小中学生がキッズ携帯からスマホデビューする際に、フィルタリングや機能制限ができる『キッズスマホ』を考える保護者の方も多いと思います。
自制心の低い子供ほどスマホ依存症になりやすい年齢なので、スマホを持たせるならしっかりと家族のルール決めと機能制限ができるスマホを持たせたいですよね。
今回はauの人気キッズスマホ『ミライエフォルテ』は小中学生向けの充分な機能を持っているのか、そして料金面を解説していきます。
小中学生の保護者向け情報
「全国子ども会連合会」推奨の子供向け格安スマホが保護者に人気沸騰中!
詳細はトーンモバイル公式で確認を↓
auの『ミライエフォルテ』は2020年現在3キャリア唯一のキッズスマホ!
auのミライエfは2021年時点で販売終了となっており、オンラインショップのラインナップからも消えていました。
キッズスマホの中でも最も知名度が高いのがauのキッズスマホ『ミライエ』シリーズでしょう。
特に2017年1月に発売された最新機種『miraie f(ミライエフォルテ)』(上画像)は、2020年現在では大手3キャリアで唯一のキッズスマホとなっています。
キャリア | キッズスマホの機種 | 受付状況/発売日 |
× (スマートフォンforジュニア2 SH-03F) | 生産&販売終了 2014年2月発売 |
|
〇 (ミライエフォルテ) | 現在受付中 2017年1月発売 |
|
× (キッズスマホは存在しない) | – |
ドコモとソフトバンクではキッズスマホは無し!
2017年時点ではキッズスマホと言えばドコモの「スマートフォンforジュニア2 SH-03F」かauの「ミライエフォルテ」かの2強でしたが、2020年時点でドコモはキッズスマホの生産&販売を終了しています。
また、ソフトバンクはキッズスマホに当たる子供向け機能制限スマホは発売しておらず、一般向けの初心者向けスマホの『シンプルスマホ』や『DIGNO』に安心フィルターを導入し販売しています。
なので2020年現在3キャリア内でキッズスマホを契約できるのは、auのミライエフォルテだけとなっています。
もう家でauへ申込できる時代ですよ♪
auのキッズスマホ『ミライエフォルテ』の子供向け制限機能は優秀
auのキッズスマホ”ミライエ”シリーズですが、現在は最新機種”ミライエフォルテ(メーカー”京セラ”)”のみがauで契約可能です。(旧モデルの”ミライエ”は現在受付終了しています)
ミライエフォルテの子供向けの制限機能&フィルタリングは以下です↓
フィルタリング機能 | 有害なWEBサイトを見るとき自動でブロック 危険なアプリの利用も自動ブロック |
フィルタリングレベル設定 | 初期設定時に学齢を選ぶだけで簡単に設定 |
アプリ使用制限 | アプリごとに使用の制限/許可を決める事ができる |
利用時間制限 | 端末の利用時間を設定できる (利用を制限する時間帯) (1日のトータル利用時間) (1日のトータル通話時間) |
カメラ機能付き防犯ブザー | 防犯ブザーを鳴らすと、位置情報+カメラで自動撮影した周辺写真もメールで保護者に送信 |
GPS居場所検索 あんしんナビ(有料) |
保護者のau携帯電話から、子どもの居場所を地図上で確認可能 |
ミライエフォルテは小中学生が使う前提なので、動画やゲーム・アプリなどのスマホ依存症のリスクのある行動のほとんどを機能で制限できるのでかなり優秀です。
またGPSでの居場所検索や、防犯ブザーなど防犯対策も搭載されているので小学校低学年のキッズ携帯に代わりとしても使えます。
ミライエフォルテのデザインは中学生でも充分使える!
予想以上に大事なのがキッズスマホのデザインでしょう。
前モデルの”ミライエ”は見た目が子供っぽく中学生で使うには厳しいという意見も多かったのですが、ミライエフォルテで「大人が持っても違和感のないデザイン」に一新され、デザイン面も中学生でも使っていけるキッズスマホ(ジュニアスマホ)になったと言えます。
またカラーバリエーションも「スカイブルー」「スノーラベンダー」「リーフグリーン」の3色から選べます。
auのミライエfの料金は小学生で月額4,400円&中学生以上は一般と同じで割高!
