ドコモで購入したiPhone7なんですが、スマホ代が高いので格安SIMで使うことはできますか?
ドコモ版のiPhone7であれば掛かっているSIMロックを解除もできますし、解除しなくてもそのままでも多くのドコモ系格安SIMのSIMカードを差し換えるだけで乗り換えできますよ。
良かった♪
つまりiPhone7はドコモでSIMロックを解除しなくてもいいって事ですか?
使いたい格安SIMによってドコモ版iPhone7のSIMロックの解除が必要な会社と必要ない会社があるのでこのページでまとめてみました。
またSIMロックの解除方法やデメリットについても一読してみて下さい。
ドコモ版iPhone7はSIMロックの解除不要で格安SIMで使える!
ドコモで購入したiPhone7が発売されたのが2016年の9月とiPhone8やXに次いで最新のiphoneモデルです。
なので最初から掛かっているSIMロックをドコモで解除してもらうことも可能なのですが、そもそもSIMロックを解除しなくても以下の格安SIMでそのままSIMカードを差し換えるだけで使うことが可能です↓
【ドコモ版iPhone7と7 PlusがSIMロック解除無しで動作確認されている格安SIM一覧】
ドコモ回線の格安SIM | ドコモ版iPhone7 | ドコモ版iPhone7 Plus |
楽天モバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
mineo(Dプラン) 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
LINEモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
OCNモバイルONE 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
BIGLOBE SIM 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
DMMモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
bモバイル 動作確認端末一覧 |
?(記載なし) | ?(記載なし) |
Uモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
IIJmio(Dプラン) 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
NifMo 動作確認端末一覧 |
?(記載なし) | ◎(動作確認済) |
FREETEL 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
DTIモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
exciteモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ?(記載なし) |
上記は全てドコモ回線を使っている格安SIMですが、ほとんどの格安SIMでSIMロック解除無しでもそのままドコモで買ったiPhone7の動作する事が確認されていることが分かります。
なので基本的にはドコモで購入したiPhone7を格安SIMへ持ち込んで使いたい場合にはSIMロックを解除する必要はありません。
ちなみにSIMロックを解除することで、一部のau回線とソフトバンク回線を使っている格安SIMで利用できるようになりますので解説していきます↓
逆にドコモ版iPhone7のSIMロックを解除するとどんなメリットがあるの?
ドコモ版iPhone7のSIMロックを解除することで、一部のドコモ回線以外の格安SIMでも使えるようになります。
勘違いが多いのですが、SIMロックを解除してSIMフリー化すれば全ての格安SIMで使えるようになるわけではありません。
上記の格安SIMに加えて、SIMロックを解除したドコモ版iPhone7の動作が確認されている格安SIMは以下の3社のみです↓
SIMロック解除で使えるようになる格安SIM | ドコモ版iPhone7動作確認 | テザリング |
UQモバイル (au回線) |
SIMロック解除版のみ動作確認済 動作確認端末一覧 |
× |
mineo(Aプラン) (au回線) |
SIMロック解除版のみ動作確認済 動作確認端末一覧 |
× |
ワイモバイル (ソフトバンク回線) |
SIMロック解除版のみ動作確認済 動作確認端末一覧 |
× |
ワイモバイルやUQモバイルで使えるようになるというメリットはありますが、表の通り上記3社の場合にはテザリング機能が使えないというデメリットがあります。(前記のドコモ回線の格安SIMではすべてテザリング機能が使えます)
わざわざSIMロックを解除してまで、これらの格安SIMに乗り換えるメリットはそんなに無いと思います。
ちなみに前記のドコモ回線の格安SIMは、SIMロックを解除してしまってもしなくても、持ち込んで使う事が可能なので安心してください。
ドコモ版iPhone7のSIMロックの解除条件
ドコモauソフトバンクでは2015年5月以降に発売されたスマホ機種ならばSIMロック解除をしてもらうことが出来ます。iPhoneの場合にはiPhone6s以上のモデルであればドコモでSIMロックを解除してもらうことが可能なのでiPhone7ももちろんSIMロック解除可能です。
SIMロックの解除にあたって以下の条件を満たしている必要があります↓
【ドコモ版iPhnoe7のSIMロック解除条件一覧】
- 2015年5月1日以降発売の機種である⇒前記の通りiPhone7は2016年9月に発売なのでこの条件は満たす
- 機種代金を一括払いで購入している or 分割の場合は購入後100日経過 or 過去にSIMロック解除を行ってから100日以上経過している
- スマホ代の支払いが滞っていない
参考:SIMロック解除の受付条件を一部変更 | docomo
という事で条件1はiPhone7なので満たしているので、iPhone7端末代を一括購入している場合は支払確認直後からSIMロック解除が可能です。(2017年より解除条件が変更になり、一括購入の場合は即解除可能になりました)
iPhone7を分割購入している場合には、購入から100日が経過した101日目以降であればSIMロックの解除が可能です。(こちらも2017年にSIMロック解除条件が変更になり180日⇒100日に短縮されました)
また過去に今の回線契約でSIMロックの解除を行ったことがあれば、その日から100日が経過していれば分割購入から100日以内でもSIMロックの解除が可能です。
ドコモを解約してもSIMロックの解除が可能
ちなみに既にドコモを解約してしまった後にiPhone7のSIMロックの解除が必要になった場合にも、ドコモ解約から100日以内であれば、ドコモショップでSIMロックを解除してもらうことが可能です。(手数料が3,000円掛かります)
ただし、ドコモ解約から100日以内でも、先ほどの条件を満たしていない(分割購入の場合は購入から100日以内)場合には例外なくSIMロックの解除はできませんので注意です。
つまり、ドコモでiPhone7を分割購入した日にドコモを解約した場合には、解約後にSIMロックの解除条件を満たすことがなくなってしまいます。
My docomoから自分でオンラインで解除する方法
ドコモのiPhone6s以降のモデルであれば、オンラインのMy docomoやドコモショップでSIMロックを解除する事が出来ます。
しかし圧倒的にオンラインでのSIMロックがおすすめです。
実際に自分で解除しても数分で終わりますし簡単です。ドコモショップへわざわざ赴いて事務手数料3千支払うのは勿体ないので以下の方法で自分で解除してしまうのが良いと思います↓
My docomoへログイン
「その他」の項目の「SIMロック解除」を選択
iPhone7の端末に記載されているIMEI(10桁の製造番号)を入力すればSIMロック解除完了
iPhone7のIMEI(製造番号)の調べ方
手順4のIMEIは、iPhone7ごとに割り振られた固有の製造番号です。
iPhone7の場合、ホームから「設定」⇒「一般」⇒「情報」で下へスクロールすると”IMEI”という35から始まる15桁の製造番号があるので、メモするなりコピーするなりでMy domocoで入力すればSIMロックの解除が可能です。
【iPhone7のSIMロックを解除するデメリット】AppleCareが解約されるが…
ちなみにSIMロックを解除すると1点だけデメリットがあります。
それはSIMロックを解除すると、ドコモ経由でAppleで申し込まれていたAppleCareという端末保障オプションが解除されてしまう事です。
AppleCareはメーカー(Apple)で自動付与される1年間の保証を2年に延長するというものです。
ただ、多くの格安SIMではAppleCareが解除されるデメリットを払拭するため「端末保障オプション」を付けることが出来るようになっています。
例えば先程挙げたmineoでは月額+500円で「持込み端末安心保障オプション」を付けることが可能なので、AppleCareが解除された代わりにすることも可能です。