子どもが小学校中高学年~中学入学になると必ずと言っていいほど直面するイベントが”スマホデビュー”ですよね。
今回はドコモの小中学生の子供向けキッズスマホについて解説していきます。
全キッズスマホ(ドコモauソフトバンク)の比較については以下のページで徹底解説しています♪
参考:「子供にジュニアスマホ/キッズスマホならどこ? ドコモ,au,ソフトバンク比較」
ドコモの人気キッズスマホ「SH-03F」は生産終了!
ドコモのキッズスマホ・ジュニアスマホの最新機種は2014年2月に発売された『スマートフォンforジュニア2 SH-03F』という機種が最新です。
しかし2020年現在では「SH-03F」が製造終了新規申込終了し、後継機の発売も未定状態です。
ドコモのジュニアスマホ機種 | 新規申込 | 発売日 |
SH-03F (シャープ) |
終了 | 2014年2月 |
SH-05E (シャープ) |
終了 | 2013年2月 |
ドコモのキッズスマホページにも以下のように記載されていました↓
生産終了(発売日:2014年2月1日)
修理受付終了
スマートフォン for ジュニア2 SH-03F サポート情報 | docomo
ドコモのオンラインショップを確認してみましたが、『SH-03F』は完全にラインナップから無くなっていますね。
つまり2020年時点でドコモではキッズスマホは販売していません。
小中学生の保護者向け情報
「全国子ども会連合会」推奨の子供向け格安スマホが保護者に人気沸騰中!
詳細はトーンモバイル公式で確認を↓
ドコモのキッズスマホは現在販売無し!一般スマホも割高で微妙
ドコモのキッズスマホは現時点では販売しておらず、現在ドコモでキッズケータイを使っている子供の機種変更先は一般向けのスマホしかありません。(2020年以前に販売終了)
ドコモ内でキッズ携帯からの機種変更は『らくらくスマートフォン』?
キッズスマホはありませんが、ドコモの一般向けスマホの中でなぜか子供向けと紹介される事があるのが、スマホ初心者向けの位置づけの『らくらくスマートフォン me』でしょうか。
参考:らくらくスマートフォンme F-01L | 富士通
らくらくスマートフォンはかなり癖の強い機種ですが、何より困るのが月額料金の高さです↓
ドコモの『らくらくスマートフォン me』の月額料金の内訳
端末価格 | 月額1,144円×36ヶ月 (合計41,184円) |
料金プラン:ギガホ(月容量30GB) | 月額7,865円 |
通話プラン:なし | – |
dカードお支払割 | 月額-187円 |
ギガホ増量キャンペーン | +30GB |
ドコモの学割2020年 | 月額-1,650円×12ヶ月 |
(合計月額) | 1~12ヶ月目:月額7,172円 13~36ヶ月目:月額8,822円 37か月目以降:月額7,678円 |
ドコモの『らくらくスマートフォン』の月額料金は学割込みでも月額7,172円とかなり高額です。
格安スマホでiPhone買っても月額3,000円くらいで使える時代ですからね。キッズスマホとしては高額です。
そもそも以下の公式画像からも察する事ができるように、らくらくスマホシリーズは初心者向けというか、スマホはじめてのシニア向けの機種という位置付けです。
なので、物覚えが抜群に良い子供には縁のない機種だと思います。
またアプリごとの機能制限などもキッズスマホのようには出来ないので、正直小中学生に持たせるスマホとしては機能面でもオススメはできません。
という事で個人的にはドコモなら以下の子供向け格安スマホ一択だと思っています↓
第四勢力の子ども向け格安スマホが圧倒的!
ドコモのキッズスマホ以外にも、子ども向けの格安スマホが登場していることをご存じない保護者もまだまだ多いです。
格安スマホなので料金が大幅に安く(月額1,100円)、フィルタリングや機能制限もドコモのキッズスマホよりも優秀なので小中学生のスマホデビューとしての定番になりつつあります↓
上記が子供に特化したTONEモバイルという格安SIMサービスです。
広告露出よりも口コミで広がっているので知名度は楽天モバイルなどと比べると低いですが、TONEモバイルは子ども向けの格安スマホに関しては絶対的トップです。
「TONEファミリー」という子ども向け豊富な機能を搭載しキャリアのジュニアスマホと同じ「全国子ども会連合会」に推薦されている唯一の格安スマホです。
機能面では
- 勝手にアプリを追加したり課金を防止
- 「1日何時間まで」とアプリ毎にも時間制限できる
- 学年が上がるにつれ制限を徐々に解除も自由なので
- GPS機能もあるので小学校低学年の防犯対策にも◎
- 画面が大きいので見やすく視力低下の心配も少ない
とキッズ携帯の防犯機能から大人のスマホまで使い分けられるので端末を買い替える必要がありません。以下の動画にあるようにフィルタリング機能などのあらゆる機能が搭載されています↓
料金面も格安スマホなので月額1,100円+端末代で使えます↓
子ども向け格安スマホ「TONEモバイル」の月額料金はどこまで安い?
