小学生の子供に防犯目的でキッズ携帯持たせたいのですが、腕時計型の携帯端末ってありますか?
キッズ携帯と言えばドコモauソフトバンクの3社で出していますが、ドコモとauがそれぞれウェアラブル(身に着けられる)キッズ携帯を発売していますよ。
ドコモの子供向けは”ドコッチ01″ってやつですか?
そうですよ。
しかしドコッチ01は2018年3月末で新規受付を終了し、2019年3月でサービスも終了するみたいですね。詳しくみていきましょう。
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ドコモのドコッチ01は2018年現在販売終了!
2015年3月にドコモで発売された腕時計型のキッズ携帯『ドコッチ01』ですが、2018年現在は生産終了&2018年3月31日をもってドコモでの新規受付を終了しているため正規の方法では使えません。(後述の中古を持ち込みは可能)
ドコッチ01のサービス提供も2019年3月までで終了
また現在ドコッチ01を使っている場合も、2019年3月31日でドコッチサービスの提供自体を終了するとドコモが発表しています↓
ドコッチサービスの提供終了について(2018年2月5日)
平素は、弊社商品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、2019年3月31日(日曜)をもちまして「ドコッチサービス」のサービス提供を終了いたします。
提供終了に伴い、下記の機能が2019年3月31日(日曜)からご利用いただけなくなります。
引用:ドコッチサービスの提供終了について | NTT docomo
時系列にすると以下のようになっています↓
【ドコモ『ドコッチ』のサービススケジュール】
2018年3月31日 | ドコッチサービスの新規申込を終了 |
2019年3月31 | ドコッチサービスの提供を終了予定 |
ドコッチ01はそこそこ人気はあったように思えますが、サービス終了は残念ですね。
ただし中古でドコッチ入手⇒ドコモに持ち込みは有効な模様
ドコッチサービスの提供は終了しますが、ドコッチで以下の機能は引き続き利用可能との事です↓
【ドコッチサービス提供終了しても使える機能】
- ドコッチ01端末の時計・アラーム機能、居場所確認
- SMS送受信
- みまもりアラート
という事で最低限必要なGPS検索機能&ショートメッセージ機能は、サービス終了後も利用可能と記載されています。(サービス提供終了で使えなくなる機能は「状態モニター」「SOS通知」くらいです)
なので後述の方法で、ドコッチの本体を中古で入手 ⇒ ドコモに持ち込み利用という方法も有効なので解説していきます↓
ドコッチ01を中古購入でドコモで使う方法:ドコッチ01の相場
ドコッチ01は通話機能がない分『マモリーノウォッチ』などと比べれば本体価格の定価が安め(それでも定価16,200円しますが)です。なので中古販売・メルカリ・オークションなどでもドコッチ01の本体相場はかなり安いです。
以下はメルカリで2018年4月時点でのドコッチ01を探した結果ですが、本体相場は2~3千円で購入可能でした↓
参考:メルカリ ドコッチ01
ドコモに中古を持ち込むことは可能か?
最近ではスマホなどの端末の中古の需要が高く、ドコモauソフトバンクとも中古購入したスマホなどの端末を持ち込みに対応しています。
ただしドコモショップでのみ持ち込み対応してくれるようで 家電量販店のような代理店やオンラインショップからの申し込みでは端末持ち込みはできないので注意しましょう。
中古で入手してドコモへ持ち込む際の月額料金
2018年現在ドコモでドコッチ01を新規契約できないので、中古などで本体だけ入手してドコモに持ち込んで利用するしかありません。
その際の本体代以外のドコモの月額料金は以下です↓
ドコッチ01本体価格 | 別途中古で入手 |
ドコッチサービス 基本料金 |
280円/月 ※2019年3末で終了 |
デバイスプラス500 (2年契約) 親回線でドコモ契約有時 |
500円/月 |
イマドコサーチ利用料 有料GPSオプション |
200円/月 |
通話料金 | -(通話不可) |
トータル月額料金 | 月額980円+税 |
親がドコモ契約ではない場合は割高&GPSが使えない=ただの腕時計に
ちなみにドコモは保護者がドコモ契約をしていなくても、子供単独でドコッチで契約する事自体は可能です。
しかしその場合にはシェアパック前提の『デバイスプラス』ではなく、月額1,505円の『定額データプラン128K バリュー』に加入する事になり割高に↓
ドコッチ01本体価格 | 別途中古で入手 (ドコモ定価は14,600円) |
ドコッチサービス 基本料金 |
280円/月 |
定額データプラン128K バリュー (2年契約) 親回線でドコモ契約無時 |
1,505円/月 |
イマドコサーチ利用料 有料GPSオプション |
-(利用不可) |
通話料金 | -(通話不可) |
トータル月額料金 | 月額1,785円+税 |
保護者がドコモ契約ではない場合にはデータ定額プランが割高になり、月額1,785円と高くなります。
また単独契約だとドコモのGPS検索サービス『イマドコサーチ』にも加入できないので、そもそもGPS機能が使えないので、ただの定型文だけ送れる腕時計になってしまい使い物になりません。
ドコッチ01を使うなら中古を持ち込むしかないけど、保護者がドコモ以外だとタダの腕時計に…
新型のドコッチ02は今後発売する?