性能はキッズ携帯として充分なのですが注意してほしいのはミライエフォルテの料金面です。
結論から述べるとauのキッズスマホ『ミライエフォルテ』のスマホ料金は
- 小学生が利用する場合:月額4,413円(税込)
- 中学生以上が利用する場合:一般と同じ割高料金
と中学生以上だと一般と同じ料金が適用され割高になります。
小学生が使う場合と中学生以上が使う場合の料金内訳は以下です↓
小学生がauのキッズスマホ『ミライエフォルテ』を使う場合:月額4,413円
auのキッズスマホ『ミライエf』には専用の『ジュニアスマートフォンプラン』があり、月額料金は2年縛りで月額3,620円(税抜)で利用可能です。
ジュニアスマートフォンプラン (2年縛りの”誰でも割”適用時) |
3620円/月+消費税 |
通話料金 | 0円/月(0~21時かつauの家族間通話) 20円/30秒(上記以外の時間帯/相手との通話) |
ジュニアスマートフォンプラン用 データ定額(2GB) |
0円/月 |
LTE NET | 324円/月 |
ミライエフォルテ 本体価格 |
600円/月×36ヶ月 (税込21,600円) |
毎月割 (36回の端末割引) |
-420円/月×36ヶ月 |
合計月額料金 | 4,413円/月 |
ミライエフォルテの本体価格込みで月額4,413円で利用可能です。(以下はauの料金シミュレーションページでの実際の算出結果)
参考:ご利用料金シミュレーション miraie f | au
『注意点』月額4,413円で使えるのは小学生まで!
上記のように『ジュニアスマートフォンプラン』に加入する事で月2GBまでのデータ通信容量と0~21時までの家族間無料通話が利用可能ですが、プラン加入は小学生までしかできないという注意点があります。
確かにauのプラン公式ページにも以下のような記載がありました↓
対象機種・ご加入条件
ご利用者がプランご加入時点で小学生以下の方で、「miraie f」、「miraie」ご購入時のみご加入いただけます。
中学生以上がauのキッズスマホ『ミライエフォルテ』を使う場合は更に高額に
公式サイトに中学生以上でミライエフォルテを使う場合の料金について記載が無かったのでauへ問い合わせてみましたが、以下のように中学生以上が使う場合一般向けのスマホ代が適用されるとの事です。
ジュニアスマートフォンプランのプランは小学生以下のお子さまが対象となります。
中学生が使う場合には料金はどうなるのでしょうか?
普通のプランをご利用いただくこととなります。
という事で中学生以上がミライエフォルテを使う場合、一般料金になり以下の料金内訳になります↓
中学生がミライエフォルテを使う場合の料金をピタットプランで計算
auの一般向け定番プランである『ピタットプラン』はデータ通信量を使った分だけ料金が掛かる従量制プランです。スマホ使用頻度の高い中学生以上にピタットプランは相性が悪いですが、その場合のスマホ代の内訳は以下のようになります↓
ピタットプラン (従量制プラン) (シンプル時) |
0~1GB時 | 2,980円/月 |
1~2GB時 | 3,980円/月 | |
2~3GB時 | 4,980円/月 | |
3~5GB時 | 5,980円/月 | |
5~20GB時 | 6,980円/月 | |
ピタット学割 | 1年間-500円/月 | |
ビッグニュースキャンペーン | 1年間-1,000円/月 | |
通話料金 | 20円/30秒 | |
ミライエフォルテ 本体価格 |
600円/月×36ヶ月 (税込21,600円) |
|
毎月割 (36回の端末割引) |
-420円/月×36ヶ月 |
上記のようにミライエフォルテ自体の本体価格はほとんどなく、1年目は『ビッグニュースキャンペーン』に加えて『ピタット学割』で月額1,500円割引が可能です。
全てを踏まえての最終料金は以下の金額になります。(従量制プランなので毎月子供が使ったデータ通信量に応じて以下の料金が掛かります↓)
データ通信利用量 | 1年目 | 2年目以降 |
0~1GB使った月の料金 | 月額1,660円 | 月額3,160円 |
1~2GB使った月の料金 | 月額2,660円 | 月額4,160円 |
2~3GB使った月の料金 | 月額3,660円 | 月額5,160円 |
3~5GB使った月の料金 | 月額4,660円 | 月額6,160円 |
5~20GB使った月の料金 | 月額5,660円 | 月額7,160円 |
ピタット学割とビッグニュースキャンペーン適用する事で最初の1年間だけ合計1,500円割引になるものの、2年目以降はかなりの料金になっているのが分かります。
特にスマホ利用頻度の高い学生の場合、簡単に5GB以上は使い切ってしまうのでほとんどの場合ピタットプランの一番高い区分(5~20GBの料金)になってしまうでしょう。
よく使う子供に従量制のピタットプランは最悪の組合せですね…
中学生だとキッズスマホでも月額5,000円以上は覚悟しなければ。
第四勢力の子ども向け格安スマホが圧倒的!
