSIMロックを解除する事は完全にできません。
Apple非公式&自力でSIMロックを解除する方法は以下の3パターンが定番でしたが、2018年現在はau版iPhone5sはいずれの方法も使うことが出来ません↓
自分でSIMロック解除の方法 | リスク | かかる料金 |
ファクトリーアンロック | 海外業者 | 17,000円~18,000円 |
SIMロック解除アダプタ (通称”SIM下駄”) |
2018年現在利用不可 | 1000円前後 |
脱獄(ジェイルブレイク) | 2018年現在利用不可 | 無料 |
ファクトリーアンロックは2018年現在はソフトバンクのみ対応
ファクトリーアンロックとは、業者にお金を払って依頼し、遠隔でSIMロックを解除してもらう方法です。
完全に非公式な方法ですが、業者側がAppleのサーバに登録されているiPhoneの製造番号(IMEI)を遠隔で書き換えるので自分のiPhone5sを業者に預けることなく可能な方法です。(有名どころだと「小龍茶館」など)
最近では海外業者だけでなく国内業者も出てきて安心感はありますが、2017年末にAppleによって規制が厳しくなった影響もあり、2018年時点ではソフトバンク版のiPhoneのみしかSIMロックの解除サービスを受け付けていません。
日本の全て(現在はSoftBankのみ)及び米国を含む世界中のキャリアのiPhone全機種のファクトリーアンロック(遠隔SIMロック解除)サービスを提供しています。
引用:小龍茶館
仮に受け付けていてもiPhone5sだと解除に17,000円~18,000円という割高な費用がか掛かるので、「だったらUQモバイルやワイモバイルで格安iPhoneを購入するのと料金面での負担は変わらないので微妙です。
SIMロック解除アダプタは2018年現在はAppleによって規制中
2つ目のSIMロック解除アダプタ(通常”SIM下駄”)ですが、最も安全と言われる『SmartKing X』が2017年10月時点で解除不可能になっています。
iOS11の公開後も使用可能な状態が続いていましたが、10月5日をもって、ついに新規でのアクティベートが出来なくなりました。
引用:【注意喚起】現行品のiPhone用SIM下駄、10月5日からアクティベート不可に

これはSIMロック解除アダプタ業者側とAppleとのイタチごっこなのですが、2018年現在ではSIMロック解除アダプタでの解除は期待できません。(他の解除アダプタもありますがアクティベートができなかったり圏外病だったりとリスクが高いです)
iPhone5sを脱獄(ジェイルブレイク)して脱獄アプリでのSIMロック解除も現在は出来ない
iPhoneにはジェイルブレイク(脱獄)という「Appleが設けているiPhoneのシステムの制限を強制的に解除する」という裏技が存在しますが、これによってAppleでは認めていない有志が作ったSIMロック解除アプリなどをiPhoneにインストールし、SIMロックを勝手に解除する方法があります。
iPhoneの脱獄はかなりリスクの高い方法で、ある程度詳しい人が行うような方法ですが、2018年時点ではSIMロック解除アダプターと同じくAppleによって規制され利用が不可能なものがほとんどです。
ではauで買ったiPhone5sを格安SIMで使うには?
iPhone5sはauでSIMロック解除してくれない以上選択肢は以下の3つです↓
- au回線の一部の格安SIMを使う
- 非公式な方法でSIMロック解除して格安SIMを使う
- 諦めて格安スマホや中古、SIMフリーのiPhoneを購入して格安SIMで使う
一番お勧めなのが最初に解説した1つ目の「au回線の一部の格安SIMを使う」です。そして2つ目の非公式な方法は2018年現在はAppleの規制によってほとんど不可能となっていると説明しました。
そして3つ目の方法に『諦めて格安スマホや中古、SIMフリーのiPhoneを購入して格安SIMで使う』があります。つまりauで購入したiPhone5sを使う事を諦めて、新たにiPhoneを購入して格安SIMに持ち込んで使う方法です。
3.格安SIMで新たにiPhoneSEを購入して格安SIMで使う+下取り
基本的には上記のau回線の格安SIM会社に乗り換えれば間違いないですが、よりハイスペックなiPhoneモデルに乗り換えて使うという選択肢もあります。
最近では型落ちのiPhoneSEなどが格安SIMで実質0円だったり、一括9,800円だったりで販売されているのをご存知でない人もまだまだ多いです。

手間をかけてiPhoneのSIMロックを解除するくらいなら、iPhone5sに拘らずに新たに格安iPhoneを購入してしまう方が良いかもしれません。
そもそも格安SIMはソフトバンクで使い続けているよりも大幅に月額料金が安いので、端末代も直ぐに相殺する事が可能です。また使わなくなったiPhone5sは下取りや買い取りに出してしまうのも手です。
安くiPhoneを入手!ワイモバイルでiPhoneSE(32GB)が一括9,800円

CMや広告でも有名なワイモバイルの場合にはiPhoneSE(32GB)が一括9,800円でセット購入可能です。
iPhoneSEと言えばiPhone7並のスペックのコスパに優れたiPhoneモデルとしても有名ですが、一括1万円以内で購入できる時代です。

最初に9,800円を支払う必要がありますが、以降は以下の月額料金で利用可能になります↓
ワイモバイルのプラン スマホプラン |
プランS | プランM | プランL |
iPhoneSE(32GB)端末代金 | 9,800円(初回一括支払い) | ||
プラン料金 | 1,980円/月 2年目以降2,980円/月 |
2,980円/月 2年目以降3,980円/月 |
4,980円/月 2年目以降5,980円/月 |
トータル月額料金 | 1,980円/月 2年目以降2,980円/月 |
2,980円/月 2年目以降3,980円/月 |
4,980円/月 2年目以降5,980円/月 |
こちらも初期費用に9,800円は掛かるものの、毎月のスマホ代はプラン料金だけしか掛かっていない事が分かります。初期費用もファクトリーアンロックでSIMロックを解除してもらうよりも安いですし、何より確実で安心な正攻法なのでお勧めです。
ワイモバイルはiPhone5sを下取りでさらに安くできる
ワイモバイルにはソフトバンクからMNP乗り換えする際に「下取りプログラム」で今まで使っていたiPhoneを下取りして月額料金を安くする事が可能です。
iPhoneの下取り価格は以下です↓
下取りiPhoneモデル | 下取り価格 |
iPhone 6 Plus | 14,400円 (600円×24回) |
iPhone 6 | 9,600円 (400円×24回) |
iPhone 5s | 3,000円 (3,000円×1回) |
iPhone 5 | 1,000円 (1,000円×1回) |
iPhone6を下取りに出せば月額料金が3,000円分が値引きされ、一括6,800円でiPhoneSEも購入しながら格安スマホが利用できます。
中々良いのではないでしょうか。
【結論】au購入のiPhone5sを格安SIMで使うベストな方法:mineoかワイモバイル
という事で長くなりましたがauで購入したiPhone5sをどうすればいいかの結論を。
auではiPhone5sのSIMロック解除は対象外なので、そのまま持ち込む場合にはmineo(マイネオ)のAプランでのみ動作が確認されているので、そのままSIMカードを差し換えてANP設定すればSIMロック解除無しで利用可能です↓
以前では可能だった非公式な方法でのSIMロック解除(シム下駄/ファクトリーアンロック/脱獄)は、2017年10月時点でAppleの規制によって2018年現在は不可能なので諦めましょう。
また最近では型落ちのiPhoneSEなどがかなり安くセット購入できる格安SIM(ワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイル)が増えてきているので、iPhone5sに拘らずに新調してしまうというのもオススメの方法です。