今回は子供向けスマホ(キッズスマホ・ジュニアスマホ)選びについて2018年のベストな選び方を解説します。
- 現在キッズ携帯からスマホデビューを検討中
- スマホ依存症やスマホのトラブルリスクを予防し、小中学生にスマホを持たせたい
- iPhoneでスマホデビューってどうなの?高くない?
という保護者の方の参考になればと思います。
子供のスマホ選びは【安さ】と【安全性】の両立を!
いざ初めて子供にスマホを持たせる場合はどんな基準でスマホを選べばベストなのでしょうか。
特に学生の場合、最も重要なのが【料金の安さ】と【安全面】の両立です。
特に昨今では、料金は【安全面】は見直されてきていますが、子供のスマホの【料金面】は以前より高くなっています。
『料金面』大半の子供がドコモauソフトバンクの一般向けiPhoneに機種変更
まずは子供向けスマホの料金面の現状を見ていきましょう。
保護者が子供のスマホを選ぶ際に、キッズ携帯を契約しているキャリア内で機種変更するケースがほとんどです。
しかしドコモauソフトバンクでは2018年現在子供向けのスマホはauのミライエfのみしかなく、ドコモやソフトバンクでは「スマホ=一般向け」しか選択肢が用意されていません。
当然スマホ代も大人と同じ金額ですし、1年目しか適用されない学割(5月末までで終了)を使ってもそこまでの割引には期待できません。
ドコモ発表によると子供のスマホデビューの一番人気機種はiPhoneだそうですが、例えばドコモでキッズ携帯からiPhone8(64GB)に機種変更した場合の月額料金をシミュレーションしたところ、月額8,856円という金額になりました↓
【内訳】ドコモでキッズ携帯からiPhone8(64GB)へ機種変更時の月スマホ代
iPhone8(64GB)本体価格 | 3,699円/月(全24回) |
月々サポート(端末) | -2,403円/月 |
カケホーダイライト (5分までかけ放題) |
1,836円/月 |
データMパック(5GB) | 5,400円/月 |
インターネット接続サービス | 324円/月 |
下取り | -(キッズケータイの下取り不可) |
合計月額 | 8,856円/月 |
ドコモauソフトバンクでは「子供と言えど、スマホ代は大人と同じ」という事で料金面はかなり厳しいです。
大手3キャリアでiPhoneに機種変更するとこんなに高いの!?
最近では格安SIMに対抗してドコモなどで「280円~」なんて記載されていますが、Appleブランドの最新iPhone+高額なキャリアでそんなに安くしたら普通に考えて潰れますから。
auは従量制のピタットプランを、ソフトバンクは超大容量プランを推していますが、3社とも料金は大体同じ割高です。
子どもにスマホを持たせるなら圧倒的に格安SIMが安い!旧モデルiPhoneなら実質0円も可能な時代
最近では大人向けにイオンモバイルやY!モバイルなどの格安SIM・格安スマホも人気がありますよね。
節約のために「格安SIMや格安スマホを子供に持たせる」という話も結構耳にしますが、上記のように3キャリアの一般スマホの料金を考えれば当然の選択だと思います。
- ドコモauソフトバンクでスマホを契約:平均月額7,876円
- 格安SIMでスマホを契約:月額平均2,957円
同じ回線を使っているのに毎月5,000円近く安く済むわけですし、学生なら携帯番号での発信は少なくLINE無料通話が多いので、ほとんどデメリットになりません。(大手キャリアの2年縛りもありませんし)
格安iPhoneが実質0円などでセット販売している格安SIMも登場!
またワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイルなどの一部の格安SIMでは、数年前のモデルのiPhoneが実質0円など格安でセット販売されています。
わざわざ最新iPhoneを約8万円のローンを組むくらいなら、少し前のモデルのiPhoneを1万円以下で持たせた方が良いでしょう。(そもそも子供に最新iPhoneを持たせる意味がほとんどありませんし)
特にiPhone所有率が高い高校生(女子)の場合には、格安iPhoneをセット購入したり、中古を格安SIMに持ち込んだりすることで大きな節約になるのでお勧めです。
子供用スマホにはフィルタリング機能が法律上必須
次は子供に持たせるスマホの安全面について見ていきましょう。
フィルタリングの導入は義務!しかしそれだけじゃ足りない
18歳以下の子どもにスマホを持たせる際には「子供に有害なサイトを表示しないフィルタリング機能」を導入する事が法律で義務付けられています。
Q3 保護者として、しなければならないことは?(青少年インターネット環境整備法第6条、第17条第2項)
・子どもがインターネット上の有害情報の悪影響を受けないように、フィルタリングソフトやサービスなどの活用を検討しましょう。
・18歳未満の子どものために携帯電話やPHS端末を購入、使用させる場合は、保護者はその旨を事業者に申し出ることが必要です。
「インターネット利用環境整備」は平成21年に施行されており、保護者は子供のスマホにフィルタリング機能を導入する事が必須になっています。
が、正直自制心やネットリテラシーの低い小中学生にスマホを持たせる場合にはネットフィルタリング機能だけでは不十分でしょう。何故ならネット検索で有害サイトへアクセスする以外にも以下のようなリスクがあるからです↓
フィルタリング以外でも必要な子供スマホに必須な制限機能
