ドコモで数年前に購入したiPhone6を使っているのですが、月額料金が7,000円以上掛かっているので格安SIMに乗り換えようか迷っています。
ドコモなどのキャリアは基本料金が高いですからね。
でもドコモで買ったiPhone6ならそのまま乗り換えられる格安SIMも多いので、スマホ代も浮いてかなり節約できますよ。
SIMロック解除無しでもそのまま持ち込んで使えるんですね。
では今回はドコモで購入したiPhone6が使える格安SIMや月額料金を解説していきます。
SIMロック解除不要!ドコモのiPhone6の動作確認済の格安SIMはここだ!
ドコモで購入したiPhone6は2014年9月にドコモで発売されているのでSIMロックの解除が出来ません。
しかし以下のように、大体のドコモ回線系格安SIMでドコモ版iPhone6は動作確認されているので、SIMロックを解除する必要がなくそのまま持ち込み利用が可能です↓
【ドコモ購入のiPhone6が使える格安SIM一覧】
各格安SIMではドコモ版iPhone6が使えるか動作確認テストを行っており、その結果を公式サイトの『操作確認端末一覧ページ』に記載しています。
以下は「ドコモ版iPhone6の動作を公式で確認している」という折り紙付きの格安SIMです↓
ドコモ回線の格安SIM | ドコモ版iPhone6 | ドコモ版iPhone6 Plus |
楽天モバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
mineo(Dプラン) 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
LINEモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
OCNモバイルONE 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
BIGLOBEモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
DMMモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
b-mobile 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
U-mobile 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
IIJmio(Dプラン) 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
NifMo 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
FREETEL 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
DTIモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
exciteモバイル 動作確認端末一覧 |
◎(動作確認済) | ◎(動作確認済) |
ドコモのiPhone6がそのまま使える格安SIMってかなり多いんですね♪
そもそもドコモ回線の格安SIMがほとんどなので、SIMロックが解除できないiPhone6でもドコモ版で有れば問題なく上記の格安SIMで持ち込み利用可能です。
またドコモ回線の格安SIMはテザリング機能が利用可能なので、大容量プラン契約&テザリングで固定回線代わりに使うのも有効です。
ドコモユーザーの乗り換え先として人気の格安SIMはmineoと楽天モバイル
特にドコモユーザーの乗り換え先として定番の格安SIMがユーザー満足度No1のmineo(マイネオ)や、何でも揃っている楽天モバイルでしょう。
特にmineoは2018年にユーザー満足度2年連続No1に選ばれているほどサポートに定評があるので、格安SIM初心者に向いている格安SIMでお勧めです↓
ドコモ回線の格安SIMは以下のページで人気ランキングで紹介しているので、選択肢が多く悩んでいる人は参考にしてみて下さい。
参考:「ドコモ回線の格安SIM比較ランキング」
ワイモバイルやUQモバイルではドコモ版iPhone6は使えないので注意
UQモバイルはauのグループ会社であり、ワイモバイルはソフトバンクのグループ会社なんですね。
大手キャリア傘下で他の格安SIMよりも資金力があるので、バンバンテレビCMなどの広告費を割いているので知名度が高いです。
ドコモ版iPhone6を格安SIMで持ち込んだらいくら安くなる?
格安SIMという名前だけあってドコモに比べて料金が”格安”になりそうですが、実際にドコモからiPhone6を持ち込んで格安SIMにMNPで乗り換えたらいくら安くなるのかシミュレーションしてみました。
【料金シミュレーション条件】
