小学校に入学すると幼稚園や保育園時代と環境が変わり、学校が終わったら習い事や遊びに出かけたりと保護者の目の届かないので心配も増えますよね。
なので小学校入学~低学年の子どもにはキッズケータイを防犯目的で持たせるのが一般的になっています。
今回はドコモのキッズケータイの料金と注意点を見ていきましょう。
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月額1,100円で使える小中学生向け格安スマホ!
ドコモのキッズケータイは2020年1月発売の『SH-03M』が最新機種
ドコモのキッズケータイは2020年1月17日発売の『SH-03M』という機種が最新モデルです↓ (カラーバリエーションはブルー/ピンク/イエローの3色)
ドコモのキッズケータイの機種はF-03J、HW-02C、HW-01D、HW-01G、F-03Jといくつかありますが、現在は最新の「キッズケータイSH-03M」の1機種のみが契約可能となっています。
ドコモの場合キッズケータイもオンラインショップから購入可能なので、以下から在庫や金額などを確認してみて下さい↓(端末割引で安くなっています)
家からでもドコモへ申込できる時代ですよ♪
2020年1月発売の『キッズケータイ SH-03M』は別ページで解説しているので以下のページをご参照くださいませ↓
ドコモのキッズケータイは本当に月額500円で使えるの?料金まとめ
ドコモのキッズケータイのページをぱっと見ると、月額500円の赤い文字が目に入りますが、実際にはどのくらいの支払になるのでしょうか。
現在ドコモで契約可能な最新のキッズケータイ『SH-03M』の料金面を見ていきましょう。
ドコモのキッズケータイにかかる料金をすべてまとめてみました↓
「キッズケータイプラン(Xi)」 基本料金 |
縛り無し (2年契約無し/自動更新無し/違約金無し) |
月額500円 | |
通話料金 | ドコモの家族間 | 通話料無料 | |
それ以外 | 20円/30秒 | ||
ショートメッセージ送信料 | 3円/回(受信は無料) | ||
イマドコサーチ(GPS検索機能)利用料 | 月額200円 | ||
(任意)ケータイ補償オプション利用料 | (月額380円) | ||
キッズケータイSH-03Mの端末代金 | 月額360円×36ヶ月 (一括時12,960円) |
||
合計料金 | 月額1,060円 (端末補償有なら1,360円) |
※全部税抜計算
参考情報:キッズケータイプラン(Xi) | ドコモ公式
キッズケータイSH-03Mは本体代が税込で14,256円(36ヶ月分割時には月額396円)、基本料金が「キッズケータイプラン(Xi)」の月額550円(税込)なので、月額料金は1,166円(税込)が目安となります。
他にもキッズケータイ契約時には注意点などもあるので、順番に見ていきます↓
【注意点】ドコモのキッズケータイは親がドコモじゃないと契約できない
2019年夏までは「キッズケータイプラス」というキッズケータイ専用プランがあり、保護者がドコモユーザー以外でも、子供のキッズケータイの単独契約が可能だったのですが、2019年夏からの『キッズケータイプラン』からはドコモユーザーの親回線が無いと、キッズケータイ単独では契約できなくなりました。
以下はドコモ公式ページに記載されている現行の『キッズケータイプラン(Xi)』の申込条件ですが、確かに単独契約ができないと記載されているのが分かりますね↓
「キッズケータイプラン」以外の回線を親回線とする「ファミリー割引」のご契約が必要です。「キッズケータイプラン」単独でのご契約はできません。お申込み時に「ファミリー割引」グループの副回線としてご加入ください。
なので、「親回線」と「ファミリー割引の契約」が必須となっており、キッズケータイ単体での契約はできないので注意です。
保護者もドコモを使ってないとキッズケータイ契約できないんですね…
2019年10月以降はキッズケータイの2年縛りは廃止♪『新キッズケータイプラン』
過去にキッズケータイにも一般のスマホと同様に2年契約(自動更新は無かった)がありましたが、「電気事業法改正」によって2019年10月1日スタートの新『キッズケータイプラン』からは、キッズケータイの2年縛りが完全撤廃されました。
