ドコモから格安SIMへMNPする手順【完全版】

ドコモから格安SIMへMNPする手順完全版
ねこ
節約ねこ

ドコモから格安SIMに乗り換えてスマホ代を2千円くらいに抑えたいです。
 
でもまず何をすればいいか分かりません(=_=)

かいり
かいり

現在ドコモを利用しているユーザーが格安SIMへMNPするのってauやソフトバンクに比べて簡単なんですよね。

ねこ
節約ねこ

ドコモは簡単なんですか?

かいり
かいり

ドコモは多くの格安SIMに回線を貸し出しているのでほとんどの格安SIMはドコモ回線です。
 
なのでSIMロックを考えずに今使っているスマホを格安SIMで使える事が多いんですよ。

かいり
かいり

今回はドコモから格安SIMへMNP(今使っている電話番号を引き継いで携帯電話会社を乗り換える)する手順を初心者でも分かり易いようにまとめました。

大体のドコモ⇒格安SIMへの乗り換えの流れ

まずはドコモから格安SIMへの大まかな乗り換えの手順をみていきましょう。

以下は今使っているスマホを格安SIMでもそのまま使う場合の流れです。(持ち込み乗り換えパターン)

ドコモから格安SIMへのMNP手順【持ち込み乗り換えのパターン】

【手順1】
ドコモポイントを使い切る(ドコモを解約すると消えてしまうので)
【手順2】
ドコモ回線以外の格安SIMに乗り換える場合には、ドコモで購入したスマホのSIMロックを解除してもらいます(無料)
【手順3】
ドコモの専用ダイヤルに電話して”MNP予約番号(10桁の数字)”教えてもらいメモします
【手順4】
格安SIMへ申し込みを行い、申し込みの際に手順3でメモした”MNP予約番号”を入力して仮契約します
【手順5】
数日後に自宅にSIMカードが届くので、同封のマニュアルに沿って今使っているスマホに差し替えます。
その後開通手続きを行った時点で格安SIM契約=ドコモ解約となります

ドコモから格安SIMへのMNP手順【セット購入パターン】

それ以外にも、格安SIMへ乗り換える際に格安SIMでセット販売している格安スマホを購入するパターンもガラケーユーザーに人気があります。(セット購入パターン)

セット購入パターンの大まかな流れは以下です↓

【手順1】
ドコモポイントを使い切る(ドコモを解約すると消えてしまうので)

(5分程度/必須ではない)
【手順2】
ドコモの専用ダイヤルに電話して”MNP予約番号(10桁の数字)”教えてもらいメモします
(5分程度/週末は混雑の可能性有)
【手順3】
格安SIMへ申し込みを行い、申し込みの際に手順3でメモした”MNP予約番号”を入力して仮契約します。
(同時にここで格安スマホも購入します)
(10分程度)
【手順4】
数日後に自宅にSIMカードが刺さった格安スマホが届くので、開通手続きを行った時点で格安SIM契約=ドコモ解約となります
(5分程度)

どちらでもはっきり言って簡単です。

ポイントを使い切る(任意)
⇒電話で10桁の番号を聞く
⇒ネットで申し込む
⇒届いたら開通手続きをする

でトータルで手を動かすのは20~30分程度です。

また以前と異なりほとんどの格安SIMで申し込みから自宅に届くまでの間はドコモ契約中なので通話が可能です。手元に届いて開通手続きをした時点で格安SIMへ正式契約となり、同時にドコモとの契約が自動解約されます。

なので後でドコモショップへ解約に向かう必要はありません。

ドコモから格安SIMへMNP時の注意点

ここまでの手順自体は簡単なのですが、面倒なのがドコモの契約が複雑な点です。ドコモから格安SIMへのMNP乗り換えを検討している人は以下の点を注意してください↓

【ドコモで2年縛りの違約金は9,500円】

ドコモなどの大手3キャリア(auとソフトバンク)では2年契約が基本になっています。2年の契約期間中に他社へMNPしたりしてドコモを解約した場合9,500円という違約金が最終月のスマホ代の請求に加わる点に注意してください。