- ドコモでiPhone6を購入済(端末代は支払い済み)
- 月パケット5GBで5分かけ放題が使える
- 格安SIM(mineo)にMNP乗り換え
という一般的な条件で、上記でお勧めとして挙げたmineo(マイネオ)に乗り換えた場合の料金をシミュレーションしてみました。
ドコモで使い続けた場合の月額料金
まずは月5GB+5分かけ放題でのドコモの月額料金をシミュレートしてみました↓
- カケホーダイライト:月額1,836円
- データMパック標準5GB:月額5,400円
- spモード:月額324円
- 月額料金:7,560円
端末代を支払い終えていてもドコモだと月額7,000円台は正直高いですね。これが格安SIMに乗り換えるとどこまで安くなるのか。
ドコモからmineoにiPhone6持ち込み乗り換え時の月額料金
ドコモからmineo(マイネオ)にMNP乗り換えした場合の月額料金シミュレーション結果です↓
- デュアルタイプ6GB:月額2,280円
- 5分かけ放題オプション:月額850円
- 月額料金:3,130円
という事でmineoの場合は月額3,130円とドコモの半額以下で使える事が分かります。
もし携帯電話番号での発信が少ない場合には「5分かけ放題オプション」を外せばプラン料金の月額2,280円で利用可能です。
ドコモ:月額7,560円
↓
mineo(格安SIM):月額3,130円
同じ条件で半額以下まで安くできるんですね。
ドコモから格安SIMにiPhoneを持ち込んで乗り換える場合のポイント
という事でドコモから格安SIMに乗り換える事で大体半額以下までスマホ代を安くすることが分かりました。
しかしモチロン携帯電話会社を乗り換えるという事は、様々な注意点があるので解説していきます↓
ドコモから格安SIMにMNP乗換え時には更新月と違約金に注意
ドコモで契約している人のほとんどが2年更新のプランで契約していると思います。
2年契約は通称”2年縛り”とも呼ばれ、2年に2ヵ月だけある”更新月”以外のタイミングで格安SIMに乗り換えてしまう(=ドコモを解約してしまう)と9,500円+税の違約金が最終月の請求に加算されてしまいます。
なので以下の方法で自分のドコモの2年契約の更新月を確認しましょう↓
ドコモの2年契約の更新月の確認方法
ドコモオンラインにログインしたら続いて「ご契約内容確認・変更」より「基本ご契約情報」の項目の「ご契約プラン」に契約満了月が記載されていますので、その月から2ヶ月間が更新月となります。
「My docomo」ページでログインし、メニュー「ドコモオンライン手続き」から「ご契約内容確認・変更」を選択してください。表示された項目「ご契約プラン」内の「契約満了月~」で
ご確認できます。
更新月まで乗換えを待った方が安い?
前記のようにドコモと格安SIMでは月額料金の差が4,000円~4,500円もあるので、2ヵ月で違約金の支払い分を相殺する事が出来ます。
なのでドコモの更新月まで2ヵ月以内ならば更新月まで待ってから格安SIMにMNP乗り換えした方が得ですが、3ヵ月以上先なら違約金を支払ってでもその月に乗り換えた方がトータルの出費で節約できます。
ちなみにmineoにも乗り換えタイミング診断ページでも「待った方が得なのか」「違約金を払ってでも乗り換えた方が得なのか」を診断する事が可能なので、迷っている方は使ってみると良いと思います↓
ドコモから格安SIMにMNP乗換え時にはドコモのメールは使えなくなる
この辺が乗り換えのネックになっている人が意外と多いかもしれません。
ドコモでは契約者にドコモメールと呼ばれる「~@docomo.ne.jp」のメールアドレスが利用可能ですが、このメールアドレスはドコモ契約者しか使えないメールアドレスです。(正確にはドコモメール利用の為にはドコモのSPモードを契約している必要があります)
なので格安SIMにMNP乗り換え(つまりドコモを解約)すると、当然SPモードも解約されるのでドコモメールは利用できなくなる点に注意しましょう。
- 代わりにGメールなどの無料メールアドレスを取得する
- ドコモメールでしか連絡が取れない相手にはアドレスが変更になる旨を伝える
- ドコモメールで登録しているサービスなどがあればアドレスを変更しておく
などの対策が必要です。
どうしてもドコモメールが使いたい場合には、最低維持費でドコモのSPモードだけを維持したまま格安SIMを契約するという最終手段もあります。(その分スマホ代がかさみますが…)
格安SIMに乗り換えたらiPhoneのデータの引継ぎなどはどうなるの?
今使っているドコモ版iPhone6を格安SIMに持ち込む場合この点は心配いりません。
何故なら今使っているiPhone6のSIMカードをmineoのものに差し替えるだけなので、本体はそのままだからです。一応念のためiTunesなどでバックアップは取っておきましょう。
格安SIMでiPhoneが故障したらどうなる?格安SIMでの端末補償などは?
