最近ではメジャーになってきた大手キャリアから格安SIMに乗り換えるパターン。
CMでも結構見かけますが、格安SIMに乗り換える魅力は何といっても
圧倒的にスマホ代が安くなる点!
大手キャリアでは平均で7000円以上のスマホ代が掛かりますが、格安SIMでは3000円でも高い方です。
しかしいざ乗り換えるに当たって月々のスマホ代の請求額が安くならないパターンもあります。
それは…
大手キャリアで購入したスマホ端末の分割ローンを返済しきっていないケースです。
詳しく見てみましょう↓
まずはキャリア解約後のスマホ端末代の分割ローンの説明
大手キャリアでは最近のスマホ機種が登場する度に、ユーザーに案内が来ると思います。(ハガキなどで案内が来るのが一般的)
一括購入した場合は問題ないのですが、分割で購入した場合、端末代は機種変更した時点から2年(24ヵ月)だけ月々のスマホ代の請求に加算されます。
その状態で24ヵ月の分割返済が終わる前に格安SIMに乗り換える=大手キャリアを解約した場合、モチロン端末代の分割ローンは解約しても残ります。
端末代を返済し終わってない状態で大手キャリアを解約すると、解約後も毎月端末代だけ請求が来ます。(24ヵ月分支払い終わるまで)
ここまでは理解できるかと思います。(自分の説明力の無さで分かりにくいかもしれませんが…)
問題は次です↓
キャリアを解約後は端末代の請求額が高くなる
タイトルが「ローントラップ(罠)」と物騒なタイトルになってしまっていますが、ここが今回の一番の注意点です。
大手キャリアで契約しているうちはスマホの端末代が割引されています。
逆に大手キャリアを解約すると
スマホ端末代の割引がされなくなります。
ローンの返済が途中の状態で解約した場合、残りの端末ローン分に割引が適応されなくなり、結果毎月の端末ローンの分割請求額が高くなります!(割り引かれなくなるから)
2016年にiPhone6sをソフトバンクで購入したMさんの例
分かりやすく例を挙げてみましょう。
iPhone6sの端末代は2年の分割で購入したので、毎月のソフトバンクのスマホ代が最終的に今までより+2000円されます(金額は大体です)
1年後の2017年の1月にMさんは格安SIMに乗り換え(=ソフトバンクを解約)しました。
12ヵ月分端末ローンを支払っているので残り半分の12ヵ月分のローンが残っている状態でソフトバンクを解約した状態です。
その後、ソフトバンクから端末代の月々のローンの請求が残り12ヵ月来るのですが、1ヵ月当たりの請求額は4,000円に上がりました。
Mさんの毎月のスマホ代は「格安SIMの毎月の料金 + キャリアの端末ローン4,000円(残り12ヵ月だけ)」になります。
よく分からない?
つまりまとめると「端末ローンが残った状態で大手キャリアを解約すると割引されない端末ローン残って毎月請求されるので注意」ということです。
ちなみにMさんは自分の事です 笑
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