2年縛りの更新期間の説明図

と言ってもドコモの料金と格安SIMの料金には月平均で4~5千円の差があるので、2~3ヵ月で回収できる事が殆どです。
違約金がかからない2年に一度の更新月まで半年以上あるようなら、さっさと違約金を払ってでも乗り換えてしまった方がトータルの出費で安くなりますからね。

ドコモのスマホやガラケーから以下へダイヤルして更新月を確認してみて下さい

  • 151
  • 0120-800-000

ドコモの更新月まであと2~3ヵ月という人は、更新月まで格安SIMへのMNPを待った方が特になるでしょう。更新月に関する情報は以下の記事にまとめているので参考にしてみて下さい↓

【ドコモのキャリアメールは使えなくなる】

ここが一番の格安SIMへのMNPのネックとなる人も多いと思います。

ドコモ,au,ソフトバンクでは契約者全員に以下のオリジナルのメールアドレスが利用できるようになっています。

  • ドコモのキャリアメール:~@docomo.ne.jp
  • auのキャリアメール:~@ezweb.ne.jp
  • ソフトバンクのキャリアメール:~@softbank.ne.jp / ~@i.softbank.ne.jp

このメールアドレスはキャリアメールと呼ばれ、メールアドレスの中でも認証に使われるなど信憑性の高いメールアドレスです。もしかしたらドコモのキャリアメールで何かしらのサービスに登録している人もいるかもしれません。

しかし格安SIMへMNPする=ドコモを解約するため、このキャリアメールは乗り換え後は利用できなくなります。
なので必要ならば自分でフリーメールを取得するか、最近では格安SIM毎に独自のメールアドレスも準備されているので利用しましょう。

一応ドコモメールを格安SIMで使う方法もあるには有りますが、結局ドコモと格安SIMの両方の契約が必要になるので割高になります。そもそも月額料金を安くするためにドコモからMNPするので論外な方法です。

ドコモから格安SIMへMNPの手順1:dポイントは使い切る

ここからは先ほどの大まかな流れを詳細に解説していきます。

最初にドコモで購入して今使っているスマホを格安SIMでも使う「持ち込みMNPパターン」の流れを詳細に説明していきます。

解約すると消失するdポイントは事前に消化(任意)

まずはドコモで貯まっているポイントを使い切ってしまいましょう。(ここは任意なので面倒だから飛ばす事も可能です)
ドコモ契約中に貯まったドコモポイント(dポイント)は格安SIMへ乗り換え(同時にドコモ解約)すると消失してしまうので、事前に使い切ってしまいましょう。

ちなみにdアカウントを作成する事で、ドコモ解約後もdポイントを保有する事も可能です。

ちなみにドコモポイントは2015年12月よりdポイントにリニューアルされています。(混在している人も多いかもしれません)
dポイント(ドコモポイント)は商品交換やドコモのスマホの機種変更やアクセサリー購入など幅広い用途があるので事前に消費してしまいましょう↓

【dポイントの使い道】

  • ドコモのスマホ代の支払いに充てる
  • ドコモのスマホのアクセサリー類の購入に充てる
  • dショッピングで買い物に使う

交換商品につかう | dPOINT-CLUB

ドコモから格安SIMへMNP手順2:ドコモで買ったスマホのSIMロックを解除する

ドコモで購入した今使っているスマホを格安SIMでも使いたい場合には「ドコモスマホのSIMロックを解除」が必要になる可能性があります。(格安SIMに乗り換える際に新たにスマホを購入する人はこの手順はスルーしてOKです)

格安SIMはたくさんの会社がありますが、どの会社もドコモ/au/ソフトバンクのどれかの回線を借りて使っています。

そしてドコモで買ったスマホにはドコモ回線でしか使えないようなSIMロックが掛かっているので、ドコモ以外の回線を使っている格安SIMを使う場合だけは、SIMロックを解除する必要があります。

