現在iPhone6sを使っているのですが、ストレージが16GBなので写真をガンガン取っているとすぐにストレージがいっぱいになのでiPhoneの写真をPCへ移して保存しています。(iPhoneを少しでも安くするために低容量のiPhone6sにしたツケがこんなところで)
しかし最近iPhoneから写真をPCに移す際に一部の写真しか表示されない事があったので解決方法をメモしておきます。
同じ問題に困っている人の役に立てば幸いです。
iPhoneからPCへの写真の移行方法と一部しか表示されない問題
iCloudを使うなどiPhoneで撮った写真データをPCに移行する方法はいくつもありますが、自分はシンプルにiPhoneの写真ストレージデータをそのままPCにドラッグ&ドロップで移行しています。
しかし最近写真ストレージをPC画面で表示させた際に、一部の写真しか表示されない事がありました。
確かにiPhone上の写真には存在している&接続もしっかりされているのになぜ?
iPhone容量が一杯だと「iPhoneストレージ最適化」でiCloudに自動移行される
自分のようにiPhoneのストレージ容量が一杯になっている場合、iPhoneの写真設定の「iPhoneストレージ最適化」でiPhone上の写真が自動的にiCloudに移され、iPhoneのストレージ容量を減らしているようです。
iPhoneストレージ最適化の説明
iPhoneストレージ最適化についての説明は以下です↓
お使いのiPhonoeの空き領域が少なくなった場合に、フル解像度の写真とビデオが、最適化されたバージョンに自動的に置き換わります。フル解像度のバージョンはiCloudに自動的に保存されます。
つまりこの設定がONになっていると、iPhone上のオリジナルの写真やビデオファイルはiCloudに自動で保存される設定です。
特にiOSのアップデート直後には自動でこの「iPhoneストレージ最適化」設定がONになって、今まであったはずの写真データが自動的にiCloudへ移され、「iPhone上にはなくなる=PCから写真ストレージを見ても写真が表示されないor一部の写真しか表示されない」という問題が起こっているようです。
iPhoneの容量が一杯だと撮った写真のフル解像度はiCloudに保存される
iPhoneのストレージ容量が圧迫されると最適化されやすいのかもしれません。以下の手順でiCloudに勝手に移行された写真データをiPhoneに戻すことで、PCからiPhoneの写真ストレージを表示した際にしっかりと全部表示されるようになります。
ちなみにiPhone上では全ての写真が低解像度で表示されており、ぱっと見ではiPhone上には写真が保存されているように見えます。しかし写真を1毎ずつ表示させるとその都度iCloudからダウンロードしているようです。
「iPhoneストレージ最適化」の設定をOFFにすればiCloudから写真データをiPhoneに戻せる
「iPhoneストレージ最適化」の手順は簡単ですが、そもそもiPhoneのストレージ容量が一杯だとiCloud上の写真データをiPhoneに戻しきれません。
以下の方法でiPhoneストレージ容量をチェックして、写真が入るように減らしてみて下さい。
写真をiPhoneに戻すためのストレージ容量を確保する
iPhoneホーム画面より「設定」⇒「一般」⇒「iPhoneストレージ」で具体的にどれくらいiPhoneの空き容量があるのかや、内訳を知ることができます。
各自不要な音楽や動画、アプリなどをバックアップやiPhone上から削除して空き容量を確保しましょう。
「iPhoneストレージ最適化」をOFFに設定してiCloud上の写真をiPhoneへもどす
空き容量を確保したらiCloud上に自動移行された写真データをiPhoneにダウンロードします。
iPhoneホーム画面より「設定」⇒「写真」より「iPhoneのストレージ最適化」にチェックが入っているか確認し、チェックを「オリジナルをダウンロード」に変更します。
iPhone上のストレージが十分にあれば、iCloudからオリジナルの写真データをiPhone上にダウンロードでき、PCでストレージを見てもしっかり表示されるようになります。