ドコモの学割2018はホントに月額280円で使える?格安スマホと料金比較

ドコモの学割は子どもなら月額280円から_大
ねこ
節約ねこ

2018年も進学シーズンですね。

かいり
かいり

毎年1~4月にはドコモやauソフトバンクではスマホデビューする子ども向けに学割やってるんですよね。結構安くなるので学割選びは結構大事だったリします。

ねこ
節約ねこ

去年は微妙な内容でしたが今年2018年のドコモの学割はどうですか?
安くなりますか?

かいり
かいり

“月額280円~”なんて書いてありましたが、本当にドコモでスマホデビューすると280円で使えるのかを調査しました!

東京都や全国子供会連合会も推奨♪
月額1,100円で使える小中学生向け格安スマホ!

子供向けスマホtoneのバナー
最新モデル「TONE e21」が21,780円⇒9,980円に大幅値下げ中♪
↑詳細はトーンモバイル公式で確認してみて♪

【結論から】ドコモの学割2018は280円で使えないし全然安くない!

このページではドコモの学割の特典内容や条件について詳しく書いてありますが、長くなるので結論から述べると、

  • ドコモの学割2018は月額280円では使えない(別途端末代が掛かる+通話料が割高に+2年目以降は高い+家族シェアパック利用時のみ)
  • 子供のスマホデビューで学割適用でもスマホ代は月額5,200円(2年目以降は6,200円)は掛かる(iPhone8購入時の最小プランで計算)

という結果になりました。「ドコモなら月額280円で使えるなんて安い!」なんて思って契約してスマホ代とのギャップで後悔しないでください。

ねこ
節約ねこ

そもそもショップや基地局の維持費が半端ないドコモで本当に月額280円で使えたら潰れちゃいますからね…

安くiPhoneを子供に持たせたいなら無難に格安SIMでスマホデビューする方が圧倒的にオススメです↓

ワイモバイルの学割『タダ割』

2018年はiPhone安いので月額2,000~3,000円で端末代込みで使える格安SIMは多いですので。

だたし家族がドコモでシェアパックを使ってる場合には格安SIM程ではないにしても安く使える可能性もあります。

2018年ドコモの学割の割引特典は?

一番の注目が「2018年のドコモの学割ではどこまで割引や特典が付くか」でしょう。

最近ではドコモauソフトバンクの半額以下で使える格安スマホ(格安SIM)が登場しているので、生半可な割引ではユーザーは格安スマホに流れてしまうため、去年に比べて割引が若干強化されています↓

ドコモの学割2018の特典内容

  1. 1年間(12ヶ月間)月額料金から1,500円割引
    (つまり1,500×12=18,000円相当の割引 詳細はコチラ)
  2. 学割回線が加入しているパケットシェアのグループ全員(家族)にdポイントが3,000ポイント加算

参考:ドコモの学割 | NTTdocomo

1つ目の学割特典は、1年目の月額料金が1,500円割引になるので1年間でトータル18,000円の割引なので中々良いですね。

また2つ目のドコモ学割特典は、学割でドコモに加入した子供の回線がシェアに加わった時点で、シェアパックに加入している他の家族に3,000円分のdポイントが加算されるというものです。

これはシェアプランで使う前提(家族がドコモでシェアパックを使っている前提)となりますが、例えば家族で妻と夫でドコモで10GBを分け合うシェアパックを使っているグループに子供が加入した場合には、妻と夫にdポイントが3,000円分加算されます。

家族2人分で6,000円分のdポイントなのでこちらも中々良いですね。

ドコモの学割の受付期間は2018年5月末まで!