回線別SIMロック解除_ドコモ購入のスマホの場合はドコモ回線しか使えない

SIMロックを解除するデメリットは特になく、ドコモではオンラインで簡単に解除できる(ドコモショップでも3,000円で解除してくれる)ので、よく分からない場合にはSIMロックを解除してしまって問題ないです。

また上記の図のようにドコモ回線の格安SIM(以下)に乗り換える場合には、SIMロックを解除する必要はありません↓

SIMロック解除不要なドコモ系格安SIM

【ドコモのSIMロックを解除しなくても使える格安SIM】

ドコモ系格安SIM 動作確認端末ページ
楽天モバイル 動作確認端末一覧
mineo(Dプラン) 動作確認端末一覧
LINEモバイル 動作確認端末一覧
FREETEL 動作確認端末一覧
IIJmio(Dプラン) 動作確認端末一覧
OCNモバイルONE 動作確認端末一覧
BIGLOBE SIM 動作確認端末一覧
DMMモバイル 動作確認端末一覧
NifMo 動作確認端末一覧
Uモバイル 動作確認端末一覧
bモバイル 動作確認端末一覧
DTIモバイル 動作確認端末一覧

各格安SIMでは端末ごとに動作チェックを行っており、公式ページで「動作確認端末一覧」として公開しています。
自分がドコモで購入したスマホの機種が乗り換え先の格安SIMで動作チェックされているかを上記から確認してみて下さい。

SIMロックの解除が必要なau/ソフトバンク系格安SIM

対してドコモ回線以外の回線(au回線やソフトバンク回線)の格安SIMへ乗り換えて今のスマホを使う場合には、ドコモのSIMロックを解除する必要があります。

【au回線の格安SIM】

ドコモ系格安SIM 動作確認端末ページ
UQモバイル 動作確認端末一覧
mineo(Aプラン) 動作確認端末一覧

【ソフトバンク回線の格安SIM】

ドコモ系格安SIM 動作確認端末ページ
Yモバイル 動作確認端末一覧
bモバイルS 動作確認端末一覧
UモバイルS 動作確認端末一覧

知名度の高いYモバイルやUQモバイルはドコモ回線ではないので、ドコモ購入のスマホを持ち込み利用する場合にはSIMロック解除すると共に、自分の端末が動作チェック済かどうかを公式ページで確認しておきましょう。

具体的なドコモでのSIMロック解除方法

SIMロックが必要な場合には以下の3種類の方法でドコモでSIMロックを解除します↓

機種 パソコン
(My docomo)
電話で解除 ドコモショップ
スマホ
タブレット
らくらくホン(sp)
らくらくスマートフォンforジュニア
無料 3,000円 3,000円
iPhone
iPad
無料 3,000円 3,000円

ぞれぞれの解除方法を見ていきましょう↓

1.My DocomoからSIMロック解除(PCのみ / 無料で可能)

My docomoへログイン⇒「ドコモオンライン手続き」⇒「その他」の項目にある「SIMロック解除」を選択し、スマホごとのIMEI(製造番号)を調べて入力すれば完了です。

IMEIはスマホごとの製造番号ですが、

  • iPhoneの場合:設定⇒一般⇒情報からIMEIの欄に記載されている番号
  • Androidの場合:設定⇒端末情報⇒端末状態⇒IMEIの欄に記載されている番号

から確認可能です。

iPhone6s
Android

2.電話で解除解除してもらう(手数料3,000円かかる)

2つ目と3つ目の方法は3,000円を支払ってドコモスタッフにSIMロック解除を行ってもらう方法です。

ドコモの携帯電話から市外局番無しの151で無料通話が可能です。

また本人確認のためネットワーク暗証番号の確認が必要になります。

受付時間が以下のようになっており、週末や夜などは混雑している可能性があります。

電話受付時間:9:00~20:00

3.ドコモショップで解除してもらう(手数料3,000円かかる)