ドコッチ01の発売が2015年ですが、翌年auがマモリーノウォッチを発売して以来腕時計型のキッズ携帯は大手3キャリアでは発売されておらず、マイナーチェンジもありません。
あくまで自分の予想ですが、ドコッチの専用のサービスも終了したため、ドコッチ02のような新型が今後登場する可能性は低そうです。
通常のキッズ携帯より本体価格が高めなのと、そこまで腕時計型の需要が高くなかったという事でしょうか。
ドコッチは防犯端末として充分?ドコッチ01の機能
ここからはドコッチ01の機能面やメリットを見ていきましょう。
『ドコッチ01』などのスマートウォッチ型のキッズ携帯は、今までのキッズ携帯と違って「身に着けられる」という最大の特徴があり、
- 身に着けられるので紛失しにくい
- 落とさないので壊れにくい
- 携帯し忘れを防げる
などのメリットがあります。
キッズ携帯としてのドコッチの機能は不十分
ドコッチ01の機能一覧は以下です↓
ドコモのウォッチ型キッズ携帯「ドコッチ01」の機能
機種名 | ドコッチ01 |
発売日 | 2015年4月1日 |
端末代金 | 15,768円(税込) or 657円/月×24ヵ月分割 |
GPS機能 | イマドコサーチオプション加入で可能 |
通話 | × |
防犯ブザー | × |
メール/SMS | △定型文のみ送信可能 |
防水 | 〇(IPX5) |
防塵/耐衝撃 | 〇(IPX5) / – |
バッテリーの持ち | 300mAh |
カメラ機能 | × |
沢山有りますが注目してほしいのが「通話機能が無い事」と「メールが定型文しか送れない事」の2点です。
キッズ携帯の必須機能は「保護者との連絡手段」と「居場所確認機能」だと思いますが、その片方の保護者との連絡手段が不十分なのは正直キッズ携帯としては微妙です。
ドコッチ01はドコモ発売から数年が経過していますが、もし今後ドコッチ02が発売した時には是非通話機能&メール機能を付けてほしいところですね。
また、防犯機能は保護者側で位置情報をGPS確認できる「イマドコサーチ」が利用できますが、防犯ブザー機能もないのでキッズ携帯としては「うーん」って感じです。
ドコッチ01以外の防犯向け端末の選択肢は?
ドコッチ01以外で子供向けの防犯端末はないのでしょうか。探してみました。
ドコッチの代わりにauの腕時計型キッズ携帯「マモリーノウォッチ」はどう?
ドコモだけでなくauも腕時計型キッズ携帯の「マモリーノウォッチ」を2017年に発売しています。auのマモリーノウォッチは、ドコッチ01に無い通話機能やメール機能も通常のキッズ携帯並みに使えるので、ドコッチ01の欠点をカバーできています。
しかしauのマモリーノウォッチは機能が優れている分端末代金が税込38,772円と非常に高額です。キッズ携帯で4万円近い費用は正直もったいないですし、子供向けのスマホが買えてしまいますね。
ドコッチの代わりに子供向けキッズスマホを購入するのもあり
個人的なイチオシが子供向けのキッズスマホというものを持たせてしまう事です。
最近では「格安スマホ・格安SIM」が話題になっていますが、『トーンモバイル』という子供向けのキッズスマホが登場しています。
防犯機能が搭載されているのでキッズ携帯の役割もできますし、月額1,100円で利用できるのでキッズ携帯並みに安いです。
「小学生にキッズスマホなんて早いのでは?」と思われるかもしれませんが、保護者側で使える機能を制限してしまえば問題ありません。
自分も息子に持たせていますが、小学生でスマホデビューが当たり前の時代なので、今後かかるスマホ代を考えると先に持たせて正解だったと思います。
小学生の子供の防犯対策にも今後のスマホデビューにも一石二鳥で使えるのでお勧めです。