mineoとか格安SIMに乗り換える時は今使っているスマホのデータの移行やバックアップはどうすればいいんです?
Android端末とiPhone(iOS)端末でデータ移行のバックアップ&復元方法は異なります。
今回はiPhone(iOS)のデータ移行のバックアップ&復元方法について解説していきましょう。
どういう時にデータ移行のバックアップ&復元が必要
そもそも格安SIMに乗り換える際にデータ移行は必須なのですか?
自分のスマホをそのままmineoでも使う“持ち込み”の場合にはバックアップは必要ありません。
今のスマホにmineoのSIMカードを差し替えるだけなので、スマホのデータは変わりませんので。
バックアップは端末を変える時だけって事ですか?
その通りです。
格安SIMに移行する/しないというよりも、スマホが変わるかどうかでデータ移行やバックアップ&復元が必要かどうかが決まります。
なるほど。機種変更と考え方は同じって事ですね。
格安SIMでセット販売している格安スマホを使う場合や、乗換えで中古で購入したスマホなどに買える場合にデータ移行が必要になります。
データ移行のためバックアップと復元作業が必要になるケース
データ移行のためにバックアップと復元が必要になるケースは以下のように「使うスマホが変わるかどうか」です↓
- 格安SIMでセット販売している格安スマホ(ほとんどがAndroid端末)に変更する場合
- SIMフリースマホを購入し、格安SIMに持ち込んで使う場合
- 中古で購入したスマホ(白ロム)を格安SIMに持ち込んで使う場合
- 同じ携帯会社内でスマホを機種変更した場合
データ移行のパターンは主に4種類
同じOS(iPhone⇒iPhoneやAndroid⇒Android)であれば簡単にバックアップ&復元でデータ移行が可能なものの、OSが変わる場合には多少手間が掛かります。
格安スマホは殆どの格安SIMでAndroid端末しか扱っていないので、iPhoneから格安スマホ(Android)へ乗り換える場合には別OSとなります。
- iOS⇒iOS
- Android⇒Android
- iOS⇒Android
- Android⇒iOS
今回は➀の「iOS⇒iOS」の場合のデータ移行方法を解説します。
iOS(iPhoneやiPad)からiOSへのバックアップはiCloudを使う
iPhoneやiPadなどのiOS同士でデータ移行を行う場合にはiCloudのバックアップ機能を利用する事で簡単にデータ移行が可能です。
現在のiPhoneが古い(or SIMロック解除できない)などの理由で、白ロム(中古)のiPhoneやAppleストアで購入したSIMフリーiPhoneを持ち込んでmineoを利用するパターンでは、このiCloudのバックアップを利用してのデータ移行が可能です。
iCloudとはなんですか?
iCloudはインターネット上の自分専用のデータ置き場のようなものです。
自分のAppleID毎に利用できるデータ置き場(Cloud)にバックアップデータを送リ保存しておき、新端末でそこからデータを送って復元するという訳です。
自分のiPhone端末ではなくてインターネット上のデータ置き場に仮置きするということですね。
iPhone同士でiCloudでバックアップを取る際の注意点
iCloudでバックアップを取る際には以下の条件下でないとバックアップは取れません。
- iPhoneが電源に接続されている
- iPhoneがWi-Fiに接続されている
- iPhoneがロックされている
バックアップは、iPhoneが電源に接続され、ロックされ、かつWi-Fiに接続されているときに作成されます。
iCloudのデータ容量の残りも確認を
また、iCloudの残データ容量も必要になります。
「設定」⇒「一般」⇒「ストレージとiCloudの使用状況」で、iCloudの全ストレージ容量と使用可能分が確認可能なので空きが十分にあることを確認しましょう。
パケット消費量に注意!必ずWi-Fiに接続を
今使っているiPhone内のデータをクラウド上に送る訳ですからGB単位のパケットを消費します。(iPhone内のバックアップデータの総量によって変わります)
通常のキャリア回線で行うと一瞬で月のデータ容量を使い切ってしまう可能性があるので、iCloudバックアップ機能はWi-Fi接続時しかできないようになっていますが、ポケットwi-Fiなど無制限ではない場合には注意が必要です。
iCloudバックアップには時間が掛かる
iPhone内のデータをクラウド上に送るためそれなりに時間が掛かります。
回線の速度にもよりますが10分前後は見ておいた方が良いでしょう。
寝る前に充電してからバックアップを行うのがオススメです。
iPhone同士でiCloudでバックアップを取る方法
iCloudでバックアップを取る方法は簡単です。まずは以下の手順で自動バックアップの設定をONにします。
「設定」⇒「Apple ID(一番上の自分の名前)」⇒「iCloud」⇒「iCloudバックアップ」をON
iCloudでの注意点を満たしてバックアップ準備が出来ていれば、「今すぐバックアップを作成」からIcloud上へバックアップを作成する事が出来ます。
バックアップが完了したら「今すぐバックアップを作成」の下に、前回のバックアップの日時が表示されますので確認しましょう。
新iPhoneでiCloudバックアップから復元する方法
iPhoneの初期設定時にiCloudのバックアップから復元して新iPhoneへデータを移行する事が出来ます。
新iPhoneの電源を入れ、初期設定時に「Appとデータ」という項目に「iCloudバックアップから復元」があるのでそのままiCloudにサインインします。
その後「バックアップを選択」を開いてiCloudのバックアップリストから復元したいデータを選択すれば完了です。
iCloudバックアップ&復元で移行できるデータの種類
iCloudでバックアップ可能なデータの種類はかなり広く、大体のデータがバックアップされます↓
- App データ
- Apple Watch のバックアップ
- 通話履歴
- デバイスの設定
- ヘルスケアデータ
- HomeKit の構成
- ホーム画面とAppの配置
- iMessage、テキスト (SMS)、MMS メッセージ (バックアップ時に使っていた SIM カードが必要)
- iPhone、iPad、iPod touch 上の写真とビデオ
- Apple サービスからの購入履歴 (音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなど)
- 着信音
- Visual Voicemail のパスワード (バックアップ時に使っていた SIM カードが必要)
ちなみにLINEのトーク履歴ははこの方法ではバックアップされないので注意です。
iCloud Driveを利用してLINEアプリ内からバックアップする必要があります。
【まとめ】mineo乗り換え時のデータ移行【iPhone編】
iCloudの登場でPC無しでもほとんどのデータを新iPhoneに簡単に移行できます。
注意点も挙げましたが、簡単に解決出来るような事なのでiPhoneのデータ移行で悩むことは少ないはずです。
mineoでiPhoneを使う方法を以下にのページで解説しているので興味があればご参照下さいませ♪
今月のmineoキャンペーン | mineoへiPhoneを持ち込んで使う |
mineo申し込みの流れ | mineoの評判 |