ドコモショップの場合には店舗毎に営業時間が異なりますが、3,000円でスタッフにSIMロックの解除を行ってもらいます。

こちらも週末などは混雑する可能性があるので、来店予約などを積極的に活用していきましょう↓
ドコモショップ

端末のIMEIが分かれば自分で無料で可能なので、基本的にはPCから解除するのがオススメです。

具体的なドコモでのSIMロック解除条件

実はどのスマホでもSIMロックを解除できるという訳ではなく、SIMロックの解除には発売日によってSIMロックの解除可否が異なります。

基本的には2015年5月以降に発売されたスマホの機種であれば、購入から100日以上が経過していれば(101日目より)SIMロック解除可能です↓

SIMロック解除の手続き | NTT docomo

古いモデルも一部の機種はSIMロック解除が可能

ドコモの場合にはそれ以前に発売されたスマホも「SIMロック解除機能搭載機種」で有ればSIMロックの解除が可能です。
具体的な機種は以下のドコモの公式ページに記載されているので、2015年4月以前に発売された機種のSIMロックを解除する場合にはチェックしてみて下さい↓

2015年4月以前発売のSIMロック解除対応機種 | NTTdocomo

ドコモで即日SIMロック解除が可能な条件

また以下の場合には購入から100日経過を待つことなく即日SIMロックを解除する事が可能です↓

  • 一括払いでスマホを購入している
  • 分割払いで購入し、残金を清算し終わった
  • 過去にSIMロックを解除したことがあり、その日から100日以上が経過している

支払いが完全に終わっていれば解除可能という訳です。

ドコモ解約後90日以内ならSIMロック解除は可能

「ドコモでSIMロックを解除せずに格安SIMに乗り換えたけど、やっぱりSIMロック解除が必要だった」

なんてことがあるかもしれません。

でもご安心を。ドコモでは解約後90日以内ならドコモショップで3,000円支払えばSIMロックを解除してもらう事が出来ます。(解約後はMy docomoが使えなくなるのでショップのみで可&)

  • 解約日から3か月以内であること
  • 契約者本人の購入履歴がある機種であること
  • 端末購入日から6か月以上経過していること(上記の例外有り)

の条件を満たしてさえいれば、解約後でもドコモショップで3,000円でSIMロックの解除が可能です。

ドコモの解約後のSIMロック解除の可否

ドコモから格安SIMへMNP手順3:MNP予約番号を聞く

次にMNP予約番号と呼ばれる10桁の番号をドコモの専用ダイヤルで発行してもらいます。

MNPって?MNP予約番号って何?

MNPとは今使っている携帯電話番号を引き継いで別の携帯電話会社へ移る事で、この手続きをしないと今の電話番号はドコモ解約と共に消滅してしまいます。

MNP予約番号はMNPする際の整理番号みたいなものです。ドコモに電話で「格安SIMに移るんで今使っている携帯電話番号を引き継ぐ整理番号」を発行してもらう事で、ドコモにも今の携帯電話番号を引き継ぐ準備をしてもらうという訳です。

と言ってもドコモの専用ダイヤルに電話1本で終わりますが。

MNP予約番号の発行は無料だけど15日の有効期限有り

ドコモの専用ダイヤルに電話すればMNP予約番号を数分で発行してもらえます。

しかしMNP予約番号には15日間という有効期限があり、多くの格安SIMでは10日以上有効期限が残っている状態でないと受け付けてくれないので、格安SIM申し込みの前日くらいに電話で発行してもらうのがお勧めです。

ちなみにMNP予約番号は何度も取得できますし無料なので、もし早く取得し過ぎた場合には同じドコモのダイヤルに電話して再発行してもらいましょう。

MNP予約番号の有効期限が足りないと格安SIMに申し込みができないので予約番号の再発行が必要

具体的なMNP予約番号の発行方法

長くなりましたが、格安SIM申し込み前日くらいに以下の「ドコモのMNP予約番号発行ダイヤル」へ電話します↓

【ドコモインフォメーションセンター】

  • 携帯から:151
  • 一般電話から:0120-800-000
  • 受付時間:9:00~20:00

上記に電話すると音声ガイドが流れるので、ガイドに従って番号を押します。
するとしばらく待った後にスタッフに繋がりますので、

「MNPで他社に乗り換えたいからMNP予約番号を発行してほしい」

と伝えればその場でMNP予約番号と有効期限を口頭で教えてくれますのでメモしましょう。(SMSでも予約番号が送られてきます)

