最近ではキャリアから格安SIM・格安スマホに乗り換えて安く使うという選択をする人が増えてきています。
親子でソフトバンク契約(子供がみまもりケータイやキッズフォン)から、親が格安SIMなどに乗り換える(つまりソフトバンクを解約)の場合には子供のキッズ携帯の契約ってどうなってしまうのでしょうか。
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親機がソフトバンクを解約してもみまもりケータイやキッズフォンは使えるが
保護者が現在ソフトバンクで契約 & 子供もキッズ携帯をソフトバンクで契約している場合、保護者だけ格安SIMなどにMNP(電話番号を引き継いだ乗り換え)をしても子供は問題なくみまもりケータイやキッズフォンをソフトバンクで使い続けられます。
みまもりケータイ4やキッズフォンの料金・機能に関しては以下のページをご参照下さいませ♪
みまもりケータイやキッズフォンだけソフトバンクに残される場合の2つの注意点
ただしみまもりケータイやキッズフォンのみの契約になると以下の点が変更になります。
注意点➀:GPS居場所検索機能『位置ナビ』が使えない
ソフトバンクのGPS居場所検索サービス『位置ナビ』はみまもりケータイやキッズフォンには必須の機能と言ってもよいでしょう。
しかしこのGPS居場所検索サービスが使える条件は、親回線と子回線ともソフトバンク契約である事が条件となっています↓
- 探される側(子供)が位置ナビの対象機種(みまもりケータイやキッズフォン)である事
- 探す側(保護者)が「位置ナビ」サービスに申込&加入している事
参考:保護者がお子さまの位置確認をするまで | SoftBank
GPS検索するためには探す側(保護者側)がソフトバンクのマイページより位置ナビへ加入する必要があるので、保護者がソフトバンクで契約をしていないと子供のキッズ携帯の居場所をGPS検索できません。
注意点➁:キッズ携帯の機種によっては家族間無料通話が無くなる場合も
キッズ携帯はGPS以外にも保護者との通話連絡の機能もよく使われると思います。しかし保護者がソフトバンクを抜けた場合、キッズ携帯の機種によっては無料通話が無くなるケースもあります↓
キッズフォンやみまもりケータイ4の場合問題なし
ソフトバンクのキッズ携帯「みまもりケータイ4」と「キッズフォン」には専用プラン『通話定額ライト(みまもりケータイ/キッズフォン)』があり、加入していれば5分までの通話料金が無料になります。(5分を超過すると20円/30秒)
みまもりケータイ1~3だと家族間無料通話が無くなるので注意
しかし前モデルのみまもりケータイ1~3の場合にはそれぞれ専用プラン『みまもりケータイ専用プラン』『みまもりケータイ2専用プラン』『みまもりケータイ3専用プラン』に加入しているはずですが、無料通話が以下のようにソフトバンクの家族間でのみ無料通話ができるプランです。
『みまもりケータイ1~3の通話料金』
ソフトバンク携帯電話宛 | ソフトバンク携帯電話以外 | |
1時から21時まで | 21時から1時まで | 20円/30秒 |
無料 | 20円/30秒 |
なのでみまもりケータイ1~3の場合には、保護者がソフトバンクを解約したり、他社へ乗り換えた場合には家族間無料通話がなくなり通話料金は一律20円/30秒という割高になる点には注意です。
保護者が乗り換えや解約後にキッズ携帯と通話すると、月に1時間の通話で2,400円もの通話料金が加算されます。
【まとめ】保護者がソフトバンクを解約/乗り換え時にはキッズ携帯で使える機能が少なくなる
という事で保護者がソフトバンクから格安SIMなどの他社にMNP乗り換えや解約した場合をまとめると以下です↓
- 保護者がソフトバンクから乗り換えや解約してもキッズ携帯単独で維持可能
- みまもりケータイ1~3の場合は、無料通話がなくなるので通話料金が1時間当たり2,400円と割高に
- みまもりケータイ4とキッズフォンの場合、変わらず「5分までかけ放題」が適用
- GPS検索『位置ナビ』が利用不可に
つまり残されたソフトバンクのキッズ携帯はGPS機能が使えず、みまもりケータイ1~3の場合は通話料金も1時間あたり2,400円と割高になってしまい、ほとんど防犯ブザーのような役割しかできません。
ソフトバンクもキッズ携帯単独利用は収益率的にも冷遇している感じが強いですね…
保護者がソフトバンクを解約したらキッズ携帯はどうすればいい?