auのキッズスマホ以外にも、子ども向けの格安スマホが登場していることをご存じない保護者もまだまだ多いです。
特にTSUTAYAのTONEモバイルはSIMは子供に特化した格安SIMとして一度は聞いたことがあるかもしれません↓
2019年にはミライエフォルテ以外には唯一のキッズスマホであり、格安スマホなので料金が大幅に安く(月額1,100円)、フィルタリングや機能制限もドコモのキッズスマホよりも優秀なので小中学生のスマホデビューとしての定番になりつつあります。
広告露出よりも口コミで広がっているので知名度は楽天モバイルなどと比べると低いですが、TONEモバイルは子ども向けの格安スマホに関しては絶対的トップです。
「TONEファミリー」という子ども向け豊富な機能を搭載しキャリアのジュニアスマホと同じ「全国子ども会連合会」に推薦されている唯一の格安スマホです。
機能面では
- 勝手にアプリを追加したり課金を防止
- 「1日何時間まで」とアプリ毎にも時間制限できる
- 学年が上がるにつれ制限を徐々に解除も自由なので
- GPS機能もあるので小学校低学年の防犯対策にも◎
- 画面が大きいので見やすく視力低下の心配も少ない
とキッズ携帯の防犯機能から大人のスマホまで使い分けられるので端末を買い替える必要がありません。以下の動画にあるようにフィルタリング機能などのあらゆる機能が搭載されています↓
料金面も格安スマホなので月額1,100円+端末代で使えます↓
子ども向け格安スマホ「TONEモバイル」の月額料金はどこまで安い?
【契約条件】:新規契約 / 端末代24回分割 / 2年契約
子供向け格安スマホ利用時の月額料金の内訳
- 基本プラン:月額1,000円(中速データ通信容量無制限)
- 端末料金:1,242円(格安スマホ「m17」端末代19,800円÷24ヵ月)
- 子ども向けフィルタリング&見守りオプション「TONEファミリー」:月額 0円
という事で子供向けの格安スマホの場合は端末込みで月額1,825円で使用可能です。
キャリア | 機種 | 月額料金 |
ドコモ | SH-03F(新規受付終了) | 4,940円 |
au | miraie f | 4,713円 |
SoftBank | シンプルスマホ3(一般スマホ) | 7,101円 |
TONE 子供格安スマホ |
TONE e20 | 1,850円 |
我が家では以前大手キャリアのキッズスマホを契約していましたが、TONEモバイルの存在を知りTONEに乗り換えました。
両方の使用経験がある上で判断すると、TONEは品質は大手キャリア以上、料金は半額以下になります。
このスマホは高校以降でも使いまわせるから家計がかなり助かってます。興味があれば以下のTONEモバイル公式サイトで詳細をご確認下さい↓
また、2020年のキッズスマホ2強『auのミライエフォルテ』と『TONEモバイル』を以下のページで比較しています。
以下のページでも子供向けスマホの選び方を紹介しているのでご参照下さいませ♪
参考:「[保護者必見]安さと安全性を両立! 子供向けキッズスマホ&ジュニアスマホ選び!」
[…] 引用元:中学生以上がauのキッズスマホ『ミライエフォルテ』を使う場合は更に高額に […]
[…] 引用元:中学生以上がauのキッズスマホ『ミライエフォルテ』を使う場合は更に高額に […]