2019.10前後のキッズケータイの縛りの変化
旧キッズケータイプラン (2019.9.30以前) |
新キッズケータイプラン (2019.10.1以降) |
➀月額1,000円(縛り無し)での契約 or | 月額500円(縛り無し)での契約 |
➁月額500円(2年契約/自動更新無し/違約金9,500円)での契約 |
なので、2019年10月1日以降にドコモのキッズケータイを契約している場合、契約期間の縛りも違約金もありませんので完全に自由に利用できます。
過去のプランでも一応2年縛り無しでの契約は可能でしたが、月額プラン料金が倍の1,000円/月かかっていたので、良いとこどりしたようなプランになり条件が良くなりました。
注意点としては、縛り無しの月額500円で使えるのはあくまで「2019年10月1日以降に契約した新キッズケータイプラン」だけです。
2019年9月30日以前に契約した「旧キッズケータイプラン」やそれより前に契約した「キッズケータイプラス」などの場合は、2年契約と違約金があるプランなので、解約のタイミングには注意が必要となります。
GPS検索機能”イマドコサーチ”は別途料金が掛かる
ここも残念なポイントですが、ドコモのキッズケータイの主要機能でもあるGPS検索機能『イマドコサーチ』を使うには、前記の「キッズケータイプラン」のプラン料金とは別料金で月額200円が掛かります。
- 申込み:必要
- 月額使用料:200円
- 検索料:5円/回
なのでイマドコサーチで子供の居場所を探すには、月額200円でオプション加入が必要な上に、検索1回につき5円ほどかかります。
その他キッズケータイの補償オプションも月額380円で加入すると、合計で月額1080円(500円+200円+380円)になります。
緊急時に一番使いたいGPS機能『イマドコサーチ』は別オプションなんですね…
補償オプションも加入すると月額1,000円以上掛かります。
キッズケータイ自体の端末代金は1万円程かかる
また、キッズケータイ自体の端末代金も前記の通り馬鹿になりません。
現在ドコモで提供している現行の最新機種『SH-03M』の場合には端末代で税別で12,960円と、子供向け機種とは言えそこそこな値段がします。
特に最新のキッズケータイはスマホを意識したタッチパネル搭載など、徐々に性能が上がってきており、比例して端末代も上昇気味です。(大人向けでも3万円もあれば優秀なスマホが購入できますからね…)
【SH-03M端末代金(2020.1月発売)】
一括時 | 12,960円 |
分割時 | 36回分割で月額360円×36回 |
※税別で表記
【F-03J端末代金】(2017.3月発売)
一括時 | 9,600円 |
分割時 | 24回分割で月額400円×24回 |
※税別で表記
数年前に発売された旧モデルでも1万円ほど、2020年発売の最新機種だと一括でも分割でも合計で12,960円+消費税がかかります。
結局ドコモでキッズケータイを使うと月額500円では使えないんですね。
キッズ向けでも思ったよりお金掛かるみたい。
キッズケータイ購入の前に子ども向け格安スマホも検討してみて
小学校入学から子どもに持たせるのが定番となっているキッズケータイですが、最近では小学校中学年くらいからジュニアスマホを持たせる家庭も多いです。
特に最近はキッズケータイ並みの月額1,100円の基本料金で子供向けの格安スマホが持てるサービスが登場して人気沸騰中ですが、小学校入学から子ども向け格安スマホを持たせる家庭も増えてきています。
我が家でも子どもに持たせていますが、伝言やGPSも付いているので小学校低学年向けにアプリやネットの使用を制限すれば、みまもりとしても使用可能です。
キッズ携帯と同じくらいの料金で子供の利用に特化したのスマホが使える時代♪
更に中学年になったら段階的に制限を解除していけば、ジュニアスマホを購入する必要もなくなるので2度おいしいです。
特にドコモやauソフトバンクのジュニアスマホは月額料金が4,000円~5,000円+端末代と高いので、キッズケータイとジュニアスマホの2役こなせる為家計にも優しいのでオススメです。
今話題の小中学生向け格安SIM !結局キッズケータイって格安スマホと料金そんなに変わらないんですね。