義務付けられているのはネットフィルタリングですが、それだけではフィルタリングは不十分です。子供にスマホを持たせるなら最低限以下の機能は必要です↓
子供スマホに欲しい機能:居場所検索&確認(GPS機能)
キッズ携帯には搭載されていますが防犯対策には必須項目です。
犯罪に巻き込まれたり帰りが遅くなって連絡が無い場合などにも居場所を確認できるので小学生~中学生のスマホには欲しい機能です。
子供スマホに欲しい機能:アプリ制限
制限しないと子供は無尽蔵にアプリをインストールして遊んでしまいます。
有料アプリやゲーム内の課金など、多くの家庭でトラブルになる高額料金請求の原因を予防できます。
またSNSアプリは不特定多数と簡単に繋がれてしまうので危険が多く、保護者がしっかりと把握・管理するべきです。
「アプリを勝手にダウンロードできないようにする」や「ダウンロードしたアプリを起動するのを制限する」があります。
子供スマホに欲しい機能:スマホ自体の遠隔ロック
色々な種類の制限機能がありますが、手っ取り早くスマホ自体を指定時間にロックする機能もかなり便利です。
特に学年が低いうちは”あくまで料金を支払っているのは保護者側”というスタンスを見せることが大事だと自分は思います。
どれも子供用スマホを持たせる上で保護者の義務ともいえる項目ではないでしょうか。機能もそうですが一番大事なのが
- 親子で話し合う事
- スマホの使い方や時間について決めごとをする(ルール作り)
です。
スマホを持たせた上で様々な揉め事が出てきますが、その過程もあくまでしつけの一環と考えられれば素敵ですね。機能に頼りつつも保護者主導での管理を忘れずに。
しかし格安SIMは基本子供用ではないので、フィルタリングや制限機能も最低限
子供用のスマホの為に格安SIMに契約する場合は、格安SIMは各社加入できるフィルタンリングの機能や管理・防犯系の機能が様々なので、特に小中学生にはお勧めしません。
薄利多売な格安SIM側には子供向けニーズに大手キャリアほど十分な対応をする余裕もないでしょうし、設定する保護者側の負荷もあります。
また格安SIMでフィルタリングを使うためには、有料オプションで加入する必要がありますので追加料金が掛かります。
フィルタリング完備の子供向け格安スマホはあるのか?
上記のような子供の防犯機能や管理機能の付いたスマホで、かつ大手3キャリアの割高料金よりも安く使えるスマホはあるか?
そう思われるかもしれませんがあります!
最近では子供向けに特化した格安SIM・格安スマホが登場して話題になっています。
上記の必須の3機能を満たし、月額料金の安さとも両立できる。
両方を満たす子供用スマホの中で最強と言えるのが「TONEモバイル」という格安スマホです。
「TONEモバイル」はあまり宣伝してないので聞いたことのない人も居るかもしれませんが、知る人ぞ知る口コミで人気が集まっている子供用スマホです。
TONEの子供向け防犯機能・安全性は十分か
「TONE」は一般用の格安SIMでもありますが、オプションの「TONEファミリー」を利用することで子供用のスマホに必要な上記の必須項目を付けることができます。
上記で挙げた「子供の居場所確認」「アプリ制限」「フィルタリング」の必須3項目に加えて、「スマホ自体の使用時間」まで保護者側で設定・管理できるので子供のスマホ依存症やハマりすぎを防止できます。
またポケモンGOなど対策にも歩きスマホ防止機能まで付いており、あらゆる面から子供の安全を守れるスマホです。
大は小を兼ねると言いますが、ここまで子供の安全面の機能が充実しているのはTONEだけです。
【格安SIMの低料金】と【現状最高峰の子供向け安全機能】を見事に両立したスマホなので、特に小中学生のスマホデビューで迷っている場合には本当にお勧めです。
我が家でも小学生の子どものスマホデビューで探し回ってTONEに行き着きました。
格安スマホとセット購入した場合は月額料金が最安クラスに!
格安SIMのメリットとして挙げられるのが、格安スマホとセット購入することで大幅に端末代を節約できる点です。
TONEの基本料金はいくら使っても月額1,100円と安いのですが、独自開発された専用スマホ「TONE e21」をセット購入+通話オプションを含めた最終的な毎月のスマホ代は月額2,118円で使用可能です!
専用スマホ込みで2千円台は家計に優しいですね♪
スマホ代を支払い終われば月額1,000円に戻りますし。
子供向け格安スマホ『TONEモバイル』の料金内訳
TONEモバイルの最大の魅力は何といっても料金が安い事でしょう。
格安スマホなので以下のように分かりやすい内訳になっています↓
TONEモバイルは持ち込みで利用する事が出来ず、豊富なフィルタリング機能が搭載された専用端末『TONE e21』をセット購入します。
【2】月額基本料金:月額1,100円
TONEモバイルはドコモ回線で通信速度が中速で無制限で利用可能です。利用量に関わらず月額料金は1,100円と非常に安いです。
【3】通話料
090や080の携帯電話番号での発信の場合には22円/30秒の通話料が加算されますが、通常は子供は090の携帯電話番号が必要になることはないでしょう。
家族間通話にはLINEの無料通話やIP電話を利用するなどで通話料を節約しましょう。
上記の1+2+3でトータルで月額2,118円 + 通話料(2年目以降は月額1,100円) となります。
他にも無料のアフターフォローなど様々な特典があり、はっきり言って大手キャリアの子供用スマホにするのは損です。
是非一度TONEの公式サイトを見てみることをお勧めします↓
コメントを残す