この辺も心配になるポイントですよね。
ドコモでiPhoneを購入した場合、Appleの有料の端末補償オプション「AppleCare+」かドコモの有料端末補償オプション「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」の2種類の補償オプションのどれかに加入しているかもしれません。
Apple Care+は購入から2年までなのでiPhone6は切れているかも
ただiPhone6の発売日が2014年9月なので、ドコモから格安SIMに乗り換える/乗り換えないに関わらず、ほとんどの場合Apple Care+の補償期間は終了している可能性が高いです。
ちなみに以下のApple公式ページより、自分のiPhoneがAppleCare+に加入しているかを確認する事が可能です。
ドコモの補償オプションは乗り換えると当然無くなる
こちらは終了期限が無い補償オプションなので、iPhone6購入時に加入していたら月額600円ずつ今まで支払っているはずです。
格安SIMには持込みのiPhoneでも加入できる保証サービスがある
自分が前半で格安SIMのmineo(マイネオ)を推したのもこのためですが、ドコモで購入したiPhone6をmineoに持ち込んだ場合でも、月額500円で加入できる『端末安心保証サービス』がmineoにはあります↓
参考:端末保証 | mineo
ドコモから格安SIMへiPhone6を持ち込んで乗り換える具体的な手順
ここからはドコモで購入したiPhone6を格安SIMへ持ち込んで利用する具体的な手順を見ていきましょう↓
乗り換えたい格安SIMを決める
MNP予約番号をもらいにドコモに電話(手順3の直前がGOOD)
【目安5分】
ウェブサイトから格安SIMに申し込み(仮契約状態)
【目安10分】
申込から1週間くらいでSIMカードが自宅に届くので、iPhone6に差して初期設定をして完了(MNPの場合ここで開通した時点で契約成立&ドコモ解約)
【目安3分】
そして以下の書類などが【手順2】で必要になります↓
- クレジットカード
- 本人確認書類
- MNP予約番号(手順1で取得)
多くの人が契約するであろう音声通話プランの場合には上記のようにクレジットカードと本人確認書類が必要になります。(クレジットカードが無い場合にも後述の楽天モバイルで口座振替やデビットカード支払いも可能です)
MNP予約番号ってなに?
MNPするためには、乗り換え前にドコモが無料で発行してくれるMNP予約番号と呼ばれる10桁の整理番号を発行してもらい、乗り換え先の格安SIMに伝えることでMNPが完了します。
ドコモで購入したiPhone6のSIMロックについて
ざっくりと説明しましたがSIMロックについての詳細を解説していきます。
ドコモのSIMロックが掛かったiPhoneはドコモの格安SIMしか使えない
SIMロックとはドコモauソフトバンクで購入したiPhoneを含むスマホに掛かっている縛り設定です。
例えばドコモで買ったiPhone6にはドコモのSIMロックが掛かっているので、ドコモ回線以外の回線(au回線やソフトバンク回線)では使えなくなっています。
なのでドコモで買ったiPhone6はSIMロックによりドコモ回線の格安SIMでしか使えません。au回線のUQモバイルやソフトバンク回線のワイモバイルで使うためには、ドコモでSIMロックを解除する必要があります。
2018年現在ドコモ版iPhone6はSIMロック解除が完全に不可能に!
しかしドコモauソフトバンクでSIMロック解除ができるのは、2015年5月以降に発売されたiPhoneのみです。
以下のようにiPhone6のドコモでの発売日は2014年9月なので、ドコモ公式のSIMロック解除をしてもらう事が出来ません↓
iPhoneのモデル | 発売日 | キャリアでのSIMロック解除可否 |
iPhone8 ? | 2017年9月? | SIMロック解除可能 |
iPhone 7 Plus | 2016年9月 | SIMロック解除可能 |
iPhone 7 | 2016年9月 | SIMロック解除可能 |
iPhone SE | 2016年3月 | SIMロック解除可能 |
iPhone 6s Plus | 2015年9月 | SIMロック解除可能 |
iPhone 6s | 2015年9月 | SIMロック解除可能 |
iPhone 6 Plus | 2014年9月 | × |
iPhone 6 | 2014年9月 | × |
iPhone5c | 2013年9月 | × |
iPhone5s | 2013年9月 | × |
iPhone5 | 2012年9月 | × |
iPhone4s | 2011年10月 | × |
“シム下駄”や”ファクトリーアンロック”など非公式なSIMロック解除方法も不可能に
なのでネット上には非公式な方法でiPhoneのSIMロックを解除する方法が存在しますが、2018年現在ではいずれの方法もAppleの規制によって不可=ドコモ版iPhone6はSIMロックの解除が不可能となっています。
(そもそも前記のようにドコモ版iPhone6は解除無しでそのまま使える格安SIMが多いので、解除する必要はほとんどありませんが)
Apple非公式&自力でSIMロックを解除する方法は以下の3パターンが定番でしたが、2018年現在はドコモ版iPhone6はいずれの方法も使うことが出来ません↓
非公式SIMロック解除の方法 | 可否 | 掛かる料金 |
ファクトリーアンロック | 2018年現在ドコモ版iPhoneは不可 | 18,000~20,000円 |
SIMロック解除アダプタ (通称”シム下駄”) |
2018年現在ドコモ版iPhoneは不可 | 1,000円前後 |
脱獄(ジェイルブレイク) | 2018年現在不可 | 無料 |
という事でドコモ版iPhone6はSIMロックを解除できないので、前記の通りそのまま持ち込み利用可能な格安SIMで使いましょう。