引き止められる場合もあるようですが、自分の場合は何もありませんでした。理由を聞かれたので「料金見直し」を伝えて終了。

ちなみに込んでいる週末はスタッフに繋がるまでの待ち時間が結構かかるようです。

格安SIMへ申し込み手順(MNP予約番号を入力)

自分で決めた格安SIMへ乗り換えの手続きを進めていきます。MNP予約番号の有効期限があるので、予約番号を取得したらすぐに申し込んでしまってください。

今回は例として初心者向きのIIJmioへ乗り換える場合をざっと解説します。(基本的にはどこの格安SIMでも申し込み手順は同じようになっているので参考にしてみて下さい)

まずはmineoの公式ページへ移動し、右上緑の「ご購入お申し込み」⇒「初めてIIJmioをお申し込みになるお客様」を選択します。

IIJmio

すると以下が必要になると書かれているので準備しましょう↓

【ドコモから格安SIMへ乗り換えに必要になるもの一覧】

  • 本人名義のクレジットカード:IIJmioは支払いがクレジットカードのみなので必須
  • 本人確認書類:免許証やパスポートなどを写真でアップロードして提示します
  • メールアドレス:キャリアメールが使えなくなった後のIIJmioからの連絡用のメールを準備します(GmailなどでOK)
  • MNP予約番号:ひとつ前の手順で取得済み

そのまま各種に同意して先に進みます↓

パッケージや紹介コードなどがあれば入力し、なければそのまま「次へ」で進みます↓
IIJmio申し込み手順_1エントリーパッケージの有無の選択

続いてIIJmioでセット販売している格安スマホを一緒に購入するかを選択します。
ドコモで購入したスマホを持ち込んで使う場合には「SIMのみ購入」を。ガラケーからの乗り換えや端末の新調などIIJmioの格安スマホをセット購入する人は「端末を同時購入」を選択します↓
IIJmio申し込み手順_2端末セット購入の有無の選択

次が一番手間なのでしっかりみていきます。
以下のような画面で複数の選択肢が出てきます↓
IIJmio申し込み手順3_回線タイプ通話MNP有無をそれぞれ選択
IIJimio申し込み手順3_SIMサイズ料金プラン大容量オプションをそれぞれ選択

各契約項目やオプションをそれぞれ選択するのですが、上からそれぞれの意味は以下となります。
【回線を選ぶ】:
今回のIIJmioやmineoなどはドコモ回線以外にも複数の回線のプランを持っています。今回のIIJmioの場合はドコモ回線の「タイプD」とau回線の「タイプA」の2種類がありますね。
ドコモからの乗り換えの場合にはドコモ回線の「タイプD」を選択しましょう。

【SIMカードの機能を選ぶ】:
SIMカードは携帯電話番号で通話ができる「音声通話機能付きSIM」
データ通信しかできない(通話不可)「データ通信専用SIM」
データ通信しかできないがSMSが利用可能な「SMS機能付きSIM」
の3種類がありますが、ドコモから携帯電話番号をMNPで引き継いで使うので「音声通話機能付きSIM」を選択します。

【通話定額オプション】
上記で「音声通話機能付きSIM」を選択しても090や080で通話すると20円/30秒という割高な通話料が掛かります。(LINE通話やSkypeなどはパケット通信なので無料)
この通話料を「3分までの通話は0円」「10分までの通話は0円」のオプションを追加料金で選択可能です。「半額の10円/30秒にする」は最初からついてきます。

よく090や080などで発信する人は加入推奨ですが、ほとんどLINE通話などしかしない人はつけなくて大丈夫です。(後からも可加入可能)

【新規かMNPかを選択】
ここはドコモからMNPで電話番号を引き継いでの乗り換えなので「MNP転入」を選択します。(後ほどMNP予約番号を入力します)