特にみまもりケータイ1~3の場合には、子供単独だとGPSが使えず通話料も高いと、ほとんどメリットがありません。
そこで!
ここで考えられる方法は以下の3パターンです↓
- ソフトバンクの一般向けスマホへ機種変更する
- キッズ携帯を解約して格安スマホを新規契約
- 【オススメ】キッズ携帯は更新月まで維持しながら格安スマホでスマホデビューする
1つ目「ソフトバンクで一般向けスマホに機種変更する」という方法もありますが、結局GPS検索サービス『位置ナビ』が使えないという問題はそのままです。
何よりソフトバンクの一般向けスマホの料金は学割を適用しても以下のように割高ですから一番損をする方法です。
ソフトバンクの一般向けスマホへ機種変更 | 月額6.000円~ |
ソフトバンク内の機種変更は割高ですし、結局単独だとGPSで居場所検索できないから微妙かも…
一番お勧め!格安スマホデビューして後からキッズ携帯を解約する方法
2つ目の「ソフトバンクのキッズ携帯の違約金を支払ってでも格安スマホに乗り換える」という方法もあるにはあるのですが、やはり税込1万円以上の違約金をキッズ携帯を解約する為に支払うのは嫌ですよね。
そこで「格安スマホデビュー&後からキッズ携帯解約」という方法がお勧めです。
つまり「キッズ携帯は使わないけど更新月まで最低料金で維持」しつつ、同時に「別の格安SIMなどの安いスマホを新規契約」するパターンです。(図にすると以下のようになります)
一見2つ同時に契約するから料金が高くなるように思えますが、キッズ携帯の月の利用料金って千円もしないと思います。つまり1年間使い続ける方が今違約金を払って解約するよりも安く済むのです。
その間はキッズ携帯はGPSが使えず通話料金も高いので、新規契約した格安スマホを使うという訳です。
- 格安SIMは月2,000円程度でスマホが持てる
- キッズ携帯はオプションを外して基本料金だけで更新月まで維持
この方法の唯一のデメリットは「キッズ携帯の電話番号がスマホに引き継げない」という点です。
大人の場合には電話番号が変わってしまったら、多くの知人に変更の連絡をしたりかなり面倒ですよね。しかし子供の場合には、キッズ携帯の電話番号が変わってもそんなに問題ないのでこの方法が使えるという訳ですね。
格安スマホには「キッズ格安スマホ」でスマホ依存症の心配なし!
特に子供がキッズ携帯からスマホデビューするとなると色々と心配になります。
しかし最近では格安スマホでもドコモauソフトバンク以上にフィルタリングや制限機能などの『ペアレンタルコントロール』に優れているものが登場しました。
『TONEモバイル』という格安SIMですが、2018年現在ではauのミライエフォルテと並ぶキッズスマホとなっています。(我が家でもキッズ携帯からTONEに乗り換えました)
機能面では現状最も優れており、「アプリの制限」や「GPS機能」はもちろん「スマホ自体の利用制限」も学年に合わせて保護者側で設定できます。
なので小学生のうちはキッズ携帯代わりに使い、学年が上がるに連れて制限を緩くしていくという使い方がベストです。
料金も格安SIMなので月額1,100円で利用可能ですし、以降スマホに高額な料金を支払う必要がないのでトータルで家計に優しくて本当に助かってます。