【契約条件】:新規契約 / 端末代24回分割 / 2年契約
子供向け格安スマホ利用時の月額料金の内訳
- 基本プラン:月額1,000円(中速データ通信容量無制限)
- 端末料金:825円(格安スマホ「TONE e20」端末代19,800円÷24ヵ月)
- 子ども向けフィルタリング&見守りオプション「TONEファミリー」:月額 0円
という事で子供向けの格安スマホの場合は端末込みで月額1,825円で使用可能です。
キャリア | 機種 | 月額料金 |
ドコモ | SH-03F(新規受付終了) | 4,940円 |
au | miraie f | 4,713円 |
SoftBank | シンプルスマホ3(一般スマホ) | 7,101円 |
TONE 子供格安スマホ |
TONE e20 | 1,825円 |
我が家では以前大手キャリアのキッズスマホを契約していましたが、TONEモバイルの存在を知りTONEに乗り換えました。
両方の使用経験がある上で判断すると、TONEは品質は大手キャリア以上、料金は半額以下になります。
このスマホは高校まで使いまわせるから家計がかなり助かってます。
興味があれば以下のTONEモバイル公式サイトで詳細をご確認下さい↓
トーンモバイルの最新機種は、2021年4月に『TONE e21』という機種が発売されており、更に見守り性能が向上しています↓
ドコモで2014年発売のキッズスマホ「SH-03F」は中学生で使えるか
以下はドコモのキッズスマホ『SH-03F』の機能面の話です。
ドコモのキッズスマホは2017年4月現在の最新でも2014年2月発売の「SH-03F」となりここ数年新機種は登場していません。
LINEは使えるがGooglePlayには非対応
機能はWi-Fiには対応しているもののGooglePlay非対応です。
なのでアプリやゲームはドコモ指定のdメニューにあるものをダウンロードして使う方法のみで人気のアプリや好きなアプリがdメニューに無い場合には使う事が出来ません。
LINEはdメニューにあるので保護者の許可の元ダウンロード可能です。
小学生向けのデザインで設計されているので中学生で使うには厳しい
デザイン面でも小学生向けのデザインなので中学生でiPhoneなどと並べて使っていくには厳しいデザインと言わざるを得ず、使っている中学生でも「中学生では恥ずかしい」という声もありました。
ドコモでは小学校4年生から中学1年生を対象として設計しているので、中学生以降でドコモのキッズスマホを使っていくの厳しいです。
キッズスマホとしてのフィルタリング機能は万全
フィルタリング機能は、
- 3段階から選択するだけでフィルタリングが自動設定される
- イマドコサーチでGPSで子どもの居場所を確認可能(別途料金が必要)
などキッズスマホだけあって機能は充分です。
料金面は一般向けなのでデータシェア時以外は割高に
一般向けのプランなので最低でも2GBプラン+U25応援割の+1GBで月のデータ容量3GBは使えます。
しかしその分料金も一般プランなので、学割込でも月額6000円前後と割高です。
家族とデータシェアできる環境下では月額3000円前後で使えるので家族間データシェア前提での子ども向けプランです。
ドコモのキッズスマホ「SH-03F」のまとめ
ドコモのキッズスマホは2018年現在は生産終了&受付も終了しているので在りません。(3キャリアのキッズスマホは2018年時点ではauの『ミライエ』シリーズのみ)
代わりに初心者向けスマホの『らくらくフォン』シリーズもあるにはあるものの、あくまで一般向けなので機能制限も弱く、何より月額料金が割高です。
という事でドコモに小中学生のスマホデビュー向けのスマホでおススメできるものはなく、今後も考えると子供向けの格安スマホへ乗り換えるのが得策だと思います。
参考:「[保護者必見]安さと安全性を両立! 子供向けキッズスマホ&ジュニアスマホ選び!」