ドコモの学割2018の適用期間は、2018年5月末までです。

◇受付期間:2017年12月27日(水)~2018年5月31日(木)

ドコモの学割2018の適用条件:25歳以下なら学割の適用が可能

ドコモの学割は申込時点で25歳以下なら学生であるかどうかに関わらず適用可能です。2017年12月で終了してしまった「U25応援割」と同じ条件ですね。

◇学割適用条件:

  1. 申込時点で利用者が25歳以下である事
  2. 以下のいずれかのXi契約の基本プランに加入
    カケホーダイプラン(スマホ/タブレット)、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブレット)、シンプルプラン(スマホ)
  3. 以下のいずれかのパケットパックに加入
    データパック(2/5/20/30GB)、シェアパック(5/10/15/30/50/100GB)、シェアパック子回線で「シェアオプション」加入
  4. spモードの契約

参考:報道発表資料 | NTTdocomo

25歳以下であること以外は、一般的なスマホ向けプランであればいつも通りの条件です。

注意!既存のドコモユーザーの場合は25歳以下でも学割対象外!

ドコモの学割2018の適用条件は上記のようになっており、

  • 新規ドコモ契約者
  • 他社からのMNP(電話番号引継ぎでの乗り換え)
  • ドコモの携帯電話(ガラケー)からスマホに機種変更する

と言った場合にしかドコモの学割2018が適用されません。

つまり既存のドコモユーザーの場合、25歳以下でもドコモの学割2018の恩恵を受けることが出来ないので注意です。なので既存の25歳以下のドコモユーザーは、後述するdocomo withを利用するのが良いでしょう。

docomo Withと同じ割引額だがdocomo Withと学割は併用できない

ドコモの学割2018のその他の注意点です。

特定の機種のスマホを購入すると、ずっと月額1,500円の割引になるドコモの割引『docomo with』も2017年に始まりましたが、ドコモの学割2018とdocomo withの両方を適用することは出来ません。

ドコモの学割2018は1年間1,500円割引なのに対して、docomo withの方が無期限で1,500円割引なので割引総額は高く、両方が出来よう出来る場合にはdocomo withが優先的に適用されます。

どう見てもdocomo withの方がドコモの学割よりお得ですよね。

ねこ
節約ねこ

あれ?
ドコモの学割より通常割引のdocomo withの方が条件がいいじゃん…

U25応援割は2017年冬に終了

2017年までは同時適応できた「U25応援割」が2017年12月26日に終了してしまいました。

今までは25歳以下であれば25歳になるまでずっと月額500円割引してくれる「U25応援割」は他の割引やキャンペーンと併用可能で、長期間開催されていたのですが、ドコモの学割2018のスタートと主に終了してしまいました。

併用できない分を考えても少し学割の割引額を上げてほしいですね。

どうやったらドコモの学割で月額280円で使えるの?その条件は?

続いてドコモの学割での謳い文句『月額280円で使える』の真相についてです。

格安スマホでも平均で月額2,000円~3,000円はするのに、それ以上に維持費が必要になるドコモで月額280円で使えるのはにわかに信じられませんよね。

2017年の統計情報によるとキャリアユーザーのスマホ代の月平均は7,876円との事なので、普通に考えて月額280円で提供したら大赤字ですよね。

一体どんな条件なら平均月額7876円を280円まで下げることが出来るのかというと…

【ドコモ学割で月額280円で使うための条件】

ドコモの学割2018なら月額280円~で利用可能

ドコモの学割で月額280円で使うための条件は以下です↓

  • 基本使用料:シンプルプラン(スマホ):月額980円
  • シェアオプション+ISP:月額800円
  • ドコモの学割2018:月額-1,500円(1年目のみ)
  • 合計月額:280円(2年目より月額1,780円)

という事でシェアパックを前提にした場合の料金ですね。
端末代、通話料、パケット代を無視した場合の料金とも言えますので、月額280円で使う事は現実的には厳しいです。

