2020年発売のiPhoneは『iPhone12』『iPhone11 Pro』『iPhone11 Pro Max』『iPhone12 Mini』の4種類ですか。
今年は小型のiPhone12 Miniもでるんですね。
今年iPhoneを新規や機種変更で買うなら4つのモデルのどれがいいんでしょう?迷ってしまいます
毎年秋のナンバリングモデルは2機種⇒3機種と増えてきましたが、2020年は4種類と過去最大になりましたか。
どれを買えばいいか迷った人も多いと思いますので、価格と性能を比較してみました💡
2020年発売『iPhone12』『12Pro』『12Pro Max』『12Mini』どれを買うのが正解?
2020年の10月発売のiPhoneモデルは『iPhone12』と『iPhone12 Pro』そして2020年11月に『iPhone12 Pro Max』と『iPhone12 Mini』の合計4モデルとなりました↓
2019年発売のiPhone11シリーズは「iPhone11」「iPhone11Pro」「iPhone11 ProMAX」の3モデルだったのですが、今年はiPhoneSE(第一世代)やRakuten Mini等のスマホの小型ニーズに応える為「iPhone12 Mini」が新たに加わり松竹梅戦略は更に加速しています。
iPhone 11 ⇒iPhone 12 (廉価版モデル)
iPhone 11 Pro⇒iPhone 12 Pro (カメラを中心に高性能なモデル)
iPhone11 Pro MAX⇒iPhone 12 Pro MAX(Proよりも大きくて高性能なモデル)
iPhone12 Mini(廉価版の小型モデル)
なのでまずはザックリと2019年発売のiPhone11系の3モデルのスペックを一覧比較してみました↓
iPhone12 4モデルの比較 |
iPhone12 Mini | iPhone12 | iPhone12 Pro | iPhone12 Pro Max | |
見た目 | |||||
カラーバリエーション | ブルー/グリーン/レッド(PRODUCT)/ホワイト/ブラック | パシフィックブルー/ゴールド/グラファイト/シルバー | |||
予約開始日 | 2020年10月6日22:00~ | 2019年9月13日21:00~ | 2020年10月6日22:00~ | ||
発売開始日 | 2020年10月13日 | 2020年10月23日 | 2020年10月13日 | ||
Apple定価 | 64GB | 74,800円 | 85,800円 | – | – |
128GB | 79,800円 | 90,800円 | 106,800円 | 117,800円 | |
256GB | 90,800円 | 101,800円 | 117,800円 | 128,800円 | |
512GB | – | – | 139,800円 | 150,800円 | |
ディスプレイサイズ (対角距離) |
5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ | |
ディスプレイ仕様 |
・Super Retina XDRディスプレイ ・5.4インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ ・2,340 x 1,080ピクセル解像度、476ppi ・2,000,000:1コントラスト比(標準) |
・Super Retina XDRディスプレイ ・6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ ・2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi ・2,000,000:1コントラスト比(標準) |
・Super Retina XDRディスプレイ ・6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ ・2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi ・2,000,000:1コントラスト比(標準) |
・Super Retina XDRディスプレイ ・6.7インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ ・2,778 x 1,284ピクセル解像度、458ppi ・2,000,000:1コントラスト比(標準) |
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チップ | A14 Bionicチップ (スマートフォンで最速のチップ) |
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カメラ性能 | デュアル12MPカメラシステム(超広角と広角) ・超広角:ƒ/2.4絞り値 ・広角:ƒ/1.6絞り値 ・2倍の光学ズームアウト、最大5倍のデジタルズーム |
Pro 12MPカメラシステム(超広角、広角、望遠) ・超広角:ƒ/2.4絞り値 ・広角:ƒ/1.6絞り値 ・望遠:ƒ/2.0絞り値 ・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、、4倍の光学ズームレンジ、最大10倍のデジタルズーム |
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バッテリー | 最大15時間のビデオ再生 | 最大17時間のビデオ再生 | 最大20時間のビデオ再生 | ||
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
ごちゃごちゃしてて読む気にならないんですけど…
ですよね。
注目順にiPhone12と12Proそして12ProMax、12Miniのポイントを比較して解説していきましょう↓
【12シリーズのポイント➀】iPhone12 MiniはSE(第二世代)より8よりコンパクトで性能は12とほぼ同じ
今回のiPhone12シリーズで最も注目なのが何とっても『iPhone12 Mini』でしょう!
