2020年4月に待望のiPhoneSE2が発売されましたね♪
昔安く買ったiPhoneSE(初代)を使っているんですが、そろそろ機種変更した方がいいですか?
同じiPhoneSEとSE2でも処理速度だけでも4年分の差があるので、そろそろ機種変更してもいいタイミングです。
特にiPhoneSE2も初代同様に性能の割に価格が安く、Appleで税込4万円台から買えちゃいますからね。
最新iPhoneで4万円台ですか!?
さすがコスパのSEシリーズですね♪
という事で今回は今「iPhoneSE(初代)を使っている人がiPhoneSE2に機種変更すべきか」と「2モデルの違い」についてまとめてみました。
【今iPhoneSE(第一世代)を使っている人】iPhoneSE2へ機種変更するべき?
結論から述べると、現在iPhoneSE(第一世代)を使っている人は機種変更するタイミングと言っていいでしょう。
第一世代iPhoneSEは2016年3月に発売され発売から4年以上経っており、SE1の1つ前モデル「iPhone6s」のサポート終了が2020年だったりと、そろそろ機種変更すべき時期に来ているのかなと思います。
また、Apple公式が「iPhone(iOS端末)の寿命は最大3年」と発表しているので、3年以上iPhoneを使っている人は「バッテリーがすぐ切れる」「ホームボタン押しにくくなってきた」「通信速度が遅い」など色々と問題も出てきているかもしれません。
機種変更先はカメラ重視なら10万円台のiPhone11Pro、それ以外は4万円台のiPhoneSE2がお勧め
では「どのiPhoneに機種変更するか」ですが、2020年4月にコスパ抜群のiPhoneSE2(第二世代)が発売され、Appleの定価を見ても最新モデルとは思えないほどの低価格で販売されているので最もお勧めです↓
【AppleのiPhoneモデル価格表(2020夏時点)】
モデル | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
iPhoneSE2 (2020.4発売) |
44,800 | 49,800 | 60,800 | – |
iPhone11 (2019.9発売) |
74,800 | 79,800 | 90,800 | – |
iPhone11 Pro (2019.9発売) |
106,800 | – | 122,800 | 144,800 |
iPhoneXR (2018.9発売) |
64,800 | 69,800 | – | – |
上記は2020年夏時点でAppleで販売しているiPhoneモデルの価格表ですが、圧倒的にiPhoneSE2が安いのが分かりますね。
特に2020年秋発売予定の「iPhone12」まで考慮しても、iPhoneSE2よりコスパが良いモデルになるとは思えないので、「10万円前後出してでもiPhoneの最先端の性能を体感したい」という人以外はiPhoneSE2への機種変更が無難だと思います。
ちなみに自分もこの間までiPhone6sを使っていたのですが、iPhoneSE2発売と同時にSE2へ機種変更しました。
以下のページで現在の機種変更の候補になり得るiPhoneSE2、iPhone11シリーズ、iPhoneXRについて比較しているので参考にどうぞ↓
どれくらい性能差があるの?iPhoneSE(第一世代)とSE2(第二世代)の性能を項目別で比較
次に2016年発売のiPhoneSEと、2020年春発売のiPhoneSE2、そして参考までにSEの直前に発売されたiPhone6sの3モデルのスペックにどのくらいの差があるのかを見ていきましょう。
いくらiPhoneSE2が安くても性能が今の6や6sとそんなに変わらないなら、機種変更すら微妙ですからね。
まずは見た目部分から比較していきます↓
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
見た目 | |||
発売日 | 2016年3月 | 2015年9月 | 2020年4月 |
ストレージ容量 | 32GB – 128GB – |
32GB – 128GB – |
– 64GB 128GB 256GB |
本体サイズ(mm) (高×幅×厚) |
123.8 ×58.6 ×7.6 |
138.3 ×67.1 ×7.1 |
138.4 ×67.3 ×7.3 |
重さ(g) | 113 | 143 | 148 |
背面 | アルミニウム | ガラス&アルミニウム |