上記のドコモの謳い文句の月額280コースの真相を、詳しく見ていきましょう↓

ドコモ学割280円コースの問題点:スマホ代が入っていない

上記の内訳を見れば一目瞭然ですが、一番高いスマホ代が入っていません…

一応iPhone8を24回分割購入で買えば、端末代は月額+1,200円で利用可能です。既に280円ではなくなっていますね。

ドコモ学割280円コースの問題点:別途にかかる通話料が高い

基本料金となっているシンプルプランは2017年の5月に登場したプランで、通話をあまりしない人向けの通話プランです↓

  • 無制限で無料通話が可能な「カケホーダイ」(いくら通話しても通話料はかからない):月額2,700円
  • 5分までの通話が無料になる「カケホーダイライト」(5分を超過した分は1分40円):月額1,700円
  • 無料通話無しの「シンプルプラン」(通話は1分40円):月額980円

つまりシンプルプランは無料通話が完全に無いので、通話1分につき40円という割高な通話料金が加算されます。携帯電話番号での通話が多い人には特に向かないプランですね…

全部LINE無料通話で済ますなら問題ないですが、シンプルプランはパケットシェアパックが利用できることが前提のプランなので、家族がドコモでシェアパックで使っている場合でないとシンプルプランは選択できません。

ドコモ学割280円コースの問題点:家族がドコモでシェアパック利用している前提

ドコモの学割で月額280円で使うための条件の1つに、家族がドコモ利用者でパケットのシェアパックを利用している事が前提になっています。(家族でまとめて買ったパケット(データ通信量)を分け合うシステムです)

シェアパック利用はシンプルプランの契約条件でもありますが、つまり上記の280円では家族で分け合っているパケット代を考慮していないで無視した勘定になっているのです。

スマホユーザーのパケット利用料の月平均が2~3GBと言われていますが、動画大好きな子どもはそれ以上は使うでしょう。子どもがスマホデビューすることでシェアパックのプランも多く必要になるでしょうしパケットパックも以下のよう決して安い固定費ではありません↓

シェアパックのプラン 月額料金 パケット容量
ウルトラシェアパック100 25,000円 100GB
ウルトラシェアパック50 16,000円 50GB
ウルトラシェアパック30 13,500円 30GB
シェアパック15(標準) 12,500円 15GB
シェアパック10(小容量) 9,500円 10GB
シェアパック5(小容量) 6,500円 5GB

つまり「ドコモ学割で280円で使える」の問題点をまとめると以下です↓

  • スマホ代が含まれていない
  • 通話料は1分40秒と割高に
  • 家族がドコモでシェアパックを利用している
  • シェアパックのプラン増が必要になるが考慮していない

つまり月額280円では使えません。

じゃあ実際いくらかかるのか計算してみました↓

ドコモの学割適用でも家族がシェアパックを利用していないなら月額5千円以上かかる

家族がドコモ利用者で、家族でパケットシェアを使っているところに子回線として加入すれば安いですが、そうでない場合は最安でも以下のような月額料金になってしまいます↓

  • iPhone8 64GB(24回分割):月額1,200円
  • カケホーダイライト:月額1,700円
  • ドコモの学割2018:月額-1,500円(12ヶ月間有効)
  • SPモード:月額300円
  • データSパック(小容量2GB):月額3,500円
  • 合計月額:5,200円(2年目以降は6,200円)

シェアパックの子回線ではないので通話プランの最安は「月額1,700円のカケホーダイライト」になり、データ通信量もシェアが無いので最小の2GBでも月額+3,500円かかるので、トータルの月額は学割適用時(iPhone8の64GBを24回分割購入時)で5,200円/月、2年目以降は6,200円/月と5千円は超えてしまいます。

ねこ
節約ねこ

学割で月額280円とは…
5千円以上掛かるなら格安スマホの方がずっと安いですね。

つまり子どものスマホデビューは格安スマホ圧勝という事ですね。

ドコモの学割2018を格安スマホと料金比較してみた

結局安高いのがドコモauソフトバンクの大手キャリア3社です。

上記のドコモ学割2018も割引額だけ見れば18,000円+dポイントなので結構お得に見えますが、なんせ元値が割高です。

基地局の維持費や街中に無数にあるドコモショップの人件費も考えると安くできるはずがないのですが、最近では格安スマホが猛威を奮っているので一円でも安く見せたいところなのでしょう。

2年分割を4年分割にしたりとあの手この手を使って安見せようとしているのですが、結局私たちユーザーの財布にはシワ寄せがくるんですよね。

「意外と高い!契約してみたら思ったより高かった」

なんて話をよく聞くので、一番わかりやすい「3年間で合計いくらかかるのか」をドコモの学割と格安スマホで料金比較して高いのか安いのか白黒はっきりさせました↓(中学/高校が3年間なので)

ドコモの学割2018は3年間で25万円!