以前から小型iPhoneのニーズは結構ありましたが、今回待望のiPhoneミニモデルが登場となり、ピンときた人もいるのではないでしょうか。
iPhone12Miniのサイズ感としては、2020年春発売のと初代iPhoneSEとiPhone7の丁度中間くらいのサイズです↓
もちろん現在販売されているiPhoneモデルの中で最もコンパクトなので、例えば電車で片手つり革&片手iPhoneを操作するときにも落としにくかったり、ポケットにもかさ張らないなど携帯しやすいです。
性能面でもiPhone12 Miniはミニサイズではあるものの、iPhone12とほとんど同じスペックなので日常使いには充分すぎる性能です。
iPhone12シリーズ4種ともディスプレイが「セラミックシールド」で落下性能が4倍=割れにくい!
個人的にiPhone12シリーズ最大の利点は「画面が割れにくくなった事」だと思います。
というのもどんな高性能なスマホでも落としたりしてディスプレイが割れるリスクがあるからです。誰でも一度はスマホの画面を割ってしまった事はあると思いますが、事実スマホの故障原因で最も多いのが「ディスプレイ(ガラス部分)が割れた」です。
参考:携帯電話の故障原因1位は「ディスプレイの破損」 4割が修理せず
そして最新iPhoneとなると修理費用は割高ですからね。
ちなみにiPhone12シリーズ4種類ともディスプレイに「セラミックシールド」を採用しており落下性能が4倍になっているとの事です。
特に自分のように頻繁にスマホを落とす人は、今回のiPhone12シリーズへの機種変更はお勧めと言えそうです。
また防水性能もiPhone11シリーズから向上しており、11シリーズが水深4mに30分可能だったのが、12シリーズは6mまでとなっています。なので故障原因の1つである「水没(主にトイレ)」もある程度安心かもしれません。
落下等の画面破損に強い(落下性能4倍)
防水性能も向上してるので水没にも強い
またスマホのフチ(側面)も、ラウンド加工はなくなり、昔のiPhoneをリスペクトした角ばったデザインになりました↓
iPhone12シリーズ4種ともまだ活躍の場は少ないけど5G対応
またiPhone12シリーズの4種類とも5Gに対応しています。
5G回線はドコモauソフトバンクで2020年春よりスタートし、第四のキャリアとして楽天モバイルでも2020年10月にスタートしています。
とは言え、まだまだインフラを整えだした段階=5Gに対応したサービスが登場していないので、現時点で5G対応スマホの恩恵は少ないです。
ただ、今後4Gインフラが整ってYouTubeが登場した時のように、5G回線で可能になる新たなサービスは確実に登場してくるので、遅かれ早かれ5G対応スマホを持つことになると思います。
iPhone12Proシリーズはカメラが更に強化
iPhone12や12 Miniがスタンダードなモデルだとしたら、iPhone12Proシリーズ(ProやProMAX)はカメラ性能を更に強化したモデルと言えます。
iPhone11Proシリーズ同様に、iPhone12Proシリーズもレンズの数が「広角」と「超広角」に加えて「望遠」の3つとなっています。
iPhone12ProシリーズはLiDARセンサーで距離を測れる
特にiPhone12Proシリーズはトリプルカメラは11Proシリーズと同じですが、新たに『LiDAR(ライダー)センサー』が追加されています。
LiDARテクノロジーははNASAが火星着陸に採用している技術で、ものとの距離を測定できる機能です↓
これによってスマホカメラで距離が測れるようになるため、今後このLiDARセンサーに対応したアプリやサービスも登場してきそうで今後が楽しみな機能です(ARなんかと相性良さそう)
iPhone12Proシリーズのカメラは暗い場所で撮った写真や動画に強い
またiPhone12Proシリーズのカメラの特長として、暗い場所で撮影した写真や動画が強化されています。
iPhone12ProやProMAXは「広角」と「超広角」の両方でナイトモードが使える(iPhone11Proは「広角」だけ可能だった)
ナイトモードでもポートレート撮影が可能に
画像編集のためにRAW撮影も可能に
iPhone12Pro MAXは更にカメラが強化