ドコモのキッズケータイ『SH-03M』の性能:タッチパネル対応!定番のGPSと防犯ブザー
2020年1月13日に発売されたドコモの『キッズケータイ SH-03M』の性能面についても見ていきましょう。
キッズケータイ SH-03Mのスペック一覧
端末のスペックは以下の通りです↓
機種名 | キッズケータイ SH-03M |
サイズ/質量 | 約101mm×54mm×12.2mm/約94g |
内蔵メモリ | RAM 1GB、ROM 8GB |
ディスプレイ | 約3.4インチQuarterHD(960×540ドット) TFT液晶ディスプレイ |
防水/防塵/耐衝撃 | IPX5・IPX8 /IP6X /MIL-STD-810G |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n(Wi-Fi4/2.4GHz) |
Bluetooth | Ver.4.2 |
バッテリー容量 | 1,200mAh(内蔵電池) |
ここで注目なのが画面の大きさが前モデルに比べてかなり大きくなっている点でしょう。(更にタッチパネル対応になりました)
モデル | 画面の大きさ |
SH-03M | 約3.4インチ |
F-03J | 約2.0インチ |
また、バッテリーの容量も前モデルの1,000mAhに比べて20%多くなっているので、電池切れのリスクも少なくなりました。
キッズケータイ SH-03Mの防犯機能
そしてキッズケータイとして最も重要な「みまもり機能」は、以下のような機能を搭載しています↓
防犯ブザー: | ストラップを引っ張ると大音量で鳴る+登録した相手に電話発信or現在地を伝えることも可能 |
イマドコサーチ: | 保護者側からスマートフォンでキッズケータイの居場所を確認できる |
連絡先制限: | 登録した人にだけ電話やメッセージ(SMS)を送る制限ができる |
サイドライト: | 暗い場所を歩くときにもサイドライトが発光して事故を防ぐ |
おかえり通知 | 自宅のWi-FiアクセスポイントやTomoruなどを検知して、子供の帰宅を保護者のスマホにお知らせする機能 |
みまもりアラート: | 子供が保護者から離れると、保護者のスマホとキッズケータイにお知らせが届く機能 |
定番の防犯ブザーやGPSの居場所検索の他にも、Tomoruなどのbluetoothビーコンを利用した自動検知で保護者に知らせてくれる機能も使いこなせば便利です。
ドコモのキッズケータイは防犯対策&連絡手段としては最低限の機能がありますね♪
特に子どもの(キッズケータイの)居場所をGPSで検索する”イマドコサーチ“は有名ですね。イマドコサーチは子供に何かあった時の防犯に持たせておきたいキッズケータイを代表する安心機能です。
【補足】過去のドコモのキッズケータイの機種一覧
ドコモのキッズケータイと言えば保護者の方の多くが耳にしたことがあるのではないかと思いますが、歴代のドコモのキッズケータイシリーズは以下の機種が発売されています↓
過去のキッズケータイシリーズ | 発売日 メーカー |
キッズケータイ SH-03M(第8弾) | 2020年1月13日発売 SHARP |
キッズケータイ F-03J(第7弾) | 2017年3月3日発売 富士通 |
キッズケータイ HW-01G(第6弾) | 2014年11月7日発売 華為技術日本 |
キッズケータイ HW-01D(第5弾) | 2012年9月13日 華為技術日本 |
現在は最新の「キッズケータイ SH-03M」が販売されており、1つ昔のモデルである「キッズケータイ F-03J」も2020年春時点では販売されています。
『まとめ』ドコモのキッズケータイの料金面と機能面
長くなりましたが、ここまでドコモの『キッズケータイ』をまとめると、
- ドコモのキッズケータイの最新は2020年発売の”SH-03M”
- 料金は端末代金で12,960円、月額料金は約1,200円ほどかかる
- 保護者がドコモじゃないとキッズケータイは使えない
- ドコモのキッズスマホは標準的なGPSや防犯ブザーが使える
- ほぼ同額で子供向けの格安スマホが買える
となります。
大手キャリアのキッズケータイから子供向け格安スマホへ移行した身としては、数年後を見据えて子供向け格安スマホにしてしまうというのもオススメしたいです。