大きさはiPhoneSE(初代)以降は大きく!SE2は6s,7,8と同等のサイズに
まずiPhoneSEとSE2を見比べて最初に感じるのが「サイズの大きさ」ではないでしょうか。
iPhoneSEシリーズは発売時点より前モデルの本体サイズに、最新のチップを搭載したモデルです。
iPhoneSE2:iPhone8の本体サイズ、iPhone11シリーズのA13チップ
iPhoneSE:iPhone5sの本体サイズ、iPhone6sのA9チップ
なのでiPhoneSEのサイズはiPhone5や5sと同じで現行モデルと比較するとかなり小さいです。(iPhoneがこのサイズなのは5sまでで、6以降のモデルからはサイズアップしています)
だからと言ってiPhoneSE2のサイズが大きいかと言えば、片手で操作しやすいくらいで11シリーズと比べれば小さい方です。SEから機種変更する場合画面の大きさが増すメリットの方が感じられるのではないでしょうか。
またカメラのサイズも大きくなっており、スマホケースはiPhoneSEのものはSE2には流用できませんので買いなおしましょう。
またワイヤレス充電に対応するために背面もSEのアルミニウムからSE2はガラスに変わっています。(SE2の背面には大きくAppleのリンゴマークが写っています)
「ホームボタン」は押し込みから触覚センサに
iPhoneXから廃止された「ホームボタン」ですが、iPhoneSE2で復活しました。
ただ、iPhone6や6sの押し込み式のホームボタンと異なり、タッチパネルのような「触覚センサー」式のホームボタンなので、何年も使っていての押し込み過ぎて「押しにくい」「壊れる」等の心配がなくなっています。
画面も大きく見やすく!色合いや明るさ向上&画面表示領域も広く!
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
ディスプレイ | 4インチ |
4.7インチ (Retina HDディスプレイ) |
|
画面解像度 | 1,13×640ピクセル(326ppi) | 1,334×750ピクセル(326ppi) | |
最大輝度(明るさ) | 最大輝度500ニト | 最大輝度625ニト | |
コントラスト比 | 800:1 | 1,400:1 | |
True Tone | – | – | ◎(対応) |
広色域ディスプレイ | – | – | ◎(対応) |
SEからSE2で本体サイズ同様に画面のサイズも大きくなっています。
また、レティーナHDに対応し画面の解像度も上がっているので、画面内に表示できる情報量も多くなります。
画面のキレイさに関しても、「コントラスト比」の向上や、「広色域ディスプレイ」によって画面表示の色合いも鮮明になっています。
明るさも「輝度」が上がっていたり、「TrueToneディスプレイ」で明るい場所でも自動で画面の明るさを調整してくれるので、より画面が自然に明るく感じられると思います。
バッテリーの持ちは微増 急速充電(重要)とワイヤレス充電に対応
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
バッテリー容量(mAh) | 1,624 | 1,715 | 1,821 |
急速充電 | – | – | ◎(対応) |
ワイヤレス充電 | – | – | ◎(対応) |
iPhoneSE2になってバッテリーの容量自体もそこそこ向上しており、電池の持ちは”多少向上”くらいです。
特にバッテリー関連での変化で影響が大きのが「急速充電」に対応した点でしょう。
「急速充電」は一度使えばなしには戻れないレベルに便利で、Apple公式の表記でも30分でMAXの50%を充電する事が可能です。個人的にはここが一番感じやすい変化だと思っています。
また人によってはワイヤレス充電に対応した点も違いを感じられるポイントかもしれませんね。
カメラ性能はかなり向上!手振れ補正とポートレートモードにも対応
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
画素数(メインカメラ) | 12メガピクセル(広角) | ||
画素数(インカメラ) | 1.2メガピクセル | 5メガピクセル | 7メガピクセル |
手振れ補正 | – | – | ◎(対応) |
ポートレート | – | – | ◎(対応) |
F値(絞り値) | 広角:ƒ/2.2 | 広角:ƒ/1.8 |
続いてはカメラ性能についての変化について。