【SIMカードのサイズを選ぶ】
自分でスマホを持ち込む場合には、IIJmioから届くSIMカードを自分のスマホに差して使う事になります。なので自分のスマホのSIMカードのサイズを「標準」「micro」「nano」の3種類から申告します。

自分のスマホのSIMカードのサイズは前記した格安SIMごとの動作確認ページに記載されているので各自チェックしておきましょう。

新たにIIJmioで端末を購入する場合には、前ステップで選択したスマホに合うサイズ以外を選択すると「 お申込みの端末と選択されたSIMカードのサイズが異なります。」と表示されるので分かり易いです。

【プランを選ぶ】
ここで月に使えるデータ容量を選択します。
一般的なスマホユーザーなら3GBのミニマムプランでも足りると思いますが、動画やゲームなど結構使う人は「スタンダードプラン」でもいいでしょう。
「ファミリーシェアプラン」はSIMカードが3枚セットなので、家族3人までで10GBをシェア可能なプランです(もちろん1人で10GBでも使えます)

ここも月毎に変更可能なので、最初は無難に「スタンダードプラン」で翌月に余っていたら「ミニマムプラン」へ変更すると良いです。

【大容量オプション】
上記の「ミニマムプラン」「スタンダードプラン」「ファミリーシェアプラン」に追加でデータ容量を足すことが可能なオプションです。20GB、30GB、50GBですが個人で月にこれだけ使い切ることはほぼ無いので、家族3人で足りない場合だけオプションで追加する項目です。

【その他オプション】
その他オプションでセキュリティや保証サービスにも加入できますので、特に必要な場合には各自加入するくらいでOKです。(子供に持たせるスマホであれば「i-フィルター」は加入してください)

ここまで選べれば後は事務的な部分となります。
申し込み者の氏名や住所などの基本登録情報、クレジット情報などを入力し、確認書類をアップロードして申し込みを完了させてください。(この時点では仮契約という状態でドコモは契約状態となっています)

申し込み後は登録したメールアドレスに連絡が来るので確認しましょう。

数日後に自宅にSIMカードが届いたら開通手続きをすれば乗り換え完了!

申し込みが完了して数日後に自宅にSIMカード(セット購入している場合には格安スマホも)が届くので、同封のマニュアルに沿って今使っているスマホに差し替えます。

大まかに

  • 開通センターに電話して開通手続きを行う(この時点でIIJmioと本契約&ドコモ自動解約になる)
  • IIJmioのSIMカードを今使っているスマホに差す
  • スマホでANP設定をする(ネットが使えるようになる)

みおふぉんにMNP転入を申し込み、SIMカードが届きましたが、開通手続きはどのようにすればいいですか

この開通手続きを行った時点で格安SIM契約=ドコモ自動解約となります。なのでドコモショップに解約の手続きに行く必要はありません。

【まとめ】ドコモからの格安SIMへのMNP乗り換えの手順

かなり長くなりましたが、ドコモから格安SIMへMNP乗り換えをする一通りの手順となります。

今ドコモから格安SIMへの乗り換えを検討している人の中には、「格安SIMが多くてどこにすればいいか分からない」という人も多いと思います。

はっきり言って格安SIMは同じ卸値で回線を大手3キャリアからレンタルしているので料金に大差はありません。
ドコモから乗り換えるのであれば、同じドコモ回線の格安SIMで「楽天モバイル」や「mineo」「IIJmio」など有名どころにしておけば問題ないと思います。

またドコモと違って「UQモバイル」や「Yモバイル」以外は2年縛りなども無いので合わなければまた乗り換えればよいです。

格安SIMはドコモに比べて月額料金が平均で4,000~5,000円安くなるので、早く乗り換えるほど得をするのでササっと乗り換えてしまいましょう。

現在ドコモを利用しており、格安SIM選びに迷っている人は以下のページでドコモ回線の格安SIMをランキング形式で比較しているので参考にしてみて下さい↓

ドコモSIM人気ランキング

最近では特に力を入れているのがIIJmioですかね。mineoと料金プランが似ており満足度も良さそうなので初心者にもお勧めです。

【詳細はIIJmio公式ページをチェック↓↓】

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