家族がドコモユーザーで、かつパケットシェアを利用していない限り前記のように月額料金は学割を適用しても5千円以上かかってしまいます。

またドコモの学割は1年間で切れてしまい、2年目からは割引なしで月額6~7千円と一般料金と同じです。

つまりドコモ学割の3年間のトータル料金は

  • iPhone8 64GB(24回分割払):月額1,200円×24回
  • カケホーダイライト:月額1,700円×36回
  • ドコモの学割:月額-1,500円×12回
  • SPモード:月額300円×36回
  • データSパック小容量2GB:月額3,500円×36回
  • 3年間合計:244,800円

3年間でiPhone8端末代込みでトータル24万5千円ほどの出費です。現実は安くないんですね。

AppleでiPhone8購入⇒格安SIM運用で3年間で17万円

同条件で格安SIMで契約すると以下のようにかなり安くなるのが分かります。

今回は格安SIM最大手のmineo(マイネオ)で3年間の料金を試算してみました↓
(AppleでiPhone8を定価で購入し、mineoに持ち込んで運用)

  • iPhone8 64GB(Appleストアで購入):78,800円
  • mineoデュアルタイプ(通話可能プラン3GB):月額1,600円×36回
  • 10分かけ放題オプション:月額850円×36回
  • 3年間合計:170,600円

と3年間で17万円くらいです。

ドコモで契約して3年間使った場合の合計額が24万5千円だったので、大体3年間で75,000円ほどの節約に!(ドコモ比で30%OFF以上!)

同じiPhone8を買い、同じ条件で使っているのに3年間での合計料金はかなり違いますよね。

スマホデビューなら格安スマホでも簡単

現在ドコモを使っている場合に格安SIMに乗り換える場合には手続きが若干面倒ですが、新規で子供がスマホデビューする場合にはウェブで手続き完了するので簡単です。

我が家でも子供は2人とも格安スマホを使っていますが、2人ともドコモやau,ソフトバンクで契約した場合の支払いを考えるとぞっとしますね。

以下のページで子供向けの格安スマホについても調査したので参考にしてみて下さい↓

参考:「【保護者必見】安さと安全面を両立できる子供向けスマホ選び | 2018年版

【結論】小中学生には子供向け格安スマホ”トーンモバイル”を!

子供に特化した格安スマホの「トーンモバイル」はここ2年ぐらいで定番のキッズスマホとして人気になりましたね。

うちの怪獣にも持たせていますが、子供管理機能は全スマホ中でNo1なのでルール決めで助かっています。

 

TONEバナー2

我が家でも色々と迷って行き着いたキッズスマホで、特に小中学生の最初のスマホとしてオススメです ♪


Sponsored Link


【学年別キッズスマホ&キッズ携帯ナビ2024】

学年docomo_透過_150_ロゴau_透過_150_ロゴソフトバンク_透過_150_ロゴ格安SIM
小学生
(低学年/
キッズ携帯)
キッズケータイ
(SH-03M)
マモリーノ5キッズフォン2TONEモバイル_ロゴ_150
(TONE e21)
ドコッチ
(終了)
マモリーノウォッチ
(終了)
みまもりケータイ4
小学生
(中高学年/
キッズスマホ)
SH-03F
(終了)
ミライエf一般向けスマホ
(+フィルタリング)
一般向けスマホ
(+フィルタリング)
一般向けスマホ
(+フィルタリング)
中学生
高校生~一般向け格安SIM
【参考】スマホ所有率:小学生中学生高校生