メインカメラの画素数は3モデルとも12メガピクセルですが、F値もより絞れるようなるなど、実際にはカメラ性能もSE2はかなり向上しています。
また重要なのが手振れ補正でしょう。iPhoneSE2は光学手振れ補正を搭載しているので歩きながらの撮影などでもボケたりしません。
またiPhoneSE2では一眼レフのように背景をぼかす「ポートレートモード」にも対応しています。
インカメラはかなり向上!自撮りの画質UP
特に自撮り時に活躍するインカメラですが、画素数の違いを見てもらえれば一目瞭然で6倍の画素数に進化しています。
またメインカメラ同様にインカメラにも手振れ補正&ポートレートモードが搭載されているなど、メイン以上に向上を感じられるかもしれません。
ビデオは60fpsでより滑らかに&ステレオ録音にも対応
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
ビデオフレーム数 | 4Kビデオ撮影(30fps) | 4Kビデオ撮影(24fps/30fps/60fps) | |
ビデオ手振れ補正 | – | – | ◎(対応) |
ステレオ録音 | – | – | ◎(対応) |
続いてビデオ撮影時の性能についてです。
3モデルとも4Kビデオ撮影には対応していますが、SE2になってフレーム数が倍の60fpsにも対応しました。
これによって動画がより滑らかに撮影できるようになりました。
またビデオ撮影時の手振れ補正にも対応したのも大きく、動きのある動画も自然に撮れるように。
処理速度の核となるチップは最新A13♪ゲーミングもサクサクに
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
チップ | A9チップ | A13チップ 第3世代のNeural Engine |
|
RAM(メモリ)容量 | 2GB | 3GB |
人間の”脳”に当たる”チップ”はiPhoneの処理速度に重要な部分ですが、iPhoneSE2は2019年9月発売の最新iPhone11シリーズと同じA13チップを搭載しています。
iPhoneSEはiPhone6sと同じくA9チップと、処理性能に4年分の差があるため、SEからSE2へ機種変更するとサクサクさの違いを相当感じられると思います。
特に高いスマホの処理速度が必要なゲームなどでは、この辺の差は大きいでしょう。
またRAMと呼ばれるメモリの容量も3GBあるので、複数のアプリなどの同時起動やバックグラウンド再生時にも耐えられます。
★★★
3モデル比較 | iPhoneSE | iPhone6s | iPhoneSE2 |
防水 | – | – | ◎IP67等級 (水深1メートルで最大30分間の耐水性能) |
FeliCa | – | – | ◎(対応) |
スピーカー (オーディオ再生) |
モノラル | ステレオ (受話器と本体下からの2音源に) |
iPhone7以降のモデルには防水性能があるため、iPhoneSE2をシャワー時に浴室に持ち込んで使う事も可能です。(一応規格によると「水深1メートルで最大30分間の耐水性能」となっているので浴槽内もいけるみたいです)
また、Felica内蔵なのでSUICAを端末自体に入れることができるので、SUICAのカードをわざわざ持ち歩く必要もありません。
また端末内チャージも可能ですし、「予備電力機能付きエクスプレスカード」でiPhoneのバッテリーが切れてもSUICAが使えるので安心です。
あとはiPhoneのスピーカーですが、SEや6sはモノラルだったのですが、iPhoneSE2だとステレオで音源が2か所になっており、より立体感のある音が再生されるようになりました。
【まとめ】iPhoneSEからiPhoneSE2に機種変更は”かなり”すべき(お勧め)
現在iPhoneSE(初代)を使っている場合、そろそろ(2021年にでも?)サポートが終了するため時期的にもそろそろ機種変更してもいい時期です。
iPhoneSE2はSEとサイズは異なりますが、ほとんどの面で向上しており、「画面の大きさ」「明るさ」「鮮明さ」「急速充電」「カメラ機能全般」「手振れ補正」「防水」「Felica対応」「処理速度大幅向上」などかなり差を感じられると思います。
また、機種変更先は「11シリーズ」や秋発売の「12シリーズ」などもありますが、前記の通りiPhoneSE2は最小容量64GBでAppleストアで税込4万円台から購入可能と他の最新モデルと比べても圧倒的に安いのでお勧めです。