11シリーズではProとProMAXの違いは少なかったのですが、iPhone12 ProMAXはiPhone12 Proに比べて明らかにカメラ性能が向上しています↓
広角カメラのセンサーが47%大きく=より一眼カメラに近い性能で撮影可能
レンズではなくセンサー自体が動いて手振れ補正してくれる=ビデオ撮影時も手振れ軽減
望遠レンズ:iPhone12Proは2倍ズームだが、ProMAXは2.5倍ズーム(ズーム倍率向上)
暗い場所(夜や屋内)でのビデオの画質が87%も向上
ここまでくるとGoProや一眼レフにかなり近づいていますね。動きながら・運動しながらの動画撮影でも充分ですし、夜間や室内撮影時の画質が大幅に向上しているのもポイントです。
ちなみにiPhone 12Proと12ProMAXのカラーバリエーションは「パシフィックブルー、ゴールド、シルバー、グラファイト」の4色となっています。
11シリーズの「ミッドナイトグリーン」の入れ替わりとして、今回Pro版は新色で「パシフィックブルー」が登場しています。美しさも向上しているように感じます。
iPhone12シリーズの松竹梅な本体価格
最後にiPhone12シリーズ4種類の本体価格についても比較していきます↓
【AppleのiPhoneモデル&ストレージ容量による価格】
モデル&容量 | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
iPhone12 Mini | 74,800円 | 79,800円 | 90,800円 | – |
iPhone12 | 85,800円 | 90,800円 | 101,800円 | – |
iPhone12 Pro | – | 106,800円 | 117,800円 | 139,800円 |
iPhone12 ProMAX | – | 117,800円 | 128,800円 | 150,800円 |
iPhoneSE(2020) | 49,280円 | 54,780円 | 66,880円 | – |
iPhone11 | 82,280円 | 87,780円 | 99,880円 | – |
iPhone11Pro | 117,480円 | – | 135,080円 | 159,280円 |
iPhoneXR | 71,280円 | 76,780円 | – | – |
※税込で計算
Apple定価での比較ですが、iPhone12 Miniが税抜74,800円、ノーマル(iPhone 12)は85,800円、Proは106,800円、ProMAXは117,800円と見事に松竹梅の価格設定となっています。
前述の通りiPhone12とMiniはサイズ以外にはほとんど性能差はないため、画面の大きさが気にならないのであればiPhone12 Miniでもいいと思います。
ちなみにiPhone12とProが10月発売ですが、12 Miniと12ProMAXは11月発売となっています。
【2020年のiPhone12シリーズの発表⇒予約⇒発売日の一覧表】
スケジュール | iPhone12 iPhone12 Pro |
iPhone12 Mini iPhone12 Pro MAX |
Appleが新型iPhoneを発表 | 2020年10月14日 AM2:00 | |
ドコモauSoftBankAppleで 予約開始 |
10/16(金)21:00~ | 11/6日(金)22:00~ |
ドコモauSofutBankAppleで 発売開始 |
10/23(金) | 11/13(金) |
またiPhone12シリーズの発売と同時に、既存のiPhoneモデルはAppleストアでも軒並み値下がりしているので、その辺も含めて機種変更先の機種の検討をすることをお忘れなく。
iPhone11(2019年秋発売)は1万円値下がりして64,800円
iPhoneXR(2018年秋発売)はラインナップから外れずに54,800円に値下がり
iPhoneSE2(2020年春発売)は44,800円に値下がり
大体1万円ずつの差になっていますね。コスパを追求するなら2020年4月に発売された廉価版モデルのiPhoneSE(第二世代)がベストですが、カメラ性能を求めるなら12Proシリーズ、小型サイズならiPhone12 Miniがお勧めです。