ドコモの「アハモ」がかなり話題になっていますね
菅政権発足後は大手キャリアへの通信料金の削減の圧力が強かったみたいです。
auとソフトバンクはサブブランドで大容量20GBプランを打ち出しましたが、
ドコモも同じ20GBプランでかなり安い「ahamobile」を出してきたのは激震でしたね。
どんどん安くなれ!
今までは割高のまま3社動きませんでしたが、これで値下げ競争をせざるを得ない状況になりましたね。
ほぼ全国民に必須のインフラなのである程度は安くなってほしいものです。
今回は出揃った楽天も含めた4キャリアのプランや料金を比較してみました。
取り合えず出揃った4キャリアの新プラン
2020年9月の菅政権発足後には大手キャリアへ更に通信費を下げるよう指示があり、4キャリアは以下のようなプランで回答しました↓
通信会社 | 打ち出したプラン | サービス開始時期 |
「アハモ(ahamobile)」 | 2020年3月(具体的な提供日は決まり次第) | |
UQモバイル (au) |
「スマホプランV」 | 2020年2月以降 |
Y!モバイル (SoftBank) |
「シンプル20」 | 2020年12月下旬 |
「Rakuten UN-LIMIT V」 | 提供中 |
参考:
ドコモ「ahamo」
UQモバイル「スマホプランV」
Y!モバイル「シンプル20」
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」
元々安かった楽天モバイルは特に動きはありませんでしたが、auはサブブランドの「UQモバイル」で、ソフトバンクもグループ会社の「Y!モバイル」でそれぞれ大容量20GBプランを打ち出して対応しました。
そして2020年12月に最もインパクトがあり話題になったのが、ドコモの「アハモ(ahamobile)」の20GBで月額2,980円プランでしょう。(ちなみに本来ドコモもauやSoftBankのようにサブブランドで打ち出す予定だったようですが、時間の関係でドコモ内になったようです)
【アハモ/スマホプランV/シンプル20/Rakuten UN-LIMIT V】料金とデータ容量の比較
という事で、これで4社が出揃った訳ですが、果たして今まで同水準をキープし続けてきた3社のプランの優劣はどうなるのか。
ネットニュースなどではahamo圧倒と報道傾向ですが、実際問題どうなのか個人的に気になったので比較してみました↓
4プラン比較 | ドコモ 「アハモ」 |
UQmobile(au) 「スマホプランV」 |
Y!mobile(SoftBank) 「シンプル20」 |
楽天モバイル 「Rakuten UN-LIMIT V」 |
提供開始日 | 2021年3月中 | 2021年2月以降 | 2020年12月下旬 | 提供中 |
月額料金(税抜) | 2,980円/月 | 3,980円/月 | 4,480円/月 | 2,980円/月 |
月容量 | 20GB/月 | 5GB(au回線) (楽天回線エリアでは無制限) |
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容量超過時の 速度制限 |
最大1Mbps | |||
容量チャージ | 500円で1GB | 500円で0.5GB | 500円で1GB |
まずは4プランの料金とデータ容量関連を比較してみましたが、ドコモのアハモが一番コストパフォーマンスが良いですね。
価格的には楽天モバイルも安いのですが、現状無制限で使える楽天エリアで常時使える訳ではなく、月5GBのau回線での利用がメインになるので5GBで2,980円と考えると微妙です。
ただ、楽天モバイルは「1年間プラン料金無料」など赤字覚悟のキャンペーンをバンバンやっているので、大容量プランに拘らないならば料金面では4社で一番安いです。
また4社ともデータ容量を使い切って「通信制限」になっても最大1Mbpsは通信速度が出るため、YouTubeも普通に視聴できるなどかなり使い勝手がいいプランと言えます。
ハイレベルなプラン争いになってるなぁ
【アハモ/スマホプランV/シンプル20/Rakuten UN-LIMIT V】無料通話やその他面での比較
また料金やデータ容量以外の「無料通話」や「キャリアメール」などの部分も比較してみました↓
4プラン比較 | ドコモ 「アハモ」 |
UQmobile(au) 「スマホプランV」 |
Y!mobile(SoftBank) 「シンプル20」 |
楽天モバイル 「Rakuten UN-LIMIT V」 |
無料通話 | 〇(5分かけ放題付) | △(月500円の有料オプションで10分かけ放題可) | ◎(10分かけ放題付) | ◎専用アプリ「Rakuten Link」利用なら完全かけ放題 |
完全かけ放題 | 〇(月1,000円オプション加入で可) | △(月1,700円オプション加入で可) | 〇(月1,000円オプション加入で可) | |
テザリング | 〇(追加料金なしで利用可能) | |||
キャリアメール | – | △(月200円オプションで可) | 〇(追加料金無で利用可) | – |
無料通話も比較してみると、ワイモバイルの「シンプル20」には「10分までかけ放題」が、ドコモの「アハモ」にも「5分までかけ放題」がコミコミの料金になっているのが分かります。
LINE無料通話が主流とは言え、美容院の予約などちょこっと携帯番号から発信するはそこそこあると思いますし、元々の通話料は1分で40円とかなり割高なので個人的には「●分までの無料通話」は欲しいと思っています。
なので無料通話込での料金を考えると、やはりアハモが強く、UQモバイルとワイモバイルの20GBプランはほぼ差はないかなと。
また携帯番号からの発信が多い人に「完全かけ放題」に変更する事も4社可能ですが、月額オプション料金はドコモとワイモバイルが+1,000円/月で最も安いです。
【アハモ/スマホプランV/シンプル20/Rakuten UN-LIMIT V】申込やサポート・各種割引面での比較
最後に申込やサポート面での4社比較をしてみました↓
4プラン比較 | ドコモ 「アハモ」 |
UQmobile(au) 「スマホプランV」 |
Y!mobile(SoftBank) 「シンプル20」 |
楽天モバイル 「Rakuten UN-LIMIT V」 |
申込&サポート方法 | オンライン申込のみ | オンライン申込 &店頭申込 |
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割引適用外 | ×家族割 ×光セット割 |
〇(家族割利用可) | ×家族割 ×おうち割光&でんき ×新規割 |
– |
注意点としては4プラン中でも総合面で一番良い「アハモ」ですが、店頭では申込ができずオンラインのみの申込になっている点です。
また家族割引や光回線とのセット割引も「アハモ」では適用されない点も知っておくべきでしょう。
ただ、家族割や光セット割などが無くても4社の20GBプランの中ではアハモが総合的に優れているのは変わりありません。(提供開始は2021年3月~ですが…)